101Xか102Xの路線バスで港珠澳大橋のマカオのイミグレへ

港珠澳大橋のマカオ側の入管(港珠澳大橋邊檢大樓)へのアクセスは、101Xと102Xの2系統の路線バスが標準的です。
(的士(タクシー)や、カジノ事業者が共同で用意する無料の連絡バス、等もありますが。)

101X路線のルートはマカオ半島内で完結する一方、102X路線は氹仔島(タイパ島)まで乗入れます。

目的地查詢
https://www.dsat.gov.mo/bres/EBIP_REVAMP/busStopSearch.html?STOP_GROUP_ID=526&lang=c

マカオ半島を時計の文字盤でたとえるとイミグレーションは3の位置にあります。

101X路線は3の位置から反時計回りに、12(最も北)の位置にある關閘のすぐ南、9の位置の十六浦(Ponte 16)、8の位置の新馬路を経て、亞馬喇前地(リスボア前のロータリー)でUターンする系統です。
(後述しますが、亞馬喇前地から素直にこの系統に乗ると、遠回りになるので時間がかかります。)

102X路線はその逆で、時計回りに4の位置の外港碼頭を経由し、亞馬喇前地の近辺を通って氹仔(タイパ)島へ抜ける往復系統です。

102X路線は0時から朝の6時までは走りませんので、深夜に利用できるのは24時間運行の101X路線のみです。
未明の時間帯は101X路線でイミグレが建つ人工島を抜け、適当な停留所で別系統に乗換えないと路線バスだけでは離島のほう(氹仔、路環、その中間の路氹)へは行けません。

両方とも系統番号の末尾にXがついた快線(快速巴士路線)なので、ICカードの澳門通(マカオパス)で乗車するときの運賃は3パタカ(約40円)ではなく、4パタカです。

香港のICカード・八達通(オクトパス)は、マカオの路線バスでは使えません。
現金で支払うときは、全系統で一律の6パタカ(約80円)になります。
釣り銭は出ません。”不設找贖”(Exact Fare)と記されていますが、超えて出すぶんには問題はありません。
香港ドルや人民元でも決済はできるものの、6香港ドルや6元のほうが6パタカよりも貨幣価値は高いはずです。ただ、香港ドル(HKD)対マカオパタカ(MOP)のレートは1を数パーセント超える程度でしかありません。香港から来て港幣のコインしか手持ちがないときは、躊躇することなく6香港ドルを運賃箱に投入すればいいと思います。

HKD/MOP – Google 検索
https://www.google.com/search?q=HKD%2FMOP

RMB/MOP – Google 検索
https://www.google.com/search?q=RMB%2FMOP

マカオの地理に疎いと、テキスト(文字情報)の説明だけではイメージも理解もしづらいでしょうから、外部サイトに地図上でルートを描いてもらいましょう。

まずは、百度(バイドゥ)が提供するマップが図示するものです。Google先生の窓に問いかけても、残念ながら教えてくれませんので。

101x路 – 百度地图
https://map.baidu.com/search/101x%E8%B7%AF/@12640751,2519864.5,15z?querytype=s&wd=101x%E8%B7%AF


https://map.baidu.com/search/101x%E8%B7%AF/@12640751,2519864.5,15z?querytype=s&wd=101x%E8%B7%AF

102x路 – 百度地图
https://map.baidu.com/search/102x%E8%B7%AF/@12639550,2517630,14z?querytype=s&wd=102x%E8%B7%AF


https://map.baidu.com/search/102x%E8%B7%AF/@12639550,2517630,14z?querytype=s&wd=102x%E8%B7%AF

102x路(102x路線)のほうは、(理由はわかりませんが)港珠澳大橋のほうへ向かう復路の停留所の表示はなく、描かれているのは往路のバス停のみである点に留意してください。

ルートを地図上に描画する機能は、マカオ政府の交通事務局のサイトにもあります。
ただし、102x路線の停留所の情報が片道のみで不完全な事情は、百度と同様です。

公共巴士資訊站
http://www.dsat.gov.mo/bres/EBIP_REVAMP/index.html?lang=c&type=d&dest=1&routeno=101X


http://www.dsat.gov.mo/bres/EBIP_REVAMP/index.html?lang=c&type=d&dest=1&routeno=101X

公共巴士資訊站
http://www.dsat.gov.mo/bres/EBIP_REVAMP/index.html?lang=c&type=d&dest=1&routeno=102X


http://www.dsat.gov.mo/bres/EBIP_REVAMP/index.html?lang=c&type=d&dest=1&routeno=102X

以前のエントリ(→参照)で引用した、同局がバス停に掲げている両路線の案内も再録します。
まずは101X路線です。

公共巴士資訊站
https://www.dsat.gov.mo/bus/site/bus_service.aspx


https://www.dsat.gov.mo/bus/images/busroute/busroute_101X.jpg

101X路線のバスが停まるすべての乗り場を、停車順に列挙します。
(停留所名の前の附番は各バス停に割りふられているID、後ろの丸括弧で囲った内側の記述は私の註釈。以下、同様です。)

