入浴篇・影島海水ランドは釜山で穴場の24時間営業のチムジルバン

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後篇・チムジル篇(→参照

港湾都市・釜山を支える重要な一エリアでありながら、鉄道が通らず(意識的に経由しないと)観光客がアクセスしにくい位置にあるのが、影島(ヨンド)です。

そのため、本エントリでおすすめしたところで実際に訪問してみようと考えるかたはあまり多くないんじゃなかろうかとも思うのですが、それでも私が紹介したいチムジルバンが、影島海水(ヨンドヘス)ランドです。
(ロケーションの情報は、後篇の文末へ。)

影島海水ランド(旧 影島海水湯)|南浦洞(チャガルチ市場)(釜山)のエステ|韓国旅行「コネスト」
https://www.konest.com/contents/esthe_mise_detail.html?id=13034

KONEST(コネスト)やプサンナビにもちゃんと記事がありますので、ソウルのウウォンサウナ(→参照)のように日本人にはほぼ無名といったことはないものの、この施設を推薦する私的なサイトをあまり見かけないため、穴場的な存在といえるでしょう。
(プサンナビの情報は古いままであるゆえ、URLは載せません。)

簡潔に表現すればおすすめする理由は、リーズナブルな料金であって施設がきれいであまり混雑していない――というところにあります。

영도해수랜드
http://ydsealand.com/

영도해수랜드
http://ydsealand.com/info/info1.php

昼間、夜間、どちらでも大人は8,000ウォン、小人は5,000ウォンという設定です。
入店より24時間が経過するともう1日ぶんが課金され(る旨の記載が上掲の公式サイトにありますが、後述のとおり有名無実化していると思い)ます。
ソウルにおいては考えられない値づけであることはもちろん、入浴施設の多い釜山にあっても確実に安いほうでしょう。
なお、サウナのみでチムジルバンは利用しない(場合は低額になる)、といった料金体系にはなっていません。

工場と住宅とが混在するエリアに、影島海水ランドは建っています。
左奥に見えるのが出入口です。


夜に訪問すると写真のような雰囲気です。

床板が切欠かれているところにて、料金を先払いします。
私はクレジットカードで決済しました。
男湯は右に見える扉へ。女湯は左です。

会計後にチムジル服と、キー番号が印刷された”入場券”が渡されますので、靴はこの時点で脱ぐことになります。
鍵がシューズボックスに刺さっているということは、受付において入退店の時刻をチェックしてはいないのでしょうか? ――超過料金のルールは有名無実化していると私が判断したのはそのためです。

  • 脱衣場


安い料金ながら、清潔で気持ちのよい空間だというのが第一印象です。
店内にいるあいだ、この感想が裏切られることはありませんでした。

ロッカーは大衆的なチムジルバンにおける標準である、ハーフサイズです。

脱衣スペース内にも洗面台が設置されています。

化粧水の類や整髪料、綿棒など。



アメニティやドリンク等は、売店にて買えます。
従業員がいないタイミングで撮影しただけで、不在の時間が長いわけではありません。

茶色い鶏卵はゆで卵です。2個1,500ウォン、3個で2,000ウォン。


ウォーターサーバ、その手前には体重計。
右奥に見える理容院は24時間営業ではなく、

昼間は理髮師が出勤しています。

韓国の入浴施設にしてはめずらしく、血圧の測定器がありました。

タオルやボディタオルは取り放題式です。

男湯は深夜の3時0分から4時0分まで、女湯は同4時0分から5時0分まで、いずれも1時間ずつの清掃時間が設定されています。

  • 浴場

左奥に見えるように立ちながら洗えるシャワーもありますし、

座って洗うカランもあります。
シャンプーやボディソープなどはなく、用意されているのは石鹸です。
水質について、泡立ちがよくないといったことはありませんでした。

左の手前にあるボタンを押すと一定時間、天井より勢いよく水が浴槽に噴射されます。


浴室内のサウナは、湿式と乾式の2種類です。
(その右奥にも扉がありますが、サウナではなくトイレです。)

以上、1階の入浴に関係するエリアを紹介しました。
2階にあるチムジルバンのエリアについては、後篇に分割します(→参照)。



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