パスポートを読ませ無料Wi-Fiを北京首都国際空港のT3Eで

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空港内にて無料のWi-Fiを使うためのパスワード発行機が置かれている場所を案内します。
北京首都国際空港(北京首都国际机场)の第3ターミナル(3号航站楼)のうち、Eのエリア(T3E)における話です。
(T3Eは、スターアライアンスに加盟する航空会社がメインに利用しています。もっとも、日系のキャリアはスタアラのANAだけではなくワンワールドに加盟するJALも現在、T3Eの発着です。T3全体のおおよその構造については最後に簡潔に説明します。)

いくつかの言語に対応しているこのマシン、日本語での操作もできるマルチリンガルです。
パスワードを取得するための方法も複数あるなかから選べるものの、外国籍者は自身のパスポート(旅券)をスキャンさせる以外には実質的にないと思います。

自動チェックインの機械でそうするときと同様に左下の窓に、パスポートの顔写真が載っているページをひらいて個人情報を読取らせれば、印刷された紙片(右下)と機械のディスプレイとにWi-Fiに接続するための(SSIDと)アカウント名、そのパスワードが出力されるでしょう。
各自が持つ端末にて、(英簡繁の3種類に対応した)ログインの画面にその、アカウントとパスワードの2点を入力したらウェブにつながると思います。

で、このマシンのあるロケーションです。


手荷物検査を終えると、搭乗するゲートの番号の大きい小さいにより道は左右二手に分岐しますが、それぞれの方向へ進みかけのところに1台ずつ(写真の左奥、同右奥)。

E07番搭乗口(E07号登机口)の近所。

E33番搭乗口(E33号登机口)のそば。

最初に挙げた2枚の写真の筐体があるのは、E10番搭乗口(E10号登机口)の近くです。
このターミナルビルはシンメトリーの設計になっていますが、対になる位置――E30番搭乗口(E30号登机口)のあたり――にはなかったように思います。

公共の場所にあるものは、これらですべてのはずです。
そのほか、一部のラウンジ内にも設置されています。

Air China Business Class Lounge(国航公务舱休息室)。中国国際航空のビジネスクラス用のラウンジです。

Air China First Class Lounge(国航头等舱休息室)。こちらは同社のファーストクラス用のラウンジになります。写真の右奥に見えるエスカレータないしエレベータを昇って入店した右手に置かれており、外見からはわかりません。

BGS Premier Lounge(BGS头等舱、公务舱休息室)。入って右の区画にあります。

計時酒店(计时酒店)と記された、ラウンジのBusiness Travelers Lounge(商务计时休息室)がトランジットホテルに内包されたタイプの店がありますが、その店内には配置がありません。
(入店するエレベータに遠くないところに置かれてはいますから、一定の便宜は図られていると思います。)

最後に、この空港の第3ターミナルの簡単な概略です。
日本航空が案内する絵がわかりやすいので、引用します。
(JALは将来、昨年・’19年に新しくできた北京大興国際空港(北京大兴国际机场)のほうへ引越すだろうと私は推測しています。もしPEKからPKXへ移転したときは、JALについての情報は現状と合致しなくなる点に留意してください。)

北京首都国際空港/出入国手続き(空港情報) – JAL国際線
https://www.jal.co.jp/inter/airport/pek/info/


https://www.jal.co.jp/inter/airport/pek/info/Y15/img/syukkoku.gif


https://www.jal.co.jp/inter/airport/pek/info/Y15/img/syukkoku_zenzu.gif

第3ターミナルの3号航站楼(T3)は大きくC区(T3C)、D区(T3D)、E区(T3E)の三つに分割できます。
これらのうち、T3Eの出国エリアにある機械の場所のみをこのエントリにて紹介しました。



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