A’REX仁川空港1タミ駅の階段に近い一般列車の扉位置は?

ソウル市街や金浦空港等からA’REX空港鉄道の一般列車に乗り、仁川国際空港1ターミナル駅(인천공항1터미널역)で降りるときの、エスカレータや階段が近いドアは――

←仁川空港 ■□□□-□□□□-□□□□-□□□■-□□□■-□□□■ ソウル駅→

一番前の扉、4、5、6両めの一番後ろの扉です。
――と記しましたが、これは簡潔さを優先させた表現なので不充分なポイントを補足します。

まずは、一番前のドア。↓

前方の3両(1両め、2両め、3両め)から降車すると改札階へ向かうには、1基のエレベータのほかは、エスカレータは唯一これだけです。(理由は後述します。)
一番前のドアを使わずに2枚め以降のドアから降りると設計上、人の流れの滞留する位置になります。

つづいては、4両めです。↓

4両めでベストなのは、前から3枚めのドア(4-3)です。
(冒頭の簡潔な表現では、4両めの一番後ろのドア(4-4)を推挙していますが。)
X-X(数字-数字)という表記は、プラットホームの床に埋められたプレートで確認できます。

5両めは、一番後ろのドア(5-4)。↓

そして、おすすめはあまりしませんが、最後尾の6両めも一番後ろのドア(6-4)です。↓

ホームをソウル駅の方向へちょっと歩けばエレベータがあるのですが、穴場的な位置ながら箱がそこそこ埋まるほどに利用者はいます。
(これが数名しか乗らない程度の閑散さなら積極的に推薦しますが。)

私がおすすめしないのは、エスカレータ(写真右手前)までが一番後ろのドア(ホーム上に植わるミラーポールのやや奥)からでも遠いためです。
(約2両半ぶん、50メートルほど後方へ歩きます。ゆえに4両めや5両めの最寄りのエスカレータのほうが、混みますが距離は近いです。)

さて、前方の3両から降りた場合のエスカレータが唯一である旨、上で記した理由ですが。

プラットホーム上に柵が3両めと4両めの連結位置に、写真のように設けられているために第2ターミナルへ行く電車が停まっているときにその車内を通りぬける以外に往来の方法がないからです。

仁川国際空港1ターミナル駅で電車を降りるときの利便性のことだけを考えそれ以外を無視するならば、前方の3両より後方の3両のほうがベターということになるわけですが、そこはあまり気にせずむしろ空席や立客の密集度を優先させればいいと思います。
(仁川空港方面の一般列車は、編成の中間よりも端の、1両めや6両めのほうが混んでいない印象です。)

なお、目視で数えなくとも前から何両めかがわかる方法があります。

↑4桁の車番(車両番号)が写真のように、連結面(妻面)の妻入口や側面の出入口(ドア)の上に示されているので、その百の位で判断できるのです。
(ほかの位は無視してください。ちなみに、千の位はどの車両も2です。)

28XX⇒1両め(先頭、仁川空港寄り)、
27XX⇒2両め、
24XX⇒3両め、
23XX⇒4両め、
22XX⇒5両め、
21XX⇒6両め(最後尾、ソウル駅寄り)、
になります。
(26XXと25XXが欠番になっているのは、計画上は(欠番の2両を増備することで)8連での運行も可能なように設計されているためです。)

↑この写真を例にとれば、(一の位は隠れて見えませんが)車番は2211で、よって5両めという次第です。

最後に余談ですが、何号車という一般的によく使われる表現をこのエントリでは避けています。
全車指定席の直通列車には各車両にちゃんと号車表示があり、仁川空港寄りが6号車、ソウル駅寄りが1号車になるのですが、ロングシートの一般列車の車両(空港鉄道2000系。なお、直通列車のものは同1000系。)には記されていませんし、プラットホームのドアの位置の案内(1-1、1-2、1-3、1-4、2-1、……、6-4)と逆順につきややこしくなるからです。



101Xか102Xの路線バスで港珠澳大橋のマカオのイミグレへ

港珠澳大橋のマカオ側の入管(港珠澳大橋邊檢大樓)へのアクセスは、101Xと102Xの2系統の路線バスが標準的です。
(的士(タクシー)や、カジノ事業者が共同で用意する無料の連絡バス、等もありますが。)

