魅力的だった2月28日と3月1日のANAの減額マイルキャンペーン

2022.03.06

毎月29日に限定してANAが打っているバーゲンセールが（2022年2月は暦上29日がないためか）2月28日と3月1日の両日にわたり開催されました。

ANAにキュン！毎月29日はANAからの贈りもの
https://www.ana.co.jp/ja/jp/domestic/promotions/ana_kyun29/

国内線の航空券を安く買えたり、AMC（ANAマイレージクラブ）の会員が国内線の特典航空券を低めのマイレージで交換できたりします。
過去の各月29日の企画を回顧すると、どちらか一方かどちらも行われない傾向があるのですが、2月28日と3月1日は（10月29日に打たれたもの以来）安売り、減額マイルキャンペーンの双方とも行われました。
両日の企画において私が注目したのは、後者です。

https://www.ana.co.jp/ja/jp/domestic/promotions/ana_kyun29/02.html

これまでの29日の減額マイルキャンペーンでは九州方面、北海道や東北方面、などと特定の地方を発着する路線に限定して割安な交換ができるのみだったのが、今回は全路線が対象になっていました。
なかでも”301～800マイル区間”はローシーズンで6,000マイルが必要なところ半額以下の2,900マイルで交換可能というかなり魅力的な設定でした。

マイレージチャート | ANA国内線 | マイルを貯める | ANAマイレージクラブ
https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/reference/tameru/flightmile/dom/chart.html

私は、同額ならばできるだけ長い距離を移動したいと考えます。
区間基本マイルが800マイルに近い区間は順に、
797マイルの大阪～女満別、
791マイルの札幌～松山、
753マイルの大阪～釧路、
749マイルの札幌～広島、
739マイルの大阪～旭川や大阪～沖縄（那覇）、
738マイルの名古屋～女満別、
708マイルの札幌～岡山、……
と挙げられますが、実質的に利用できるのはANAが直行便を飛ばしている区間にかぎられますから、それらのうち（2022年3月の）現時点においては札幌～広島、大阪～沖縄（那覇）あたりが最も割安でしょう。
大阪～沖縄（那覇）にはLCCの（ピーチ、ジェットスター・ジャパンの）直行便がある一方で――LCCの就航がない、札幌～広島で交換できたら理想だなぁと個人的には思いますが、飛んでいるのは毎日片道1便、1往復のみのため搭乗日のスケジュールの束縛が大きくなることを覚悟しなければなりません。

なお、”今週のトクたびマイル”という企画において2020年12月までは2,500マイルから交換が可能な設定がありました（→参照）が、現在は3,000マイルか、毎月ではないある月の29日に2,900マイルで交換できるのが底値のようです。
（そのタイミングにおけるCOVID-19の拡がり具合も関係してくる話ですので、ANAの思惑どおりに決まるものではない点に留意する必要がありますが）大阪～沖縄（那覇）については昨年末・2021年12月より、今週のトクたびマイルの企画内にて3,000マイルで交換できる設定が頻繁に出現しています。
29日の企画との大きなちがいは、数日中（長くて予約の7日後）のフライトが対象であることです。
そのほか、大阪～沖縄（那覇）の大阪側の空港が週によって変化し、伊丹のみだったり関西のみだったり神戸のみだったりと限定される点にも気をつけなければなりません。