’20年3月現在上野から仙台へ常磐線の乗継ぎ全7組

(2020年3月14日改正時点の情報です。今後、この投稿に上書きする考えはありません。)

仙台発上野着の8組(→参照

津波による発電所の事故で不通になっていた常磐線が今年・’20年3月に全面的に復旧しました。
上野と仙台とを常磐線で往来できるようになりましたので、普通列車の最速の乗継ぎパタン7組をすべて列挙したいと思います。
比較のために、(途中駅の接続の時刻は記しませんが)東北本線を経由した場合のパタン・全12組についても同様に示します。

まずは、
所要時間、
上野駅の発時刻と仙台駅の着時刻、
乗換えの回数(と乗換えの駅)、
これらのみを抽出して一覧にしたものです。↓

常磐線下り 上野→水戸→いわき→原ノ町→仙台

 1. ,  7時間02分,上 5:10→12:12仙,3回(水、い、原)
 2. , 平7時間09分,上 8:03→15:12仙,3回(水、い、原)
     土休7時間10分,上 8:02→15:12仙,3回(水、い、原)
 3. , 平7時間26分,上10:52→18:18仙,3回(水、い、原)
     土休7時間27分,上10:51→18:18仙,3回(水、い、原)
 4. ,  6時間55分,上12:52→19:47仙,3回(水、い、原)
 5. ,  7時間19分,上13:52→21:11仙,3回(水、い、原)
 6. ,  6時間52分,上15:12→22:04仙,3回(水、い、原)
 7. , 平6時間47分,上16:12→22:59仙,3回(水、い、原)
     土休6時間51分,上16:08→22:59仙,3回(水、い、原)

駅の凡例
 上 :上野、 水 :水戸、 い :いわき、 原 :原ノ町、
 仙 :仙台

常磐線を経由すれば乗換えの回数は絶対的に少なくなりますが、所要時間の長短はタイミングによりけりです。
全体的な特徴の比較は、最後にします。

東北本線下り 上野→宇都宮→黒磯→新白河→仙台

 a. ,  6時間45分,上 5:10→11:55仙,5回( 宇黒新郡福 )
 b. ,  7時間47分,上 6:08→13:55仙,5回( 宇黒新郡福 )
 c. ,  6時間39分,上 7:16→13:55仙,5回( 宇黒新郡福 )
 d. , 平6時間50分,上 8:18→15:08仙,6回(※宇黒新郡福 )
     土休6時間38分,上 8:30→15:08仙,5回( 宇黒新郡福 )
 e. , 平6時間44分,上 9:18→16:02仙,5回( 宇黒新郡福 )
     土休6時間39分,上 9:23→16:02仙,6回(※宇黒新郡福 )
 f. , 平6時間33分,上10:36→17:09仙,6回(※宇黒新郡福 )
     土休6時間32分,上10:37→17:09仙,6回(※宇黒新郡福 )
 g. ,  6時間57分,上11:08→18:05仙,5回( 宇黒新郡福 )
 h. ,  6時間33分,上12:25→18:58仙,4回( 宇黒新 福 )
 i. ,  6時間31分,上13:25→19:56仙,4回( 宇黒新郡  )
 j. , 平6時間48分,上14:08→20:56仙,4回( 宇黒新 福 )
     土休6時間31分,上14:25→20:56仙,4回( 宇黒新 福 )
 k. ,  6時間46分,上15:25→22:11仙,4回( 宇黒新 福 )
 l. ,  6時間46分,上16:35→23:21仙,5回( 宇黒新郡福 )

駅の凡例
 上 :上野、
 ※ :赤羽か浦和か大宮(乗換えはいずれの駅でも可能)、
 宇 :宇都宮、 黒 :黒磯、 新 :新白河、 郡 :郡山、
 福 :福島、 仙 :仙台

大宮駅で2分以上の接続時間があれば乗換えは可能、と判断
(必要に応じ適宜、上野側の列車で余裕をみてください)。

常磐線の各パタンの補足を簡単に入れます。
上野~水戸の中距離電車、いわき~原ノ町、この両区間に充てられている車両の形式は(後述しますが)どのパタンでも一緒です。

後続の特急に抜かれるパタンと、全区間で抜かれずに先行するパタンとがありますので、参考までに常磐線を走破する特急列車の時刻も載せておきました。
(仙台駅に着く順で挙げています。)