101X路線のルートはマカオ半島内で完結する一方、102X路線は氹仔島(タイパ島)まで乗入れます。

目的地查詢
https://www.dsat.gov.mo/bres/EBIP_REVAMP/busStopSearch.html?STOP_GROUP_ID=526&lang=c

マカオ半島を時計の文字盤でたとえるとイミグレーションは3の位置にあります。

101X路線は3の位置から反時計回りに、12(最も北)の位置にある關閘のすぐ南、9の位置の十六浦(Ponte 16)、8の位置の新馬路を経て、亞馬喇前地(リスボア前のロータリー)でUターンする系統です。
(後述しますが、亞馬喇前地から素直にこの系統に乗ると、遠回りになるので時間がかかります。)

102X路線はその逆で、時計回りに4の位置の外港碼頭を経由し、亞馬喇前地の近辺を通って氹仔(タイパ)島へ抜ける往復系統です。

102X路線は0時から朝の6時までは走りませんので、深夜に利用できるのは24時間運行の101X路線のみです。
未明の時間帯は101X路線でイミグレが建つ人工島を抜け、適当な停留所で別系統に乗換えないと路線バスだけでは離島のほう(氹仔、路環、その中間の路氹)へは行けません。

両方とも系統番号の末尾にXがついた快線(快速巴士路線)なので、ICカードの澳門通(マカオパス)で乗車するときの運賃は3パタカ(約40円)ではなく、4パタカです。

香港のICカード・八達通(オクトパス)は、マカオの路線バスでは使えません。
現金で支払うときは、全系統で一律の6パタカ(約80円)になります。
釣り銭は出ません。”不設找贖”(Exact Fare)と記されていますが、超えて出すぶんには問題はありません。
香港ドルや人民元でも決済はできるものの、6香港ドルや6元のほうが6パタカよりも貨幣価値は高いはずです。ただ、香港ドル(HKD)対マカオパタカ(MOP)のレートは1を数パーセント超える程度でしかありません。香港から来て港幣のコインしか手持ちがないときは、躊躇することなく6香港ドルを運賃箱に投入すればいいと思います。

HKD/MOP – Google 検索
https://www.google.com/search?q=HKD%2FMOP

RMB/MOP – Google 検索
https://www.google.com/search?q=RMB%2FMOP

マカオの地理に疎いと、テキスト(文字情報)の説明だけではイメージも理解もしづらいでしょうから、外部サイトに地図上でルートを描いてもらいましょう。

まずは、百度(バイドゥ)が提供するマップが図示するものです。Google先生の窓に問いかけても、残念ながら教えてくれませんので。

101x路 – 百度地图
https://map.baidu.com/search/101x%E8%B7%AF/@12640751,2519864.5,15z?querytype=s&wd=101x%E8%B7%AF


https://map.baidu.com/search/101x%E8%B7%AF/@12640751,2519864.5,15z?querytype=s&wd=101x%E8%B7%AF

102x路 – 百度地图
https://map.baidu.com/search/102x%E8%B7%AF/@12639550,2517630,14z?querytype=s&wd=102x%E8%B7%AF


https://map.baidu.com/search/102x%E8%B7%AF/@12639550,2517630,14z?querytype=s&wd=102x%E8%B7%AF

102x路(102x路線)のほうは、(理由はわかりませんが)港珠澳大橋のほうへ向かう復路の停留所の表示はなく、描かれているのは往路のバス停のみである点に留意してください。

ルートを地図上に描画する機能は、マカオ政府の交通事務局のサイトにもあります。
ただし、102x路線の停留所の情報が片道のみで不完全な事情は、百度と同様です。

公共巴士資訊站
http://www.dsat.gov.mo/bres/EBIP_REVAMP/index.html?lang=c&type=d&dest=1&routeno=101X


http://www.dsat.gov.mo/bres/EBIP_REVAMP/index.html?lang=c&type=d&dest=1&routeno=101X

公共巴士資訊站
http://www.dsat.gov.mo/bres/EBIP_REVAMP/index.html?lang=c&type=d&dest=1&routeno=102X


http://www.dsat.gov.mo/bres/EBIP_REVAMP/index.html?lang=c&type=d&dest=1&routeno=102X

