途中の一部篇・自己都合以外でANAの国際線特典航空券の解約に電話

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ANAの国際線の特典航空券を、私自身の都合以外でキャンセルすることになった過去の事例のうち、
1. 旅行の開始前にすべての旅程を解約する(→参照)、
2. 旅行の開始後に残りのすべての旅程を解約する(→参照)、
――これらのケースを以前、紹介しました。
(両例ともCOVID-19に起因するものです。)

今回は、
3. 旅行の開始後に途中の一部の旅程だけを解約する、
という一例です。

具体的になにが起こったのかというと、’18年6月の大阪府北部地震です。
そのさい、大阪(伊丹と関西と神戸の3空港)を発着する航空券に特別対応の措置が地震を理由に認められました。↓

近畿地方地震に伴う国内航空券の取り扱いについて | ANA
https://www.ana.co.jp/ja/jp/topics/notice180618/


https://www.ana.co.jp/ja/jp/topics/notice180618/

この地震のときの特例として電話口にて案内されたのは、
・当該区間の変更か、
・日付の変更か、
・当該区間の返金(マイレージの返戻)か、
いずれかの取扱いが可能である旨です。

いずれかの取扱い、というところがポイントです。区間も日付も変える、というのはダメとのことでした。

ひとつめの、”当該区間の変更”はたとえば、大阪発を近隣の名古屋発にしてもらう、といった対応だと思います。――名古屋、というのはここで私が勝手に挙げた一例です。大阪の近所だから、との理由で名古屋がオッケーなら徳島でもいいはずですが、実際のオペレーションはよくわかりません。

私は三つめの、”当該区間の返金(マイレージの返戻)”をセレクトしました。
旅行を開始した後、私の特典航空券の往路の区間のなかに大阪が入っていましたので、上記の案内を電話にて聞いて、旅程のうち大阪にリンクする区間を部分的に――往路の残りのすべての区間を――解約していただいた次第です。

2. のケースとの共通点は、旅程の一部のリファンドを受けるというところです。
2. と3. との相違点は、残りの全区間のキャンセルか旅程の途中の区間だけのキャンセルか、です。
(厳密には、国際線のフライトのキャンセルか、(国際航空券の)国内線のフライトのキャンセルか、もちがいます。)

3. の場合、返金やマイルの返還を受けるには、この航空券のすべての旅程が終わってから、搭乗者側が自発的にANAに電話でリファンドを求めなければならないシステムになっている、とガイドをいただきました。
ちょっと手続きが厄介ですよね。
・乗らなくなった時点ですぐにマイレージが戻るわけではないところ
と、
・旅程が完了してから忘れずに能動的にあらためて要望する必要があるところ
が、です。

戻ってくるマイルの有効期限は(1. や2. と同様、)設定し直されます。実際に私がAMC(ANAマイレージクラブ)の口座にリファンドを受けたのは、あらためて架電した翌日です。返還された月から3年後の月末の有効期限になっていました。
12,000マイルを消費して発券した旅程の全6区間のうち、2区間めと3区間めに乗らなかったため、返ってくるマイレージは12,000の6分の2、つまり4,000マイルです。
(計算の方法については、2. のケースにおいて簡単に言及しました(→参照)。)

さて、オペレータと話すまでに待つ時間をできるだけ短くするためにはどの時間帯に架ければいいのかは、私もよくわかりません。
クレジットカード・ANAカードの会員につき、私が架電したのは同カードの会員向けの窓口です。

1. の事例では、電話を架けたのは深夜の2時台です。オペレータと会話ができたのは架電の約16分後でした。
深夜に電話を入れる奇異なひとはそう多くないだろう、という感覚で架電してみたわけですが、ひょっとするとオペレータをより少人数に限定しているのかもしれません。
2. の事例の電話は、夕方の19時前後でした。会話の開始まで2分も待ってはいないはずです。
3. の事例では、早朝の6時前と夜の23時過ぎに架電しています。およそ2分ほど、10分ほどでつながりました。
(いずれも、AMCのお客様番号や暗証番号のプッシュなど最低限の操作に必要な2分弱をひっくるめた待ち時間です。)

マイレージや現金が返ってくるタイミングも、ケースによりけりです。
1. では電話を終えたほんの5分後、2. では架電の9日後、3. では再架電の翌日、にそれぞれマイルが戻ってきました。
クレジットカードの明細に返金の手続きが載ったのは、1. は10日後、2. は31日後です。

返金はともかく、マイルのほうは返還が遅くなることが必ずしもAMCの会員の不利益になるわけではないため、電話口にて私はオペレータのかたに、急ぎません、いつになってもいいです、と伝えています。
過剰に要望しなくてもちゃんと戻ってくるだろう、という信頼がスタッフのみなさんに対してあるからです。



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