パサイ市のカバヤンホテルで朝食を

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メトロ・マニラ(Metro Manila)のパサイ市(City of Pasay)にある、カバヤンホテル(Kabayan Hotel)にて朝食をいただいたさいの、ミールそのものやシステム、レストランの様子などについてです。

Kabayan Restaurant – Official Website | Pinoy Star Café
https://www.kabayanhotel.com.ph/dining/

Pinoy Star Cafeという屋号(を記したロゴタイプ)が柱に見えます。

9時過ぎに来店したところ空席がなく、どうしたものかとたたずんでいると、ウェイターがやって来ました。朝食券を渡し、ちょうどあいたポジションへ誘導してもらいます。

Available at Pinoy Star Cafe from
4:00 am – 10:00 am

――と券にはあり、始業は朝の4時というなかなかのアーリー・ブレックファーストです。
(このホテルの売りのひとつでもあるみたいです。もっとも、お国柄を考えると本当に4時きっかりから準備万端なのかはわかりません。)
朝食の時間帯を長く確保しているわけは、混みっぷりより推測するにそうでもしなければ来客をさばき切れないためかもしれません。

基本的にはセルフサービスです。
写真のような料理がいくつかあるうちからふたつ(2種類)を選び、よそっていただきます。
パンケーキ(ホットケーキ)の右に見えるのはソーセージ、その右は小魚のくぎ煮のようなものです。

着席後、スイカをこの二品のチョイスとはべつにスタッフが私のところへ持ってきてくれました。

コーヒーサーバ。飲料は完全にセルフサービスです。

グラニュー糖と、パウダーシュガー(powdered sugar)か粉末クリームか――おそらく後者でしょう。――だと思います。
ジュースは、ディスペンサーが2台ありますが中身はたぶんおんなじです。
コーヒーはアメリカンだったのですが、こちらも濃厚さのない”アメリカン”でした。

塩やソース、ケチャップの類はこちらにて、お好みで調味します。

さて、このレストランのあるホテルの位置ですが、ライトレールの1号線(LRT-1)とメトロレールの3号線(MRT-3)とが接続する駅のある交差点の、ほぼ北東角です。
(交差点の数十メートル東に建っています。)

マニラの空港(NAIA)のTerminal 3(ANAやセブパシフィック航空やエアアジアらが発着)や、フィリピン国内線専用のTerminal 4(Domestic Passenger Terminal)への道のりも、5km(キロメートル)未満です。
ホテルの前の国道・EDSA(エドゥサという幹線道路)の反対側の車線へ歩道橋を渡って、そこから乗れば両ターミナルビルへ3キロもありません。(向かいに移るだけで劇的に短くなるわけは、エドゥサでUターンが可能な、西へ1キロ弱の地点まで余計に往復する必要がなくなるためです。)

巨大なショッピングモールのSM Mall of Asia(MOA)までは、エドゥサを西へ直進すること2キロほどです。
新興のカジノリゾートはすべて、このエドゥサよりも南に立地しています。

いままで私はメトロ・マニラでは、4、5キロばかり北に位置するエリアである、マニラ市内のエルミタ(Ermita)やマラテ(Malate)に投宿していました。
ロビンソン(Robinsons Place Manila)の周辺だとなにかを買うにも食べるにも徒歩圏内にて完結する便利さがあります。
(エルミタとマラテの両地区の境界にショッピングモールのロビンソンは建っています。)
政府系(ゆえサービスは旧態依然)ですが、PAGCORが運営するカジノも同様に歩いて行ける場所に複数あります。

ところが、それらのなかで最大の規模だったWaterfront Manila Pavilion Hotelとそのカジノが2年前・’18年3月に火事が起きて以来ずっと休業中であることと、最近になってカジノリゾートがいくつも開業したことから、カジノを目的の主軸にしたときにはエルミタやマラテは必ずしも滞在に最適なエリアではなくなってしまっています。

・エルミタやマラテのあたりの観光を重視しない、
・目的地がエドゥサの通りよりも南にある、
・NAIAはTerminal 3を利用する、
などの志向性にこのホテルはうまくマッチすると思います。



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