以前のエントリ(→参照)で引用した、同局がバス停に掲げている両路線の案内も再録します。
まずは101X路線です。

公共巴士資訊站
https://www.dsat.gov.mo/bus/site/bus_service.aspx


https://www.dsat.gov.mo/bus/images/busroute/busroute_101X.jpg

101X路線のバスが停まるすべての乗り場を、停車順に列挙します。
(停留所名の前の附番は各バス停に割りふられているID、後ろの丸括弧で囲った内側の記述は私の註釈。以下、同様です。)

M800    港珠澳大橋邊檢大樓
M247    海上居
M225    看台街/騎士馬路(關閘への最寄り)
M12    北區警司處
M21    青洲/嘉應花園
M102    船澳街
M126    林茂/信譽灣畔
M127    海邊新街
M125    栢港停車場(Ponte 16への最寄り)
M135    新馬路/大豐(セナド広場へ約200メートル)
M170    殷皇子馬路
M172    亞馬喇前地(ホテル リスボアの前)
M171    中區/殷皇子馬路
M134    新馬路/永亨(セナド広場から100メートル弱)
M132    十六浦(Ponte 16の前)
M129    沙梨頭街市
M128    林茂/澳門遊艇會
M108    筷子基社屋
M22    青洲/聖德蘭學校
M10    台山街市
M8    巴波沙大馬路(關閘からの最寄り)
M800    港珠澳大橋邊檢大樓

亞馬喇前地を境にほぼ同一の道を往って返るルートをとりますが往復系統ではありませんので、港珠澳大橋邊檢大樓から最も遠い亞馬喇前地は終点ではなく、途中のバスストップのひとつに過ぎません。よってどの停留所から乗っても港珠澳大橋の前まで(時間はかかりますが)行くことができます。

公共巴士資訊站
https://www.dsat.gov.mo/bres/EBIP_REVAMP/index.html?lang=c&dest=4


https://www.dsat.gov.mo/bres/EBIP_REVAMP/index.html?lang=c&dest=4

關閘の最寄りのバス停2か所(看台街/騎士馬路、および巴波沙大馬路)の位置も、ピンポイントで図示しておきます。外部リンク先のURLをクリックして参照するときは、適宜スケールを縮小させてください。

つづいて、102X路線です。

公共巴士資訊站
https://www.dsat.gov.mo/bus/site/bus_service.aspx


https://www.dsat.gov.mo/bus/images/busroute/busroute_102X.jpg

往路(港珠澳大橋邊檢大樓から氹仔(タイパ)島へ)の全乗り場を、停まる順番に挙げます。↓

M800    港珠澳大橋邊檢大樓
M51    東北大馬路/廣華
M233    東北大馬路/東華
M48    慕拉士/飛通大廈
M239    外港碼頭(香港や深圳方面とのフェリーターミナル)
M254    友誼馬路/行車天橋(金龍酒店の最寄り)
M263    仙德麗街(亞馬喇前地へ約500メートル。Wynn Macauの前。)
T402    泉澧花園
T310    泉裕豪庭
T368    奧林匹克大馬路
T324    澳門運動場
T327    賽馬會
T326    柯維納馬路

フェリーターミナルの外港碼頭には、(港珠澳大橋へ向かうバスは停まらず)マカオの市街地へ向かう方面のみ停車します。
多数の系統が停まる外港碼頭でとりあえず降り、そこからほかの系統に乗りかえるという手段は現実的な利用方法のひとつです。
(ただしこれは、カジノが用意する無料のバスを外港碼頭で乗継ぐのと、手法としては一緒です。)

“友誼馬路/行車天橋”は、金龍酒店の最寄りと記しましたが、澳門金沙(Sands Macao)からも徒歩でアクセスするのに実用的な停留所です。

つぎに、復路(氹仔(タイパ)島から港珠澳大橋邊檢大樓へ)の全乗り場を、停まる順番に挙げます。↓

T326    柯維納馬路
T332    南新花園
T325    華寶花園
T339    花城公園
T311    百利寶花園
T308    氹仔電訊
M69    葡京酒店(ホテル リスボア。亞馬喇前地から約100メートル。)
M159    總統酒店
M242    友誼馬路/海港街(外港碼頭から約700メートル)
M55    東北大馬路/南澳
M235    東北大馬路/保利達
M800    港珠澳大橋邊檢大樓

