釜山でおすすめの入浴施設・松島ヘスピア(チムジル篇)

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前篇・サウナ篇(→参照

釜山市内にある入浴施設で私がおすすめしたい、松島(ソンド)ヘスピアのチムジルバンの区画の紹介です。

料金を先払いして滞在できるのはサウナのみだと4時間までですが、チムジルバンの料金を支払う(チムジル服をもらう)と24時間の滞在が可能です。

セキュリティのかかった、haesupia5F-1、haesupia5F-2、haesupia5F-3、という3本のWi-Fiの電波がチムジルバンのフロアの5階では飛んでいました。

松島ヘスピアの目玉ともいえる、オーシャンビューです。
北(左)は釜山港、中央に影島(ヨンド)、南(右)に南港大橋(ナマンデギョ)が一望できます。
(私の写真はありませんが、階下の浴室もこの方角が同様にガラス張りになっています。)

上の写真を撮ったのは平日の午後ですが、これが夜になるとどうでしょう。

これだけの大衆でオンドルの床が埋まります。(ちなみに、週末でした。)
好みは各人各様だとは思うのですが、窓側に陣取って寝れば(夏はともかく)冬は確実に冷えるはずで、窓から一定程度の間隔が確保されていない(そこにも横になるひとがいる)のが不思議です。
(右奥に光るのは、後述する売店です。)

エレベータの前はオンドル(床暖房)にはなっておらず寒いはずなのですが、そんな場所にまで寝るひとがあふれるくらい、松島ヘスピアは人気です。


縦型のカプセルタイプの窖(穴蔵)や、雑魚寝タイプの睡眠室もありますが、当然ながら早いうちに取られてしまいます。

チムジルバンのフロアにはサウナが6種類(6部屋)もあり、室温はそれぞれ、(摂氏)30度、55度、58度、59度、65度、67度、でした。
そのほか、-15度のアイスルーム(オルムバン)もあります。

食堂もありますが、営業は24時間ではありません。
売店は24時間やっていて、そこの従業員に1,000ウォンを支払えばスマートフォンなどの充電はしてもらえます。
換言するならば、充電がフリーで可能な電源は、松島ヘスピアの店内の壁にはないと思ってください。

子どもが遊べる部屋が確保されているチムジルバンも、韓国においては一般的です。
日本では千葉の浦安市のあたりに”生息”するアメリカ発祥のネズミ等の絵は、どう評価すればいいんでしょうね(苦笑)。


置かれているのをたまに目撃する程度の、文字どおりの”カラオケボックス”は、日本の歌もレパートリーに入っていました。定員が2名ほどのサイズです。

先記のとおり、人気の裏返しで多数の利用者がいるためにぐっすり眠ることを過度に期待しないほうがいい点や、充電が自由にできない点、最寄りの駅から歩くには距離がある点、といった短所がこの、松島ヘスピアにはあります。
ただ、それらのほかにはとりわけ指摘するようなマイナスの要素はないのです。むしろ清潔さや特徴でもある眺望のよさ、けっして高くはない(ソウルの相場と比較するとむしろ安い)料金、24時間営業であること、などを考慮し、迷ったらとりあえず松島ヘスピアへ行きなさい、と私は推薦する次第です。

ソウルの龍山にあるドラゴンヒルスパの代替候補としておすすめできる入浴施設を、釜山市内では何か所も挙げることが可能、と以前のエントリにて述べましたが(→参照)、そのうちのひとつはまさにここ、松島ヘスピアです。

松島ヘスピアとのアクセスに使える路線バスについて、追って投稿をリリースします。



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