中野の天下一品でこってりスープを紙コップで限定販売中

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2021年12月の現時点で東京都区内の最も新しい店舗である、中野店(中野区)における限定で天下一品のこってりスープが紙コップにより提供されています。
高円寺店(杉並区)、神楽坂店(新宿区)につづく都内で3か店めの天下一品の直営店とあって試験的な企画を走らせやすいようです。

新着情報 | 天下一品 -鶏ガラベースのこってりラーメンが自慢!-
https://www.tenkaippin.co.jp/news/detail.php?id=611

この、コップでのラーメンスープの販売が行われている旨の私的な報告が今年の1月にはウェブ上にていくつも発信されていますが、昨年・2020年の11月19日に中野店がオープンしたと同時に存在する品目ではない模様です。

Google – Google Maps
https://www.google.com/maps/@35.7100107,139.6660532,3a,75y,330h,100t/data=!3m7!1e1!3m5!1sFIaJGnJwSAhK5Zb3qH4CQQ!2e0!5s20210401T000000!7i16384!8i8192

その翌月・2020年12月のGoogleのストリートビューを見ると、まだ店頭に看板がないからです。

“コップ de こってり”という品名のようですね、看板によりますと。

平日の11時0分から15時0分まではチャーハンランチ、スープライスランチなる昼の時間限定の品目が930円(税込み、以下同様)で用意されています。
100円の追加で100ccのこってりスープが増量になるようです。

さて、紙コップのスープを注文するさいの注意点がふたつあります。
ひとつは、(他の品目もそうですが、中野店においては)支払いは現金のみであること。
もうひとつは、入店したらまず最初にレジにて会計を済ませることです。

前者についてはドアにその旨の掲示がありますからいいのですが、問題は後者です。
ルールがよくわからないせいで、店のスタッフが来るまでのあいだに複数の退店客が私よりも先にレジに並んでしまい、余計に待たされる羽目になりました。
“すぐに飲める”と看板に明記するなら、それが可能なように現実的な工夫や配慮をすべきではありませんかね?
数分間の待ち時間中にも別件で、オペレーションが熟練していないと私が感じる場面がありましたので、実際のところは入店して1、2分後にスープ入りのコップを手にできるなどと期待はしないほうがいいでしょう。

飲んでみて最も強く感じたのは、ラーメンのスープでありながらスープ単独でも充分に商品としてやっていけるだけのクオリティを具有している、という印象です。
チャーシューの一部、九条ねぎもスープに入っているのも加点したいポイントです。
(もっとも、正式に取材を申込んで中野店のこの限定品を紹介したもので使われている写真みたいに、九条ねぎはいくつも液面に見えているほど多量に入っているわけではありません。)

紙コップは標準的な、7オンス(約205cc)のサイズです。
液面は縁の十数mm(ミリメートル)下ですから、スープの量は190ccではないかと推定すれば190円という価格と上述のスープの増量の値づけとの整合性がつきます。

他の店舗においても本格的に販売を展開することを想定した場合に解決すべき問題は、どう効率よく提供するのが最適か、といった点にあるでしょう。
客がセルフサービスで勝手に注げるよう本品用にディスペンサーを設置してもよさそうな気はするものの、スープの液づまりが起きないためのメンテナンスは必要ですので(商品自体が高品質であったとしても)簡単に実行に移せる話でもなかろうと思います。

お店はJRと地下鉄の中野駅から500メートルほど真北に位置しますが、手前にある中野サンモール商店街と複合ビルの中野ブロードウェイの建物内を経由すれば、屋根(上の写真の右上)のないところを50メートルばかり歩くだけでたどり着けます。



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