港珠澳大橋邊檢大樓へ向かうバスは外港碼頭には停車しません。一番近いのは約700メートルほど南西にある、”友誼馬路/海港街”です。カジノの海立方(Oceanus)の建物のやや南に立つ停留所です。
外港碼頭が遠いとなればほかの路線バスとの転乗でより現実的な代替となるのは、亞馬喇前地から100メートル程度しか離れていない、”葡京酒店”へ歩いて移動してそこから102X路線のバスに乗るという手法です。

公共巴士資訊站
https://www.dsat.gov.mo/bres/EBIP_REVAMP/index.html?lang=c&dest=45


https://www.dsat.gov.mo/bres/EBIP_REVAMP/index.html?lang=c&dest=45

亞馬喇前地の周辺の数か所のバス停(葡京酒店、仙德麗街、など)の位置も、ピックアップして示しました。外部リンク先の地図を参照するときは、縮尺を適当に小さくしてください。
“葡京酒店”から反時計回りの102X路線を利用すると、15分ちょっとで港珠澳大橋邊檢大樓に着きます。
深く考えずに亞馬喇前地から時計回りの101X路線で向かうと、遠回りゆえ所要時間は30分ほどかかります。慢性的に混んでいる新馬路(サンマーロー)を通りますから、渋滞でさらに時間を要す心配も内包しながらの乗車になります。

ところで、新型コロナウイルス感染症の件で、数日前の3月18日よりすべての非マカオ居民の入境が禁じられています。

外務省 海外安全ホームページ|現地大使館・総領事館からの安全情報 詳細
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=81985

外国人が渡航ができなくなったばかりの時分にこのようなエントリを提供したところで、冷めるまで役に立たないわけですが、肺炎のまずは収束(理想は終息)を願うほかはありません。



深圳宝安国際空港から国内線で出発(検査の後の巻)

深圳空港の手荷物検査をクリアしたらエスカレータ等で1フロア降り国内線の搭乗口へ向かいます。この空港の館内の写真としてよくピックアップされるのはまさに、制限エリア内で最初のエスカレータに乗る直前の踊り場のポイントです。

7、800メートルほど先にある北の端まで視界が拡がる、ターミナル内で最も見栄えがする地点だと思います。

日本へも東京(成田)、大阪(関西)、名古屋(中部)に数社の便がこの地から飛んでいますが、残念ながら国際線の利用時はこの場所とは無縁です。

建物は上から見ると漢字の”土”の字のような形をしていますがこの字を借りると、国際線用に配分されているのはちょうど土台の右下の部分だけだからです。
よろしければ、前回のエントリ(→参照)で引用した、空港の公式サイトのフロアマップも参考にしてください。
(薄い青色で塗られた国内線のエリアに対し、薄緑色の国際線のエリアはわずかです。)

Priority Pass(プライオリティ・パス)のホルダーが入店できるラウンジは、このエスカレータで降りずに左の脇へ進むと、その先にあります。
朝間、昼間、夕刻、と時間帯を区切ってミール類の提供がありますが、卫生间(化粧室)は店内にないのが不便です。
(もっとも、新型肺炎の流行中の現在は営業内容が変わっているかもしれません。)

SZX6-Domestic-Guest-Lounge
https://www.prioritypass.com/ja/lounges/china/shenzhen-baoan-international/szx6-domestic-guest-lounge

“土”の字の、土台の左半分のエリア。エスカレータを降りて、左へUターンします。
国際線の出国後の区域は、これを左右反転させた構造になっているはずです。

土台の南に建っている、深圳机场凯悦酒店(Hyatt Regency Shenzhen Airport)がガラスの向こうに見えます。

エスカレータ(写真の奥)を降りてすぐの、根元に近い区画には欧米のブランドショップが集合。EMPORIO ARMANI(エンポリオ アルマーニ)の左は21号登机口(21番搭乗口)になります。
雰囲気はまるで出国後の国際空港の免税店のようですが、ここは国内線の制限エリアです。