M800    港珠澳大橋邊檢大樓
M247    海上居
M225    看台街/騎士馬路(關閘への最寄り)
M12    北區警司處
M21    青洲/嘉應花園
M102    船澳街
M126    林茂/信譽灣畔
M127    海邊新街
M125    栢港停車場(Ponte 16への最寄り)
M135    新馬路/大豐(セナド広場へ約200メートル)
M170    殷皇子馬路
M172    亞馬喇前地(ホテル リスボアの前)
M171    中區/殷皇子馬路
M134    新馬路/永亨(セナド広場から100メートル弱)
M132    十六浦(Ponte 16の前)
M129    沙梨頭街市
M128    林茂/澳門遊艇會
M108    筷子基社屋
M22    青洲/聖德蘭學校
M10    台山街市
M8    巴波沙大馬路(關閘からの最寄り)
M800    港珠澳大橋邊檢大樓

亞馬喇前地を境にほぼ同一の道を往って返るルートをとりますが往復系統ではありませんので、港珠澳大橋邊檢大樓から最も遠い亞馬喇前地は終点ではなく、途中のバスストップのひとつに過ぎません。よってどの停留所から乗っても港珠澳大橋の前まで(時間はかかりますが)行くことができます。

公共巴士資訊站
https://www.dsat.gov.mo/bres/EBIP_REVAMP/index.html?lang=c&dest=4


https://www.dsat.gov.mo/bres/EBIP_REVAMP/index.html?lang=c&dest=4

關閘の最寄りのバス停2か所(看台街/騎士馬路、および巴波沙大馬路)の位置も、ピンポイントで図示しておきます。外部リンク先のURLをクリックして参照するときは、適宜スケールを縮小させてください。

つづいて、102X路線です。

公共巴士資訊站
https://www.dsat.gov.mo/bus/site/bus_service.aspx


https://www.dsat.gov.mo/bus/images/busroute/busroute_102X.jpg

往路(港珠澳大橋邊檢大樓から氹仔(タイパ)島へ)の全乗り場を、停まる順番に挙げます。↓

M800    港珠澳大橋邊檢大樓
M51    東北大馬路/廣華
M233    東北大馬路/東華
M48    慕拉士/飛通大廈
M239    外港碼頭(香港や深圳方面とのフェリーターミナル)
M254    友誼馬路/行車天橋(金龍酒店の最寄り)
M263    仙德麗街(亞馬喇前地へ約500メートル。Wynn Macauの前。)
T402    泉澧花園
T310    泉裕豪庭
T368    奧林匹克大馬路
T324    澳門運動場
T327    賽馬會
T326    柯維納馬路

フェリーターミナルの外港碼頭には、(港珠澳大橋へ向かうバスは停まらず)マカオの市街地へ向かう方面のみ停車します。
多数の系統が停まる外港碼頭でとりあえず降り、そこからほかの系統に乗りかえるという手段は現実的な利用方法のひとつです。
(ただしこれは、カジノが用意する無料のバスを外港碼頭で乗継ぐのと、手法としては一緒です。)

“友誼馬路/行車天橋”は、金龍酒店の最寄りと記しましたが、澳門金沙(Sands Macao)からも徒歩でアクセスするのに実用的な停留所です。

つぎに、復路(氹仔(タイパ)島から港珠澳大橋邊檢大樓へ)の全乗り場を、停まる順番に挙げます。↓

T326    柯維納馬路
T332    南新花園
T325    華寶花園
T339    花城公園
T311    百利寶花園
T308    氹仔電訊
M69    葡京酒店(ホテル リスボア。亞馬喇前地から約100メートル。)
M159    總統酒店
M242    友誼馬路/海港街(外港碼頭から約700メートル)
M55    東北大馬路/南澳
M235    東北大馬路/保利達
M800    港珠澳大橋邊檢大樓

港珠澳大橋邊檢大樓へ向かうバスは外港碼頭には停車しません。一番近いのは約700メートルほど南西にある、”友誼馬路/海港街”です。カジノの海立方(Oceanus)の建物のやや南に立つ停留所です。
外港碼頭が遠いとなればほかの路線バスとの転乗でより現実的な代替となるのは、亞馬喇前地から100メートル程度しか離れていない、”葡京酒店”へ歩いて移動してそこから102X路線のバスに乗るという手法です。

公共巴士資訊站
https://www.dsat.gov.mo/bres/EBIP_REVAMP/index.html?lang=c&dest=45


https://www.dsat.gov.mo/bres/EBIP_REVAMP/index.html?lang=c&dest=45

亞馬喇前地の周辺の数か所のバス停(葡京酒店、仙德麗街、など)の位置も、ピックアップして示しました。外部リンク先の地図を参照するときは、縮尺を適当に小さくしてください。
“葡京酒店”から反時計回りの102X路線を利用すると、15分ちょっとで港珠澳大橋邊檢大樓に着きます。
深く考えずに亞馬喇前地から時計回りの101X路線で向かうと、遠回りゆえ所要時間は30分ほどかかります。慢性的に混んでいる新馬路(サンマーロー)を通りますから、渋滞でさらに時間を要す心配も内包しながらの乗車になります。

ところで、新型コロナウイルス感染症の件で、数日前の3月18日よりすべての非マカオ居民の入境が禁じられています。

外務省 海外安全ホームページ|現地大使館・総領事館からの安全情報 詳細
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=81985

外国人が渡航ができなくなったばかりの時分にこのようなエントリを提供したところで、冷めるまで役に立たないわけですが、肺炎のまずは収束(理想は終息)を願うほかはありません。



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