松戸市にあるらーめん金竜。みそラーメンのスパイシーさがちょうどいい。

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松戸あたりで一番おいしいラーメンが八柱の途中にある、と連れがいうので、行ってみました。

  • アクセス(位置、ロケーション)
    車のアクセスがメインでしょうけど電車で行くのも悪くない

    ・マイカーの来客にやさしい駐車スペース
    お店は、千葉県道の57号ぞいにあります。
    東京都心や松戸駅方面から、取手とか土浦とか茨城方面へ北上するには水戸街道が便利です。その水戸街道から千葉県道51号へ、逸れて寄り道するようなカタチになります。もしくは県道281号で鎌ケ谷方面へ抜ける途中に立ち寄ることもできます。

    ・電車で行くなら
    新京成線の、五香(ごこう)駅から歩いて10分ちょっとの場所にあります。新京成線は習志野市の津田沼と常磐線の松戸駅とをむすぶ電車。各駅停車しかないので、どれに乗ってもいいですね。日中は10分おきにあります。
    電車をおりて東口(ロータリーがないほうです。)に出て線路ぞいの道を北の方角、松戸のほうへ歩くこと10分ちょっと。黒くて太い柱の、

    らーめん
    金竜

    と書かれた緑地(飲食店の看板で緑地って、あんまりないですよね。)の看板が、歩道の右側に見えてきます。ファミレスやコンビニのそれにも似たタイプの、かなり目立つ看板ですし、道なりですから、迷うことはないでしょう。

  • 設備

    トラックを停めるまでの面積こそさすがにありませんが、自家用車ならば8台も停められるスペースがあります。店内の客席数は約20席ですから、あきらかにオーバースペックです。来店客の全員がマイカーでアクセスすることを前提にしたとしても、多いです。個人のお店でこれだけの台数を停められる駐車場を完備しているのに、このお店をサービスが悪いとか接客態度が云々などと評価するひとは、よほど親切な御仁なのだと思います。

    ただ私が訪問したさいは、それでも満車でした。それだけ人気のお店なんだ、ということです。ここから700メートルほど南下した沿道のパチンコ店へも行きましたので、そのついでにラーメンもいただくことにしました。

  • 店内

    4名がけのテーブルが3卓に、カウンタ席が6名か7名ぶんほどですから、定員は20名弱です。

  • 料理

    味噌らーめん、880円をいただきます。

まずはスープをすすります。スーパーで小売りされている生タイプの味噌ラーメンよりも濃くはありません。スープが薄いというのではなく、比較的塩辛くない、という話です。
もうちょっと味噌のパンチがあってもいいような気もするのですが、それを補ってあまりあるのが、刻んだ三つ葉、一味、山椒、ゴマ、といった個性的なトッピングです。味噌ラーメンに一味がかっているのは、それほどめずらしくはありません。しかし麻婆豆腐でもないのに山椒、とはこれまた個性的です。この変わった感じがいいのだと思います。
それと、いわゆる”二郎系”のラーメンはありませんが、もやしも多いです。

具をある程度いただくと、つけ麺として出てきそうな、縮れたタイプの太い麺が出てきます。もっちりとした食感。こちらもボリュームがあって、なかなか食べごたえがあります。

具の量が多いので、チャーシューなどの肉は、一切ありません。しかしながら物足りなさを感じないのが不思議です。なにせ、食べおわってから連れに指摘されるまで気づかなかったくらいですから。脂っこくもありませんから、量は多いながらもヘルシーだと思います。
なにかひとつ付け加えることができるならば肉ではなくむしろ、生卵がいいかな、という感じがします。

  • 店員

    店舗は個人宅と一体化しています。お宅のご主人とその奥さんなのかどうかはわかりませんが、おそらくそのおふたりがお店のマスターと女将さんなんだと思います。

    店員さんはそのおふたりでまわっています。少数精鋭制ですね。様子を見ていると、一度に5杯か6杯ができ上がり、お客さんに淡々とラーメンを給仕する、といったスタイルです。
    私の場合、カウンターに着席してからラーメンができ上がるまで、26分間でした。お冷がセルフサービスなのもわかります。おひとりさまならばなにか、読むものを持って行くといいでしょう。本や電子書籍とか。スマホでまとめて返信するのにもちょうどいい時間です。もしくは、デートで利用するには会話が十分楽しめる時間です。

  • 営業時間

    基本的に、かぎられた時間帯しか営業していないと思ってください。
    定休日は週のなかばの、水と木。週休二日制です。
    営業時間にも留意が必要です。昼と夜、11時半~3時と、6時~9時。ラストオーダが15分前です。

    コアなファンに支えられたラーメン、といえます。なにせ食べログのレビューが46件、写真も192枚、と豊富です。個人で経営のお店ですよ?
    お笑いタレントでグルメの分野にも精通した、寺門ジモンさんも紹介した取材拒否のお店らしいのですが、納得です。取材を受けていま以上にお客さんが増えても、あまり意味がないからです。それだけ、既存のお客さんを大切にしている、ということでしょう。並んでまで食べたいという熱烈なファンに支えられた個性的なラーメン店です。

    無理しない範囲のなかで、繁盛するときにあわせて開店している、という感じがします。店が続くにはこれが無理しない範囲なのでしょう。ここでしか食べることのできない、どうしても食べたいならば、お店の規模が拡大することを希望しないで、この形態のままであることを、ある程度は許容しなければならないのかもしれません。

  • このお店が唯一無二であるところ

    スパイスが非常に癖になるのは某フライドチキンと同様なのでしょうか。
    ただ、辛い(からい)のが苦手なひとは食べるのをやめといたほうがいいかというと、そこまででもないのです。そのちょうどよさがいいんだと思います。
    好きか嫌いかというレベルの評価はあっていいと思いますが、外国人じゃあるまいし、日本で育っていながら山椒がダメって、どうなんでしょうね、と個人的には思いますが、いかがでしょう。

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