麦当劳(McDonald’s)、星巴克(Starbucks)、香港のファストフード店・大家楽(Café de Coral)。
マクドナルドとスターバックスは根元に近い位置にあります(し、制限区域に入る手前の5階にある、飲食店フロアにも出店しています)。



7-ELEVEN、全家(FamilyMart)といった便利商店(コンビニエンスストア)。
先に見える43号登机口(43番搭乗口)には、武汉(武漢)への中国南方航空・CZ6637便の乗客の列が確認できます。このときはまだ、原因不明の肺炎の存在(を記した内部の緊急通知)がウェブ上で公になったばかりの時分でした。

東、北、西、そして1階への分岐点になる四叉路(四差路)にて。

インフォメーションカウンタは、キャリア(航空会社)別のようです。これは四叉路附近にあるものです。


四叉路は吹抜けの設計になっており、到着客のフロア(2階)も垣間見ることができます。

1楼(1階)にある、木枠の待合いスペース。无印良品(無印良品)の店舗がこの木枠のなかにあります。

72号登机口(72番搭乗口)。1階にも、3階を補完するように搭乗口が用意されています。

2楼(2階)にも休息区(待合いスペース)がありますが3階から直接は行けず、手前に見えるエスカレータでいったん1階へ降りてから奥にあるエスカレータを利用する二度手間を経ないとアクセスできない設計です。

2階は到着客がメインで利用するフロアですが、到着客のエリアはガラスの壁で仕切られた向こう側です。到着客と出発客とが混ざらない構造になっています。
充电吧と青く記された充電ができる装置は、制限区域内でそう多くありませんが、2階にもセッティングされています。

ふたたび3階です。3階の長椅子は、先客でだいたい埋まっています。

電源の周囲にもだいたい先客がいるものの、写真のように人気のない電源も探せばなくはありません。23号登机口(23番搭乗口)附近です。

搭乗開始を待つ乗客の列。ここに限定した話ではなくどこの空港でも見られる光景ですが、混雑した列車のように座れないということは絶対にないばかりか、座席は指定されているのにどうして座って待とうとしないのか、不思議で仕方がありません。
(厳密にはオーバーブッキングが発生する可能性も、なくはないですが。)

“土”の字の頭にあたる、北端。左には自撮り中の女性が。

四叉路のほうをふり返って。天井の幾何学模様が印象的です。

洗手间(トイレ)の蛇口は自動水栓です。

母嬰室(ベビールーム)。その右に見えるのは、本空港内に複数ある中国南方航空のラウンジのひとつです。

給湯器。

“未分配登机口旅客休息区”なるスペースを設ける発想は、いかにもこの国らしいな、と思います。搭乗客は基本的に乗るフライトの搭乗口の前で待機しているべき、って考えが根底にある、ということですよね。長距離列車、高速列車に乗るときも列車別改札で、車両のドアを開けるまで列車ごとに配分された候车室(待合室)で待たせるという、オペレーション側のタイミングに利用者を従わせる手法で乗客をコントロールしていますから。
搭乗口がまだ確定していない客はここで待て、というわけですが、あまり人影は見られませんでした。

国際線の出国エリアから出発することがあればエントリをあらためてリリースするかもしれませんが、香港へちょっと南下して赤鱲角空港を利用できないか可能なかぎり努力(してこの空港からの出国はできるだけ回避)すると思いますので、あまり期待しないでください。
(この国から出国するときの空港の手荷物検査は無駄に厳しく、不愉快だからです。)



深圳宝安国際空港から国内線で出発(検査の前と検査の巻)

広東省の深圳市のほぼ西端にある深圳宝安国際空港から国内線のフライトに搭乗しましたので、その流れについて簡単に紹介します。

建物は上空から見ると漢字の”土”のような形状です。
地図サイトで確認する場合、ターミナルビルの全貌は地図のモードだと(まるで更地かのように)表示されないので、卫星(衛星)や航空写真のモードにして見てください。

百度地图
https://map.baidu.com/@12670100,2571300,16z/maptype%3DB_SATELLITE_MAP


https://map.baidu.com/@12670100,2571300,16z/maptype%3DB_SATELLITE_MAP

’16年に開通した、地下鉄の11号線が直下を走っています。机场站(机場駅)が唯一の最寄りです。福田站(福田駅)から/へ30km(キロメートル)強、乗車時間は30分強です。

