仙台駅西口から新宿や大崎や東京ディズニーシーへWILLERの夜行バスで

バス/bus 未分類

始点の宮交仙台高速バスセンターについて(→参照
終点の東京ディズニーシー・バスターミナル・サウスについて(→参照

仙台から東京へ行くWILLER(ウィラー)の夜行バスに乗り、東京の新宿駅や大崎駅を経由して千葉県の東京ディズニーシーまで移動したときの叙述です。

私が乗車券を買ったB655便のバスは、出発の十数分前・23時22分に”仙台駅西口”の停留所・宮交仙台高速バスセンター前にやって来ました。
先発するB654便のバス(下のほうで簡潔に言及します。)がこの時点でまだ出る前につき、2台の車が縦列で停まっています。

入線の1分後に開扉、運転手による乗客の名簿の照合(名前の簡易的な確認)と検温を経て車内へ。

リラックスという、通路の左右に2列ずつの4列シートが客室の前方に配置されています。
後方には、コモドというタイプの3列(1+1+1列)シートが設置されたバスでした。
前者は01Aから07Dまでの28席、後者は8席で、計36名がこの車両の定員です。

私がこの日に利用した座席は後者の、コモドです。
8席すべてが埋まる人気っぷりだったのですが、そのシート自体についてはエントリを分割しあたらめて紹介するつもりでいます。
なお、前者のリラックスの座席については過去の投稿である、新潟から新宿まで移動したときの記録を読んでください(→参照)。


ワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)による暗号化(セキュリティ保護)されていないWi-Fiと、その電波を使ったストリーミングサービスが提供されているようです(が、私は両方とも利用しませんでした)。
スマートフォンにアプリケーションソフトをインストールする必要があるので――数時間の移動中に動画を観るためだけのアプリを入れて重くしたくない私は――後者を試すつもりは最初からありませんでしたが、せめて前者については、電波の強さぐらいはチェックするべきでしたね。

私が乗ったB655便は、乗車地は”仙台駅西口”のみ、降車地にJR新宿駅のバスタ新宿(渋谷区)、大崎駅西口バスターミナル(品川区)、そして東京ディズニーシー・バスターミナル・サウス(千葉県浦安市)、の3か所が設定されたバスです。
23時35分、JR仙台駅の北北西にある宮交仙台高速バスセンターの前を定刻どおりに出発しました。
客室内の消灯は運転手からの説明がひととおり終わった23時51分、と車が動きはじめてすぐに真っ暗になるわけではありません。

東北自動車道においては途中、福島県に入ってすぐのところにある国見サービスエリア(SA)(伊達郡国見町)、そこから120km(キロメートル)ばかり進んだ、福島県境からは約6キロの地点の那須高原SA(栃木県那須郡那須町)、さらに100キロほど南下した佐野SA(同県佐野市)、の3か所に停まり、一時的にバスの外に出てトイレへ行ったりドリンクを調達したりできます。

何時何分に発車するかは、フロントガラスに大きく示されています。
国見SAには0時24分に着き、0時45分に出るまで21分間の停車でした。
ドアを入ってすぐ右・フロントガラスの向かいにも着発の時刻を記した紙が貼られているほか、公式サイトにおいてもダイヤを確認することが可能です。↓

高速バス時刻表 仙台・福島⇒東京・千葉|高速バス/夜行バス予約|WILLER TRAVEL
https://travel.willer.co.jp/wex/timetable/detail/?route=1301003

目安の時刻ですが、B655便は国見SAに0時30分、那須高原SAに2時20分、佐野SAに4時0分に着くスケジュールであるとわかります。
以前はPDF形式で時刻表が見られるようになっていましたが、現在は作成されていない模様です。

他の交通機関よりも所要時間が長めになるため高速バスの移動中は――昼行便もそうですし、夜行便ならなおさら――寝ておくのが一番、という私の思想を忠実に実践してしまい、那須高原SAと佐野SAの両地点では停まったことに気づきはしたものの車外には出ず睡眠を優先させました。

(上述のように、私の乗ったB655便の10分前に始点の仙台を発つB654便もあります。客室は4列(2+2列)の”リラックス”だけの一クラス仕様、仙台のほかに”福島駅西口”も乗車地に設定されていて、降車地は東池袋のサンシャインシティと終点の東京ディズニーランド・バスターミナル・ウエストの2か所です。)

JRの新宿駅に直結するバスタ新宿に着いたのは、定刻の5時50分でした。
約3分間の停車ののち、同地を出発。
初台南から五反田まで、6キロ弱ながら首都高速道路の中央環状線に乗ります。

大崎駅の南にある、大崎駅西口バスターミナルには6時18分に到着。
2分ほどでいつでも再出発できる状態になりましたが、6時25分まで動かずに待機していました。

新宿と大崎の両駅にて、大半の乗客はいなくなりました。
私も当初はどちらかで降りるつもりでいたものの、私がこの日のバスのチケットを購入するときには終点まで乗っても同額であったことと、車内の様子をこうして報告することを考慮し、全区間の乗車を決めました。

大崎駅西口を発つと、目黒より(首都高)2号目黒線に乗り、一ノ橋、都心環状線、浜崎橋、芝浦、レインボーブリッジを経由し、有明ジャンクションからは浦安まで、湾岸線を東進します。
海に近いエリアの都市化が進んだ、東京らしい一面をバスに乗りながらざっと観覧できるルートです。

7時7分、終点の東京ディズニーシー・バスターミナル・サウスに到着です。
いわゆる”緊急事態宣言”が千葉県や東京都に出されている期間ではありませんでしたが、行楽を目的にした客はほぼ皆無で、千葉県内のこの場所にて降りたのは私のほかにはひとりだけでした。



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