関空から成田までPeachの朝一番の便に搭乗

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昨年・2021年の話になりますが、LCCのPeach(ピーチ)が大阪(関西)から東京(成田)へ朝一番に飛ばす、MM311便(APJ311便)をある平日に利用したときの記録です。

空港島内のエアロプラザより無料の連絡バスに4、5分ほど乗り(→参照)、第2旅客ターミナルへ移動します。

Peachの国内線のフライトの搭乗手続きは、関西空港では出発予定時刻の90分前から25分前までです。
この日はチェックインが可能になった十数分後、出発まで1時間以上も余裕があるタイミングで私はチケットの発行を受けました。
チェックインを終えた順に連続して振られるシークエンス番号は、30にも満たない数でした。

Peachのスタッフによる手荷物の重さの計測を済ませ、4本の列に合計で40人ぐらいが並んでいた所持品の保安検査を6分でクリアします。
厚着になる寒い季節は所要時間がどうしても長めになってしまうのが厄介です。

本日のフライト情報 検索結果 | 関西国際空港
https://www.kansai-airport.or.jp/flight/kix_searchresult?KUBUN=DD&AREA_CODE=0&FLT_CODE=MM&FLT_NO=&submit=1

朝の7時台に各方面への出発便が何本も設定されているため、セキュリティ・エリアの待機スペースは混んでいます。

写真の、搭乗口から遠い部屋にて待つことにすれば座れるだけの余裕はあるものの、これでまだ朝の6時台です。
7時台に突入し各便の出発時刻に近づくにつれてじわじわと人口が増えていきます。

出発まで20分を切った7時16分、客室後方の窓側に座るひとを対象に優先的な搭乗がはじまりました。
多数の乗客が列をなしますが、なぜか前に進みません。
追って肉声による案内があり、飛行機の最終準備に時間を要している、とのこと。
最終準備なる言葉はなかなか聞きませんが、だったらどうして並ばせたのでしょう。

全員の搭乗がはじまったのは7時29分で、その3分後には最終案内のコールがかかりました。
7時33分、上の写真の場所よりしばらく歩いた先の95番搭乗口を通過します。

関空の第2ターミナルの建物と飛行機の横のタラップとのあいだに、屋根はありません。
これは関空に着いたPeachの飛行機を降りるさいも同様です。

正確な割合ではなく私の目測ですが、8割ばかりの席が埋まっていたように思います。
機内の後方には中央の列のB席やE席に座るひとがいなかったものの、前方はB席やE席にも人影が見えます。

定刻だと7時35分のところ、実際のKIX発は7時45分でした。

1期島のA滑走路を7時54分、南西方向に離陸。
関空へ向かう便は紀の川に沿うようなルートをとりますが、成田へ向かう便はもっと南へ遠回りし、和歌山県と三重県との境あたりで紀伊半島を抜け海上に出ます。

途中、伊豆諸島の神津島(写真の一番手前)の上空かやや南を通過します。
右側の窓からは眼下に三宅島を確認できるはずです。

房総半島沖を大きく回って九十九里浜を目指します。
ウィングレットの向こうには小さく富士山が見えますね。

九十九里海岸より陸の上に突入して5分後の8時55分に着陸、NRT着は9時4分でした。
定刻は9時0分ですから、関空における出発の遅れを数分ほど取戻しています。
沖留めではなくボーディング・ブリッジが接続され、南ウイングの第5サテライト、57A番のゲートより第1旅客ターミナルへ。

Peachは座席の位置によってタイミングをずらした降機を乗客に求めていますが、前方の客と後方の客との時間差はいつも、せいぜい2分か3分です。
COVID-19のパンデミック以降にPeachが導入した方法で、不当に余計な時間がかかるわけでもなく許容できる範囲内につき、やめずにこのまま継続してほしいと私は思っています。

悠長に撮影をしながら歩いてきたため、機外に出て8分後にバゲッジクレームに着いたときにはもうターンテーブルは回転していました。
成田に到着して15分が経過しており、周囲には写真のようになにかを待っていると思われるひとも見えるものの、なんらかの荷物が出てきそうな気配がなく(本当に手荷物の引渡しが完了したのかどうかは不明です)、1分ぐらいで観察はやめて非制限エリアに出ました。



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