川崎駅東口始発でバスタ新宿を経由するWILLERのバスに乗車

2022.02.04

川崎駅東口始発でバスタ新宿を経由する、WILLER（ウィラー）のバスに乗車しました。

この停留所を出発に利用する、WILLERと平成エンタープライズの両者が各公式サイトにおいてJRの川崎駅からの順路を紹介しています。↓

川崎駅東口　ラ・チッタデッラ横のバス乗り場・地図| 高速バス/夜行バス予約｜WILLER TRAVEL
https://travel.willer.co.jp/bus-terminal/kanagawa/kawasaki-station.html

川崎駅から川崎駅東口までの行き方
https://players.brightcove.net/5802244912001/4008zkAeY_default/index.html?videoId=6024219933001

川崎駅東口ラ・チッタデッラ横（アレーナチッタ前）｜乗降車場所案内｜高速バス・夜行バスの予約はVIPライナー
https://vipliner.biz/map/kawasaki/

もっとも、それらのアクセス方法だと雨天時に傘は必須です。

そこで、地下街のアゼリアを経由する方法を私は提案します。
JRの川崎駅からだけでなく京急川崎駅からもこの、22番の出口までは雨に濡れずにたどり着けます。

地上に出たら、高架の京急線を右に見つつ直進するのみです。
上の写真だと（小さいですが）左手遠方に青い車体のバスが停まっていますね。

ピンク色のわかりやすい看板、バスが停まるための歩道の切欠き、と迷う要素はないでしょう。

地下街の出口からバス停留所までは100メートルほどです。

私の乗るバスは、出発の5分前である7時30分にやって来ました。
この日、川崎からの乗客は私を入れて5人です。

運転手に名前を申告し、検温を受けて車内へ。
雨天時のこの手続きのことを考えると、川崎駅東口から乗るのは避けて屋根のある乗車地を予約のさいに選んだほうがいいと私は思います。

川崎を出る便に限定しない話ですが、一般的なWILLERのバスの車内を簡単に紹介しましょう。

リラックスというタイプのシートが通路の左右に2席ずつ配置されています。
進行方向の左手がA席とB席、右手がC席とD席で、01Aから10Dまでの席番の計40席が備わっています。

この”リラックス”のシート、約140度（140°）までバックレストを後方へ倒せる設計ではあるものの、その能力をめいっぱい行使すると写真のように、背後に座るひと――とりわけ窓側のA席やD席のひとが出入りしづらくなってしまうのが残念です。
COVID-19のパンデミック以降、A席とB席とのあいだ、C席とD席とのあいだに仕切りをWILLERが新設したせいなのですが、隣席との目隠しとしては有用で、存在を全否定はできません。

その仕切りがあったとしても背もたれを倒すと隣席や後方の席からの視線は届きやすくなりますので、気になるときはフード（キャノピー）を降ろしましょう。

ところで、上の写真の荷棚に注目すると、01Aと01Bの座席の上に薄い灰色の物体が見えますね。
（01Cと01Dの席の上にある荷棚についても同様です。）
正体不明のこの物体が鎮座するおかげで、一番前に着席する4名の乗客は荷棚が使えるスペースが制限されています。
（それでいてWILLERはその旨の注意を喚起していません。）

01Aと01Bの両席についてはドアとのあいだが台になっているためそこに私物が置けそうな気もするのですが――

COVID-19のパンデミックをきっかけに走行中はカーテンが閉じられるようになり、乗客は自由に利用できません。

車内の観察はこの程度にして話を戻しましょう。

バスはほぼ定刻の7時36分に発車しました。
7時48分に浜川崎より（首都高）横羽線に乗り、羽田線、昭和島、湾岸線を経て大井ジャンクションからは地下の中央環状線を進みます。

初台南を降りたのが8時20分で、山手通りや国道20号（甲州街道）の車の流れは順調ではなかったものの――その数分後にはバスタ新宿の前までやって来ました。

8時30分、バスタ新宿の4階に入線です。
（新宿にて）トイレに行きたい場合は申告してほしい旨の案内が川崎を出た時点において運転手よりあったのですが、実際のところ可能なのかどうかが個人的に気になりました。

特段の事情がなければ、雨天でも濡れないバスタ新宿からの乗車を私は強くおすすめしますが、新宿駅までの混む電車に乗りたくない、ということでしたら川崎からの乗車に意義はあると思います。
ちなみに、私が川崎駅東口から乗ろうと決めたのは、
・運賃、料金、交換に必要なマイレージなどが同額ならばなるべく長い距離を乗りたいこと、
・当日無料シートランクアップ（→参照）の権利を行使する可能性が（私のその日のスケジュールの都合上）皆無だったこと、
・こうしてこの場にて紹介すること、
――を考慮してです。

バスタ新宿から先の旅程については、あらためて投稿します。