羽田空港が旅客の無料連絡バスの運行を一時的に?リストラ

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東京国際空港(羽田空港)の実務を担う日本空港ビルデングが先日、同空港の各(第1、第2、第3)旅客ターミナル間を無料で循環するバスのルートと本数を一時的に?簡略化する旨を告知しました。

ターミナル間無料連絡バスの運行ルートの変更について | 2021年 | 空港からのお知らせ | 羽田空港旅客ターミナル
https://tokyo-haneda.com/information/2021/detail_00098.html


https://tokyo-haneda.com/site_resource/information/pdf/000011601.pdf

12月18日より実施することを、5日前の12月13日に表明するんですね。
急を要する事情でもあるのでしょうか。

ターミナル間無料連絡バス運行時刻の一時変更について | 2021年 | 空港からのお知らせ | 羽田空港旅客ターミナル
https://tokyo-haneda.com/information/2021/detail_00204.html

2021年9月にダイヤグラムの変更がありましたが、その3か月後の今回はルートの種類を減らしてしまおう、というものです。

具体的に述べると、
A. 3タミ→2タミ→1タミ→3タミ→……、
B. 1タミ→2タミ→1タミ→……、
(C. 3タミ→2タミ→3タミ→……、)
の2種類(運休中のC. も考慮すると3種類)のルートがこれまでは存在していました。
それを、
3タミ→1タミ→2タミ→1タミ→3タミ→……
と一元化する、とのことです。
“当面の間”、と上掲のPDFファイルには記されてはいますが、文字どおりに解釈していいのかはわかりません。

(12月17日までは日中の4時間しか動かしていなかった)Bのルートも運休にして、単純にAのルートのみで走らせればいいのに、と個人的には思うのですがね。
というのも、18日からの新ルートは空港内の道路の構造上、
3タミ→(2タミを通過→)1タミ→2タミ→1タミ→3タミ→……
と無駄な周回を強いられるものだからです。
この、無駄な周回を挿入しないと1タミから2タミへ行くときに3タミに寄るぶんだけ時間がかかるためだと考えられるのですが、それでしたら
3タミ→2タミ→1タミを→2タミ→(1タミを通過→)3タミ→……
と2タミのほうを優遇してもいいはずで、なぜ(2タミではなく)1タミの利用者にとってより至便な設定にしたのかは気になります。
1タミも2タミも、搭乗客の数にそれほど大きなちがいはないと思われるのに、です。

ちなみに、同社の株をJAL(日本航空)もANA(ANAホールディングス)も保有していますが、持株数は同一です。
(発行しているのは普通株式のみのようですから、議決権ベースでも優劣はありません。)

Aのルートだけにすればいいのに、と私が考える理由は、もうひとつあります。

羽田の1タミと2タミとのあいだはバスに乗らなくても、徒歩で移動できるからです。
京急線の羽田空港第1・第2ターミナル駅の改札口の横に、両ターミナルをつなぐ通路があります。

同駅の一方の改札口、反対側の改札口がそれぞれ1タミ、2タミにつながっているのですが、換言すれば両ターミナル間はせいぜい数百メートル、歩いても5、6分で着けるほどの距離しかない、ということです。
今回の変更により羽田空港の旅客ターミナル間の連絡バスは原則として10分おきの運行になりますが、10分も待つくらいなら歩いて1タミと2タミとのあいだを移動したほうが便利でしょう。



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