青春18きっぷ期間中に大阪から東京へ東海道線の普通列車で

未分類 鉄軌道/railroad railway

青春18きっぷの利用期間中である某日に、大阪を朝に出て東海道線で東京へ向かう移動をしたときのことを記します。
乗った列車は6本で、途中の米原、豊橋、浜松、静岡、熱海の各駅で乗りついでいます。
その日は土曜・休日ダイヤで運転される日でしたので平日ダイヤの運転日とは乗客の多い、少ないの様相を異にすることに留意してください。
また、食事の事情をまったく考慮せずに行動しています。

2022年3月にダイヤの改正がありましたが発車時刻、到着時刻は同改正前のものです。
ただし、使用される車両が同改正の前後で変化している箇所については、現在の最新の状況も簡単に併記します。

  • 大阪06:21―快速→08:06米原

米原方面の快速電車は、転換クロスシートの8両(4+4両)編成です。
5号車と4号車との連結部に座席はありませんので注意してください。
この日は6時18分に始発である大阪駅の8番のりばに入ってきました。

5時55分に出る電車が大阪駅発の最初の上りの快速電車ですが、それにしないで6時21分発のこの列車を使うことにしたのは大垣駅における乗りかえが不要だからです。

立っているひとやドアの近くの補助シートに座っているひとも確認できるものの、転換クロスシートにも空席はありました。

なお、大阪駅に6時20分に着く西明石駅が始発の普通電車は対面の7番のりばに入線します。
上の写真の左奥にヘッドライトが見える、接近中の電車がそうです。

終点の米原駅には8時6分に到着します。
多くのひとが写っていますが、大半は(東海道線でも、北陸線でもなく)改札口の先へ向かう客でした。

東海道線の上り列車は、例外なくこのプラットホーム・(7番のりばか)8番のりばから発車します。

  • 米原08:25―新快速→10:28豊橋

8時25分発の新快速の電車はこの日、8時20分に東方より入ってきました。
普通列車が平均して1時間に2本しかない東海道線におけるボトルネックで、4両編成や6両編成が充当されるスジもある区間の8両編成ですから、入線を待つ客の列の長さから考えて座れない心配はまったくしませんでした。

ちなみに、名古屋口の特別快速、新快速、快速の各種別の8両編成の列車は現状、(米原方に)2両+(豊橋方に)6両、4+4両、のどちらかでやって来ます。
先頭車どうしの連結位置には座席がないことを覚悟しなければなりません。

なお、大阪から名古屋まで東海道線を最速で乗りついで移動するプランをすべて挙げる投稿を2年ほど前にリリースしましたが(→参照)、今回の行程はその4. のパタンに相当します。

途中、私が座る隣席が埋まっていたのは尾張一宮駅から刈谷駅までのあいだだけでした。

10時28分、豊橋駅に到着です。
階段ないしエスカレータ、エレベータでプラットホームを移動し、定刻で10時36分に入線する電車を待ちます。

  • 豊橋10:43―普通→11:17浜松

この日の大阪からの移動において座席の確保に不自由さを感じた、2回のうち1回がこの普通列車でした。
入線から10時43分の出発までのあいだに後続の特別快速の電車もやって来るため、2本の速達種別からの乗客を吸収することになるこの普通列車は必然的に混むというわけです。
もっとも、進行方向に座れなかっただけで、着席はできましたし写真のように空席もありました。

なお、(上述の)ダイヤ改正前は311系の4両編成だったこのスジには同改正後、313系の8両(4+4両)編成が充当されているようですので、輸送力が倍増した現在は席に余裕があるはずです。

転換クロスシートに座れるのはここまでで、以東は基本的にロングシートの車両で移動することになります。

  • 浜松11:27―普通→12:41静岡

階段やエスカレータなどを降りて昇って、もう一方のプラットホームに停まる静岡方面の上り普通列車に乗ります。
3月のダイヤ改正前は313系の3両+211系の2両という5両編成でしたが、双方の前後が改正後には逆になり、現在は211系3両+313系3両の6両編成で運転されているようです。
(そのほか、浜松駅の発車時刻が現在は11時24分に早まっています。)

  • 静岡12:55―普通→14:21熱海

この大阪から東京までの移動において最短の、3両編成の電車で静岡駅を出発します。

既述の、着席に不自由を感じた2回のうちのもう1回がこの、静岡駅からの列車です。
私自身は座ることができましたが、写真のように立っているひとが多数いますよね。
両方とも4両や3両といった編成の長さが短いケースですので、時刻表などでそれがわかれば便利なものの、残念ながらその情報はウェブ上で公式にリリースされてはいません。
短編成ゆえの”座席の争奪戦”を東海道線内で想定しておいたほうがいいのは、関ヶ原越えの区間と、静岡県内です。

だいぶ東へ進んだ沼津駅にて311系の2両編成が前に増結されます。

熱海駅においてもプラットホーム間の移動が必要です。

  • 熱海14:33―普通→(後略)

この日、電車は2分前の14時31分に入線しました。
熱海駅より東は、15両(5+10両)編成と一気に車両の数が多くなりますので着席に困ることはないでしょう。
(東京口の東海道線の普通列車は、短くても10両編成です。)

熱海駅を出る時点においてどのボックスにも客がひとり座っている、といった状態であることは写真のように、まずありません。

ちなみに、この列車は東京駅まで東海道線を走破し高崎線に直通しますが、途中の大船駅にて湘南新宿ラインの特別快速の電車に接続します。
(3月のダイヤ改正後の時刻で、東京駅着は16時18分、特別快速の新宿駅着は16時19分です。)
両者が赤羽駅や大宮駅などに着く時刻の差はほんの数分程度につき東京経由、新宿経由の特別快速、のどちらの系統を利用してもいいと思いますが、籠原駅を越えて深谷駅以遠へ向かうならば高崎駅まで直通するその特別快速の列車に乗りましょう。



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