以前の投稿（→参照）で近況を報告した、関西空港のエアロプラザの2階に出店するクレジットカードの上級会員用のラウンジ・NODOKAが24時間営業をはじめました。
大阪府内におけるCOVID-19の感染者数が減少し、インターネットカフェとしての能力を本格的に発揮することができるようになった恰好です。
（もっとも、感染の再拡大にあわせて終夜営業を休止する可能性はあります。）
訪問前から私が気になっていたのは、深夜の時間帯の客の入りです。
満席かそれに近い来店客が滞在していて入店できなかったり、できたとしても希望の席が確保できなかったりすると困りますよね。
深夜に私が利用したのは昨年・2021年の終盤に近い時分でしたが、心配は杞憂でした。
先客はフラットなマットの席（座敷席）に2名、リクライニングチェア席に1名、と片手でカウントできる人数しかいなかったのです。
グループルーム、ミーティングルーム、KIX-ITMカードプレミアム会員席には皆無でした。
オープン席の料金で滞在できる、芝生のエリアとオープンエリアについても同様です。
シャワーの利用客も不在でした。
スタッフに訊くと、この日に限定した少なさではなく24時間の営業になって以降、来店者は毎晩この程度、とのことです。
終電が関西空港駅を発車後で、店外のエアロプラザの2階や第1旅客ターミナルにはソファで横になるひとが散見されましたので仮眠の場所の需要は確実にあるのですが、COVID-19のパンデミック前の関空と比較して真夜中の滞在者は確実に少なくなっています。
それでも、このNODOKAや、マクドナルド、コンビニエンスストアのローソンなどが深夜もオープンしているのはありがたい話でしょう。
アルコール類を提供するようにもなっていました。
350ml（ミリリットル）入りの缶で、アサヒスーパードライとキリンラガービールは税込み240円、キリン 氷結 シチリア産レモンは同200円。
ジュナール・カベルネ・ソーヴィニヨン | アサヒビール
https://www.asahibeer.co.jp/products/wine/brand/jeanjean/jenard/K0518.html
ジュナール・シャルドネ | アサヒビール
https://www.asahibeer.co.jp/products/wine/brand/jeanjean/jenard/K0989.html
187ml入りのワインであるメゾン・ジャンジャンの、ジュナール・カベルネ・ソーヴィニヨンとジュナール・シャルドネは税込み500円です。
いずれも、市中の小売店における価格と比較して極端に高いわけではなく、良心的な設定だと思います。
COVID-19の感染が拡大すると酒類の販売はやめるようです。
店外からの飲食物の持参が可能なNODOKAですが、店内での飲酒自体が禁じられるのかどうかはわかりません。
最後に、ひとつ重要なことを。
カード会社メンバーズラウンジ | 関西国際空港
https://www.kansai-airport.or.jp/service/business/03.html
ウォークインラウンジ | 関西国際空港
https://www.kansai-airport.or.jp/service/business/11.html
関西国際空港内特典｜KIX-ITMカード
https://www.kansai-airport.or.jp/kc/facility/
今回、クレジットカードの上級会員の特典として2時間まで無料になる滞在と、それとは関係なく自動パック料金――ただし、無料でメンバーになれるKIX-ITMカードを持っていれば半額になります。――を支払う滞在とを合体させるつもりで私は店にやって来ました。
ところが、両方の併用はできないため途中で一度、精算してほしいと従業員に断られてしまったのです。
もっとも、どちらを先にしても問題はない、とのこと。
（微細ですが、チェックインのさいに渡されるネックストラップの色がブラウンかブラックかというちがいがあります。）
よくよく考えると、とりあえず最初は2時間まで滞在が無料になる特典を行使して入店し、2時間を超えて退店するときに時間が超過したぶんだけ精算する、という方法をとれば二度手間をかける必要はなく利用者に不便は発生しない気もします。
“自動パック料金”とあるように、来店時に客が（基本料金を支払い入店するか、自動パック料金を支払って入店するか）料金制度を指定するシステムではないからです。
自動パック料金が文字どおり自動的に適用されるのであれば、指定しなかったがゆえに割高な基本料金が重積した額を支払うといった悲劇は起きないはずですよね？
そこのところは今後、あらためて確認するつもりです。
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