  • 1. ,  7時間02分,上 5:10→12:12仙,3回(水、い、原)
    上野05:10―快速→06:58水戸07:03→08:35いわき09:30→10:47原ノ町10:51→12:12仙台
    ・上野駅発は高架ホーム(2階)の9番線です。
    ・水戸駅着は4番線、同駅発は3番線です。
    ・水戸~いわきは、ボックスシートのないロングシートの車両(E501系)の10両です。
    ・原ノ町~仙台は、ボックスシートのある車両(E721系1000番台)の4両です。
    ・仙台駅着は1番線です。

(特急・ひたち3号は、上野08:00発、水戸09:19発、いわき10:25発、原ノ町11:33発、仙台12:31着です。)

  • 2. ,平日7時間09分,上 8:03→15:12仙,3回(水、い、原)
    土休日は7時間10分,上 8:02→15:12仙,3回(水、い、原)
    上野08:03(土休日は08:02)―快速→10:01水戸10:05→11:41いわき12:13→13:36原ノ町13:50→15:12仙台
    ・上野駅発は高架ホーム(2階)の11番線(土休日は10番線)です。
    ・上野~土浦は15両(5+10両)ですが、土浦より北へは10両で運転されます。途中の土浦で分割されるため、前5両は水戸へは行きません。
    ・水戸駅着は4番線、同駅発は3番線です。
    ・水戸~いわきは、一部の号車にボックスシートのある車両(E531系諸番台)の5両です。
    ・原ノ町~仙台は、ボックスシートのないロングシートの車両(701系)の2両です。
    ・仙台駅着は5番線です。

(特急・ひたち13号は、品川12:45発、上野13:00発、水戸14:07発、いわき15:15発、原ノ町16:21発、仙台17:26着です。)

  • 3. ,平日7時間26分,上10:52→18:18仙,3回(水、い、原)
    土休日は7時間27分,上10:51→18:18仙,3回(水、い、原)
    (品川10:37(土休日は10:33)→)上野10:52(土休日は10:51)―快速→12:58水戸13:10→14:37いわき15:19→16:38原ノ町16:48→18:18仙台
    ・上野駅発は高架ホーム(2階)の6番線です。
    ・上野~土浦は15両(5+10両)ですが、土浦より北へは5両で運転されます。途中の土浦で分割されるため、後10両は水戸へは行きません。(常磐線のダイヤの上でほかに存在しない、変則的なケースです。)
    ・水戸駅着は4番線、同駅発は3番線です。
    ・水戸~いわきは、ボックスシートのないロングシートの車両(E501系)の10両です。
    ・原ノ町~仙台は、ボックスシートのある車両(E721系1000番台)の4両です。
    ・仙台駅着は6番線です。
  • 4. ,  6時間55分,上12:52→19:47仙,3回(水、い、原)
    上野12:52―快速→14:57水戸15:11→16:37いわき16:46→18:12原ノ町18:18→19:47仙台
    ・上野駅発は高架ホーム(2階)の10番線です。
    ・水戸駅着は4番線、同駅発は3番線です。
    ・水戸~いわきは、ボックスシートのないロングシートの車両(E501系)の10両です。
    ・原ノ町~仙台は、ボックスシートのないロングシートの車両(701系)の4両(2+2両)です。
    ・仙台駅着は1番線です。

(特急・ひたち19号は、品川15:45発、上野16:00発、水戸17:06発、いわき18:14発、原ノ町19:24発、仙台20:28着です。)

