港珠澳大橋のイミグレと拱北口岸とを往復するシャトルバス

なんの下調べもせずに港珠澳大橋を経由して中国大陸に珠海市より入国し困ったのは、マカオとの旧来のイミグレである拱北口岸とは直線距離にして3kmほど離れているということです。
10元(約150円)の現金をあらかじめ用意し、珠海公路口岸(港珠澳大橋の珠海側のイミグレ)から拱北(拱北口岸の周辺)まではバスにて移動します。
城軌(広珠城際鉄路)の珠海站、城軌珠海站のバスターミナル、などへ行くのも同様です。前者・都市間高速鉄道の珠海駅は拱北口岸の建物にほぼ隣接した位置にあるからです。


https://map.baidu.com/dir/%E6%B8%AF%E7%8F%A0%E6%BE%B3%E5%A4%A7%E6%A1%A5%E7%8F%A0%E6%B5%B7%E5%8F%A3%E5%B2%B8/%E7%8F%A0%E6%B5%B7%E6%8B%B1%E5%8C%97%E5%8F%A3%E5%B2%B8/@12641226.069616725,2520905.8691283995,14.56z?querytype=bt&en=0$$7f302dd1785aa243ede4a5bd$$12641642.92,2522114.9$$%E7%8F%A0%E6%B5%B7%E6%8B%B1%E5%8C%97%E5%8F%A3%E5%B2%B8$$$$$$&sn=0$$undefined$$12644631.8,2520478.95$$%E6%B8%AF%E7%8F%A0%E6%BE%B3%E5%A4%A7%E6%A1%A5%E7%8F%A0%E6%B5%B7%E5%8F%A3%E5%B2%B8$$$$$$&sq=%E7%8F%A0%E6%B5%B7%E6%8B%B1%E5%8C%97%E5%8F%A3%E5%B2%B8&eq=%E6%B8%AF%E7%8F%A0%E6%BE%B3%E5%A4%A7%E6%A1%A5%E7%8F%A0%E6%B5%B7%E5%8F%A3%E5%B2%B8

そのバスの存在は、百度地图(バイドゥの地図機能)のルート検索でも教えてくれます。
乗車後にこちらのポータルサイトのマップに訊いてわかったのですが、マカオと大陸とのあいだの地下を東西の方向にトンネルが掘られていたんですね。
“车程约22分钟”(車程約22分鐘)と示されていますが、正味の移動にかかる時間――待ち時間は入れない、出発から到着まで。――は往復ともせいぜい10分です。
51分钟、というトータルの所要時間もどのような寸法なのか過剰に安全に見積もっちゃってるなぁ、が正直な印象です。
(ただし、珠海から大橋を渡って香港の空港を発つときだけは、逆にそれくらいの余裕があってもいいでしょう。)

入国の審査を無事にパスしてイミグレの建物を出たら、ペデストリアンデッキで1フロア下に(2階から1階へ)降ります。
(珠海より出国するさいは、1階から出発階の3階まで、上へ2フロアの移動です。)

ちなみに、拱北への移動は、市内専線のほうです。
(せいぜい数km(キロメートル)程度のため、长途汽车 (Long Distance Bus)じゃないだろうな、という推測はできますが、公共汽车(Bus)と市内专线(City Bus)とになんの相違があるのか、よく理解できません。)

イミグレの建物の出口(写真の左奥)を出て、”市内专线 3号站台”と記されたプラットホームへは一度のみ左折(か右折)して降りると着きます。

漢字が読めるだけでかなりのアドバンテージになる一例です。”to Gongbei”などと拱北まで行ける旨を横文字で案内している記載はどこにもないゆえ、港台日以外からの旅客は迷うと思います。
(百度のサイトの地図も、漢字がわからなければツールとして無用につき同例です。)

手前に停まる、観光バスタイプのオレンジ色の車両がそうです。
正方形の赤い傘の下にいるスタッフに、運賃の10元を支払ってバスに乗ってください。

拱北サイドの発着は、拱北のイミグレよりはむしろ珠海站の駅舎(写真の左奥)のほうが近い、9站台(9番のプラットホーム)です。
パラソルのところの係員にバス代を支払うというシステムは双方向で共通です。

もっとも、夜の22時過ぎに来てみると傘が閉じられていました。運転士に支払う場合もあるのかもしれません。

いずれにせよ、レシートのようなものを渡されると思います。

拱北口岸(写真の右奥)からのほうが駅からよりも遠いロケーションとはいえ、このバス(写真の左)が停まる9站台は最もイミグレ側(東側)に位置します。

10分程度の乗車にしてはアコモデーションの質が無駄にハイレベルながら、これが両地点を直結する唯一のリーズナブルな手段です。
(珠海の市内を走る路線バスの運賃は1元、と20円もしないのですが。ひとつゼロがちがいます。)


头班(頭班) 00:00、尾班 24:00、とあるように、運行は24時間らしいです。
大橋を往来する金巴(ゴールドのボディのバス)も未明より真夜中まで終日ずっと走っていますので、イミグレから先へ移動できず足留めを余儀なくされる、ということにはならなさそうです。
(COVID-19の影響によりスケジュールがイレギュラな件についてはとりあえず、ここでは無視しています。)
支付宝(Alipay)や微信支付(WeChat Pay)の決済にも対応している模様も、重要なはずの運賃がいくらであるのかの案内は、両サイドともどちらにもありません。
それがないことが意味するのは、スタッフが口にした任意の額を要求のとおりにまんまと支払う羽目になる事態も考えられる、という残念な危険性です。
(以前、支払いのときにごまかされた経験が珠海でも隣接するマカオでも私にはあるので、このように指摘している次第です。)

最後に余談が2点ほどあるのですが、長くなるためエントリを分割します。
(メインのテーマより脱線しそうですし、そのうち1点は両替に関する話題ですから、見出しにしてちゃんと述べたほうがいいという判断です。)



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