日本においては規制により困難になった肉の生食ですが、隣国へ行けば楽しむことができます。
ソウルの東大門（興仁之門）から鍾路を西へ800メートルばかり直進したところにある、広蔵市場と鍾路とに挟まれた一角には、ユッケ（육회）がいただける飲食店が集中しています。
今回のエントリにて紹介する、ユッケ チャメチッ（육회 자매집）もそのなかのひとつです。
もっとも、店舗は近所に3か所あります。
それらのうちの2号店と1号店は上の写真のように、ユッケのほかの店の南隣り（写真の手前、中央）と北隣り（写真の奥）、と並びで出店しています。
私がいただいた冒頭の写真の品目はユッケトッパプ（육회덮밥）で、6,000ウォン（約580円）でした。生肉にはヤンニョムにより味つけがされています。
スープの大根も肉も、よく煮ているらしくやわらかいものでした。
伝票には”ユッケ丼”という日本語の訳も記されているのですが――
結局は混ぜていただくため、ユッケのピビンパ（混ぜご飯、が直訳）と理解していいでしょう。
伝票に記された、食べるメニューの列記を（店が和訳したとおりに）転写しますと、
牛刺し（육사시미）が25,000ウォン、
ユクタンイ（육탕이）が25,000ウォン、
サンナクチ（산낙지）が15,000ウォン、
ユッケ（육회）が12,000ウォン、
生レバー・センマイ刺し（간천엽）が12,000ウォン、
ユッケ丼(大)（육회덮밥(특)）が10,000ウォン、
ユッケ丼（육회덮밥）が6,000ウォン、
――となっていました（が現在は価格が更新されているかもしれません）。
一部の品目については壁面にも写真つきで。
ナクチ（낙지）とコチュガル（고춧가루）が中国産（중국산）、それら以外は（韓国の）国内産、と掲示がありました。
それぞれ、テナガダコと唐辛子粉のことです。
昼の12時台や13時台だと混んでいるだろう、と考え14時台に訪問したのですが、写真のように平日であっても店内は盛況でした。
注文してから先述の料理が届くまで、7分ほど待ちました。
韓国の飲食店におけるありふれたマシンである、インスタントコーヒーのマシンも出入口の近くに置かれています。
100ウォンという記載に反し実際には（硬貨を入れずとも）上部の赤いボタンを押すだけでカップにコーヒーが注がれるものもありますが、私はこのとき100ウォンを投入しました。
外部のサイトが紹介する記事や地図の情報の、リンク先のURLやキャプチャ（スクリーンショット）も掲げておきます。↓
ユッケチャメチッ １号店｜仁寺洞・鍾路(ソウル)のグルメ・レストラン｜韓国旅行「コネスト」
https://www.konest.com/contents/gourmet_mise_detail.html?id=3348
ユッケチャメチッ ２号店｜仁寺洞・鍾路(ソウル)のグルメ・レストラン｜韓国旅行「コネスト」
https://www.konest.com/contents/gourmet_mise_detail.html?id=24997
ユッケチャメチッ ３号店｜仁寺洞・鍾路(ソウル)のグルメ・レストラン｜韓国旅行「コネスト」
https://www.konest.com/contents/gourmet_mise_detail.html?id=14172
https://map.kakao.com/?urlLevel=1&urlX=499976&urlY=1130882
육회자매집 본점1호점 | 카카오맵
https://place.map.kakao.com/8055849
https://map.naver.com/v5/?c=14137578.0246774,4518905.7444767,17,0,0,0,dh
종로원조 육회 자매집입니다.
http://zamezip.com/shopinfo/company.html
公式サイトは一応あるものの、店舗を運営する会社が案内されている程度です。
1号店は5坪、2号店は10坪ですが3号店は30坪の床面積のようです。
1号店や2号店より東へ100メートル弱のところにあって、しかも鍾路に面している、3号店が最もアクセスしやすいと思います。
（1号店や2号店のロードビューは、2枚めの写真のように狭い道に立地するためありません。）
Google マップの埋め込み地図も示しておきます。
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