石垣島のバス事業者・東運輸が発売する、島内の路線バスに24時間乗ることができるチケットとその用途について前回(→参照)とその前回(→参照)、示しました。
ただ、石垣空港と市の中心部との往復しかしないことが確実なかたもいらっしゃるでしょう。
そういった場合は、もうひとつの事業者・カリー観光のバスもあります。
(沖縄本島内にてバス事業などを展開している会社が、石垣島での営業にも参入した恰好です。)
石垣路線バスのご案内 | カリー観光
https://karrykanko.com/ishigaki/
(COVID-19のせいで’20年11月現在、若干の減便はあるものの)30分おきに1本の等間隔なダイヤです。
片道の普通運賃は500円(小人は250円)、往復だと900円(同450円)と安くなります。
空港と石垣港離島ターミナルとのあいだに停留所はありません。
東運輸のバス(東バス)の片道の普通運賃は540円(同270円)、往復が1,000円(同500円)です。
しかも、一般的な路線バスの車両だけでなく、観光バスの車両が運用に充当されることもあります。
(直上の写真の右や、奥の一番手前に停まっているのがそれです。)
東バスの始終点・バスターミナル(直上のGoogle マップのストリートビューの左)とカリー観光のバスの始終点・石垣港離島ターミナル(同右)とのあいだは直線距離にして100メートル程度、と目と鼻の先です。
東バスよりも所要時間が(途中無停車ゆえ)数分ばかり短いところ、運賃もやや安いところ、路線バスの車両よりシートが快適な観光バスの車両に乗れるかもしれないところ、などがカリー観光のバスの強みとして挙げられます。
他方、東運輸のバスのメリットは、本数が多いことです。
石垣空港の時刻表 路線一覧 – NAVITIME
https://www.navitime.co.jp/bus/diagram/direction/00428191/
バスターミナル(石垣市)の時刻表 路線一覧 – NAVITIME
https://www.navitime.co.jp/bus/diagram/direction/00428242/
バスターミナル(石垣市)[4]平得大浜白保経由空港線[東運輸] [石垣空港(バス)方面] 時刻表 – NAVITIME
https://www.navitime.co.jp/diagram/bus/00428242/00070168/1/
バスターミナル(石垣市)[10]ANAコンチネンタル経由空港線[東運輸] [ANAインターコンチネンタル(石垣市)/石垣空港(バス)方面] 時刻表 – NAVITIME
https://www.navitime.co.jp/diagram/bus/00428242/00070167/1/
バスターミナル(石垣市)[5/6]平野線/平野経由伊原間線[東運輸] [石垣空港(バス)/伊原間方面] 時刻表 – NAVITIME
https://www.navitime.co.jp/diagram/bus/00428242/00070169/1/
バスターミナル(石垣市)[2/3]西・東回一周線[東運輸] [伊原間方面] 時刻表 – NAVITIME
https://www.navitime.co.jp/diagram/bus/00428242/00070174/0/
石垣空港とバスターミナルとを結ぶ系統4のバスが30分おきにあるほか、系統10、合計して片手か両手でカウントできる程度の本数ですが系統6、系統5、南進する系統2または北進する系統3、もあります。
さらに、東バスの始発は朝の6時台、最終は夜の21時台です。
朝早くに空港へ行きたい、夜遅くに空港から市街地へ移動したい、といったときにカリー観光の往復のチケットの復路の券片は、使いたくても使えないことになります。
東運輸株式会社 – <東バス> 営業時間8:00~17:00(年中無休)
http://www.azumabus.co.jp/
トップページにリンクが貼られている同社の公式サイトの時刻表や、よろしければ私の前回のエントリ(→参照)もチェックしてください。
空港アクセスの用に供する両社のバスの、考えられる長所と短所、注意点はざっとこんなところです。
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