  • 5. ,  7時間19分,上13:52→21:11仙,3回(水、い、原)
    上野13:52―快速→15:58水戸16:10→17:40いわき17:47→19:15原ノ町19:44→21:11仙台
    ・上野駅発は高架ホーム(2階)の10番線です。
    ・水戸駅着は5番線、同駅発は3番線ですので、対面での乗換えではありません。
    ・水戸~いわきは、ボックスシートのないロングシートの車両(E501系)の5両です。
    ・原ノ町~仙台は、ボックスシートのある車両(E721系1000番台)の4両です。
    ・仙台駅着は5番線です。
  • 6. ,  6時間52分,上15:12→22:04仙,3回(水、い、原)
    上野15:12―快速→17:20水戸17:35→19:10いわき19:25→20:42原ノ町20:45→22:04仙台
    ・上野駅発は高架ホーム(2階)の10番線です。
    ・水戸駅着は4番線、同駅発は3番線です。
    ・水戸~いわきは、一部の号車にボックスシートのある車両(E531系諸番台)の10両(5+5両)です。
    ・原ノ町~仙台は、ボックスシートのある車両(E721系1000番台)の4両です。
    ・仙台駅着は5番線です。
    ・石巻まで行けるパタンはこの6. が最後です(仙台22:51発、榴ヶ岡経由、0時を過ぎて最初に発車する駅は陸前赤井、石巻00:10着)。
  • 7. ,平日6時間47分,上16:12→22:59仙,3回(水、い、原)
    土休日は6時間51分,上16:08→22:59仙,3回(水、い、原)
    (品川15:55(土休日は15:52)→)上野16:12(土休日は16:08)―快速→18:13水戸18:15→19:45いわき20:19→21:38原ノ町21:42→22:59仙台
    ・上野駅発は高架ホーム(2階)の6番線です。
    ・上野~土浦は15両(5+10両)ですが、土浦より北へは10両で運転されます。途中の土浦で分割されるため、前5両は水戸へは行きません。
    ・水戸駅着は4番線、同駅発は3番線です。
    ・水戸~いわきは、ボックスシートのないロングシートの車両(E501系)の10両です。
    ・いわきから乗る普通の始発は水戸です(水戸での接続は27分、水戸18:40発、いわき20:09着)。水戸からいわきまで後続のこの列車に乗ることにすると、いわきでの乗換えは不要になります。下りには唯一の、2回の乗換えだけで済ますこともできるパタンです。
    ・原ノ町~仙台は、ボックスシートのある車両(E721系1000番台)の4両です。
    ・仙台駅着は5番線です。
    ・特段の事情がなければこの最後のパタンは回避をおすすめします。乗遅れやダイヤの乱れなどのアクシデントが起きたとき、最終手段には緩衝性がないからです。

7組ある各パタンでそれぞれの区間を担当している車両の紹介です。

上野~水戸の中距離電車は、一部の号車にグリーン車自由席とボックスシートのある車両(E531系諸番台)の10両編成です。
ボックスシートがあるのは、10両のうち上野寄りの2両と、仙台寄りの2両ないし1両で(9号車にあるかないかは場合によりま)す。
途中の土浦より南の区間では、仙台寄りに5両が増結された15両(5+10両)編成になっている列車があります。ボックスシートがあるのは、5両のうち仙台寄りの3両です。
(3. のパタンは常磐線のダイヤの上でほかに存在しない、変則的なケースです。)

水戸~いわきは、
ボックスシートのないロングシートの車両(E501系)の10両編成か5両編成、
一部の号車にボックスシートのある車両(E531系諸番台)の5両編成か10両(5+5両)編成、
のいずれかです。
ボックスシートがあるのは、5両のうち仙台寄りの3両です。

いわき~原ノ町は、一部の号車にボックスシートのある車両(E531系諸番台)の5両編成です。

原ノ町~仙台は、
ボックスシートのある車両(E721系1000番台)の4両編成、
ボックスシートのないロングシートの車両(701系)の4両(2+2両)編成か2両編成、
のいずれかです。

常磐線経由と東北本線経由とでは性質にちがいがあるため、その概略も示しておきましょう。

常磐線経由の大きな特徴は、基本的には3回、と乗継ぎの回数が少なくて済むことです。
(東北本線経由だと、最低でも4回です。)

朝早い時間帯と夜遅い時間帯とでは、下りは所要時間に大差はありませんが、上りは時間帯が遅いほうが長めにかかります(→参照)。

東北本線経由のパタンにはないですが、常磐線経由の下りには2組だけ、上野から仙台までの全区間でロングシートを回避できるパタンが存在します(6. のパタン、いわきでの乗換えを不要にした場合の7. のパタン)。

東北本線経由は最速の乗継ぎパタンの数が12組、と常磐線経由の7組よりもバリエーションがあります。
(ただし、b. は正確には上仙間の最速の乗継ぎパタンではありません。b. のパタンを除外すれば11組です。)

東北本線経由では、(下りは所要時間に大差がないのは常磐線経由と同様ですが、)上りは時間帯が早いほうが長めにかかります。

渋谷や池袋など山手線の西側とのアクセスがスムースなのは、新宿を経由する系統もある東北本線経由のパタンです。

また、非常時に”ワープ”できる新幹線という手段が並行して走っているメリットも東北本線にはあります。

下りと上りとを比較すると、常磐線経由も東北本線経由も下りのほうが全体的に短時間で移動できます。

【青春18きっぷ】上野→仙台|乗換案内|ジョルダン
https://www.jorudan.co.jp/norikae/route/%E4%B8%8A%E9%87%8E_%E4%BB%99%E5%8F%B0.html?pg=1

タイミングや希望する経由地など、条件にあわせて乗っていただければ、と思います。

なお、将来のダイヤ改正で状況に変化があっても、このエントリの内容は更新しないでそのままにします。



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