Googleでも確認はできますが中国大陸では、航空写真の座標軸とGoogle マップの地図データの座標軸とに数百メートルのずれがあります。

深圳宝安国际机场 – Google マップ
https://www.google.com/maps/place/%E6%B7%B1%E5%9C%B3%E5%AE%9D%E5%AE%89%E5%9B%BD%E9%99%85%E6%9C%BA%E5%9C%BA/@22.63,113.81,2819m/data=!3m2!1e3!4b1


https://www.google.com/maps/place/%E6%B7%B1%E5%9C%B3%E5%AE%9D%E5%AE%89%E5%9B%BD%E9%99%85%E6%9C%BA%E5%9C%BA/@22.63,113.81,2819m/data=!3m2!1e3!4b1

――たとえば、左下(南西)を走る广深沿江高速がぴったり重なっていません。

搭乗手続きにあたり、航空会社に関係なく使えそうなセルフチェックインの機械が用意されています。春秋航空(9C/CQH)以外の、国内の航空券の情報を集約するネットワークにつながっているキャリアなら全社で利用できるのでしょうか?

この空港をハブにしている、深圳航空(ZH/CSZ)の専用で使える機械もあります。搭乗客に向けられた防犯カメラも無数に見えます。

国際線は4階からエスカレータで1フロアぶん降りた下層階に出国審査や手荷物検査がありますが、国内線は審査(後述します。)や検査後にエスカレータ等(上の写真の案内板には描かれていません。)で3階に降りることになります。

便利な中央寄りに位置するDの島とEの島は国際線用、その左右のAとBとC、FとGとH、の各島が国内線のチェックイン用のカウンタです。

しかし国際線のフライトの比率は小さく、ディスプレイ3枚で3時間後までの国内線の便を列挙しているところを、1枚だけで7時間後までのフライトを列記できてしまう程度です。

国際線の乗客と国内線の客との分岐。後者は直進します。
上の写真では白い文字がつぶれてしまっていて読みにくいですが、国内安全检查(国内安全検査)と上から掲げられた位置に、閘機(検札の機械)が存在します。
(手前のインフォメーションカウンタには、ソフトバンクのPepper(ペッパー)のようなロボットが。前者はこの向こう側のエスカレータで階下へ降りることになります。)

検札とは具体的に、搭乗券と身分証を機械に読取らせる工程、顔を機械に撮らせ身分証の写真と同一人物かどうか判定させる工程、このふたつです。
髪型がパスポートの写真から様変わりしている私の場合は機械が同一人物と判断しなかったのですが、そばにいるアシスタントが――髪をかき上げて写真と似せ(る努力をし)てみろ、といった指示もなく――通してくれました。

その後、”安检”(安検)という腕章をつけた職員による国際線のフライトで出国するときのカウンタと類似の見分、別部署のスタッフの手荷物検査、というふたつの関門を経ます。

前者は、国際線を利用するときと同様の手続きを経ているように外形上は見えますが、移動(搭乗)の可否の審査はしていないはずです。

後者も、手荷物検査のレベルは国際線の(中国大陸政府の管轄外へ出るときの)それのほうがあきらかに厳しいです。
もっともX線のスキャンにあたっては、私が自発的にバッグから取出したノートPCのほか、充電池もバッグから出せと要求されました。

これらのバリアの通過は、飛行機に乗るまでのプロセスのなかで重要なもののはずですが、空港の公式サイトが提供するフロアマップでは曖昧にされているというか、ほぼ記載がありません。

Passenger Service – Shenzhen International Airport
http://eng.szairport.com/szairportyw/lkfw/lkfw.shtml


http://eng.szairport.com/szairportyw/xhtml/images/fwss4f.jpg

国際線のフライトで出発するときは出国審査こそ最重要な関門のはずですが、文字情報はおろかそれらしき図形や線分の記載も一切ありません。
隠したいのでしょうか? 事実の不告知はなんとも不気味です。


http://eng.szairport.com/szairportyw/xhtml/images/fwss3f.jpg

各種チェックをパスして以降のエリアについては、分割して次回の報告とします。