施設篇・北京の中国国際航空のファーストクラスラウンジ

未分類 空港/airport 航空/airline

食事篇(→参照

北京首都国際空港(北京首都国际机场)の、中国国際航空のファーストクラスのラウンジ(国航头等舱休息室)の、施設についての紹介です。
訪問は昨年・’20年の年始でした。


最寄りの搭乗口はE20番、とされていますが、E20号登机口を目指してこのラウンジへ訪問してはいけません。情報として正しいには正しいものの、それでもだいぶ距離があるからです。
(この空港の第3ターミナル・3号航站楼(T3)は大きくC区(T3C)、D区(T3D)、E区(T3E)の三つに分割でき、E区にあるゲートの番号の頭には、Eがつきます。)

Priority Pass(プライオリティ・パス)の呈示による入店が可能です。

PEK1-Air-China-First-Class-Lounge
https://www.prioritypass.com/ja/lounges/china/beijing-capital-international/pek1-air-china-first-class-lounge

冷暖房はありとなっているのですが――

構造上、ラウンジは部屋になっているわけではないので寒暖乾湿は建物全体の空調に依存します。
“インターネット”についても、空港が提供するものを共用します。ラウンジが訪問客のために専用で飛ばすWi-Fiはありません。
両者ともラウンジ独特の機能ではないわけですが、それらを設備の欄に加えていいのでしょうかね?

余談ながら、空港が用意するWi-Fiは旅客がパスポートを読取らせてパスワードを取得するシステムで(→参照)、通信の内容と個人を識別する情報とがちゃんと紐づけされることになります。
(この空港内にて読んだ、武漢において正体不明の肺炎が発生している旨の日本発の報道は、検閲で遮断する対象ではないんだな、と思った記憶があります。現在地の北京も、私がこれより向かう方面も、武漢からは遠いのでまぁ影響はなかろうと考えました、当時は。)

どこに座っても電源はある、という環境では残念ながらないため、必要なときはラウンジ内から適当な席を捜して電源を確保してください。

“コ”の字型の、こんな風体のシートが主流です。2脚を向かいあわせにし、欧米系の客がいわゆる”体育座り”の姿勢で膝をかかえ横になっていました。

そう多くはないものの、電源が使えるシートも探せばあります。

便利に使用できる、ユニバーサルなタイプです。
近隣のどこかの島国の”国際”空港のように、挿せるのがタイプAだけみたいな近視眼的な代物ではありません。

この位置も使える箇所のひとつですね。
話は脱線しますが、この席の”壁”を隔てた裏側では、茶の淹れかたの講習っぽい、デモンストレーションが行われていました。観光ツアーのプログラムのひとつとしてありそうな演目です。

この上の写真の右奥においても、その講習らしき様子が確認できると思います。



少ないながらも、マッサージチェアや、他の形のシートもあります。

ある病が地球規模で流行中の昨今ですが、一大国のトップが本人の希望しない理由でいなくなったとして、世界が様変わりすることなどあるのでしょうか。
(本文は写真とは関係ありません。)



食べものが提供されている区画、食事ができるスペースは、ラウンジの入口より奥のほうに位置します。
カウンタになっている席もあり、喫食を目的としないシート群の野暮な感じと比較してやや洒落た印象です。
なにがいただけるのかについては、食事篇にて紹介しました(→参照)。


上級会員のための設備でしょうか、別室の用意もありました。

トイレは、私が訪問した日は使えませんでした。
偶然の不運だったのだと思いたいです。

店外のトイレへ行くさい、離席することになるのでロッカーを利用してみました。
預けた荷物は暗証番号を入力して取出す方式であるところ、正しくインプットしたのに扉はひらかず、ラウンジのお姐さんを呼んで開錠してもらいました。

なお、PCの設置や仮眠室は(私設サイトにおいて存在が報告されているのですが)ありません。



コメント

タイトルとURLをコピーしました