購入篇・定額相乗りタクシーで香港空港から港珠澳大橋へ

赤鱲角島にある香港空港から海上の港珠澳大橋を経由してマカオや大陸の珠海へ入国するイミグレまでは、ドライブスルーで行ける定額の相乗りタクシーという手段があります。
(逆区間の事情は、私は未確認です。)

  • 概要

定額制なので、ハイヤーと表現したほうがいいのかもしれません。
決められた額の先払いという安心感はあるものの、シャトルバスと比較して運賃は(後述のとおり)高額です。

他方、港珠澳大橋穿梭巴士(シャトルバス)の金巴で移動するときには享受できないメリットもあります。

OpenStreetMap
https://osm.org/directions?route=22.3181%2C113.9345%3B22.2020%2C113.5768


https://osm.org/directions?engine=fossgis_osrm_car&route=22.3181%2C113.9345%3B22.2020%2C113.5768#map=12/22.2611/113.7679&layers=T

上の地図の両地点間(香港の空港からマカオのイミグレまでのあいだ)には途中、香港を出境するさいのイミグレがありますが、この関門を相乗りタクシーは車から客を降ろさずダイレクトに通過してくれるのです。
(料金所渋滞のような待ち時間は現状、まず発生しません。)

空港の公式サイトにも簡単な案内があります。
(COVID-19のせいで’20年10月現在、運行はストップしたままです。)↓

航天跨境轎車, 來往中國內地交通 – 香港國際機場
https://www.hongkongairport.com/tc/transport/mainland-connection/skylimo.page

SkyLimo, Mainland Connection – Hong Kong International Airport
https://www.hongkongairport.com/en/transport/mainland-connection/skylimo.page

しかし、それだけでは情報は不充分だと思いますので、私が乗車したときのことを紹介しながら補足しましょう。

  • 券の購入まで

香港国際空港に着陸し、入境(と手荷物の受取り)を終えてセキュリティ・エリアの外に出て以降の手順を説明します。

A、B、いずれの出口から制限区域外の接機大堂(到着ロビー)に抜けたとしても、チケットの売り場へは左手の方向です。

ガラス張りになっている一番奥を目指します。
バスのピクトグラムとともに、
往內地/澳門交通
Mainland/Macao Transport
と記されているのが相乗りタクシーのカウンタへの誘導にもなっています。
(実際に利用する相乗りタクシーは、バスのような大きなボディの車ではありません。)

写真の右奥のほうに見えるのが売り場です。

內地/澳門交通及旅遊服務
Mainland / Macao Transport & Travel Services
とある内側(写真の奥側)に冠忠環島、三通旅遊、永東(永東旅行社)、中旅(中国旅行社)、という4社が区画を設けてスタッフを待機させています。



跨境口岸快線
Cross Border Shuttle Coach
とあるのは大型のバスの便のことのはずです。
相乗りタクシーの時刻は表示されてはいないのでしょうか。

私はM01の、冠忠環島のカウンタで買うことにしました。
(三通旅遊と永東の2社は、澳門の文字がカウンタに見えますが、マカオへの相乗りタクシーの便は現実にあるのかどうか、よくわかりません。各社の公式サイトのチェックもしたのですが、三通と中旅の2社についてはマカオへの便を走らせていないように思います。)


200HKD – Google 検索
https://www.google.com/search?q=200HKD

服務費(料金)は200香港ドル(約2,700円)、とシャトルバスの香港側を発つときの普通運賃――朝の6時から真夜中の24時までは65香港ドル、未明の6時間だけ70香港ドル。――の3倍前後です。
私がこの日に乗ったのはマカオではなく西端にて分岐する珠海への便でしたが、マカオへも常識で考えて同額の200香港ドルでしょう。

バスにはない長所として、香港の(入境のケースはわかりませんが)出境が車に乗ったままで可能なことのほか、バスよりも橋上の速度制限が緩いので正味の移動時間が短い点も挙げられます。
(人数によっては実質的な貸切り状態で移動できるかもしれないこともメリットに挙げられるかもしれませんが、あまり期待しないほうがいいと思います。どの車に乗るか、利用者サイドがコントロールはできないためです。)

以上、車票(チケット)を購入するまでをお話ししました。
乗るまでと、乗ってから(の移動)と、さらにエントリを分割して報告します。



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