広島空港の非制限エリアにある、ビジネスラウンジ「もみじ」を紹介します。
東西に長い旅客ターミナルビルの最東端、保安検査場に向かって左手の一番奥、SPRING JAPAN(スプリング・ジャパン)のカウンタに隣接した位置です。
その他の施設 ラウンジ|広島空港
https://www.hij.airport.jp/service/lounge.html
料金は税込み1,650円ですが、上掲の公式サイトが挙げるクレジットカードの上級会員であれば無料で利用できます。
写真の右奥に見えるドアより店内に入り、右手のカウンタで支払いか対象のクレジットカードの呈示を済ませます。
この日、私はチェックイン前にやって来たため搭乗券を持っておらず、便名を告げて入店しました。
入店して左手に、数人が座れるソファがあります。
しかし、そのソファ以外は基本的にひとり用の座席です。
リクライニングチェアも数席ながら置かれています。
これらの席にはハンガーがありませんので、長いコートもかけられるワードローブを利用しましょう。
右奥に見えるのは、マガジンラックです。
つづいて、入店して右側の区画です。
国内にある他空港の同様のラウンジと同様、ソフトドリンクやコーヒーが自由にいただけます。
広島空港のラウンジにおける飲料のサービスの特徴は、日本酒の提供がある点です。
すべて、大吟醸酒か純米大吟醸酒です。
貼られた表によると、ラウンジの外の福屋広島空港ショップが8種類の全銘柄を販売しているようですが、一番左にある(表の一番上に載った)大吟醸 双鶴賀茂鶴だけはセキュリティ・エリア内のANA FESTAでも買えます。
試飲したうえで気にいったものがあれば土産として買っていくことができる、という寸法なのだろうと推測しますが――
ANA FESTAとちがって福屋広島空港ショップは非制限エリアにあり、購入した液体の日本酒は機内には持込めず貨物室に預託しなければなりません。
テレビ放送が見られるのだと思いますが、モニタつきの席もあります。
広島空港のラウンジのもうひとつの特徴は、マッサージチェアが設置されている点です。
いつも満席とまではいかないものの、このマッサージチェアと先述のリクライニングチェアはだいたいどなたかが使っています。
PCを用いた作業を想定したブースもあり、ローラーブラインドを下げて画面を見られにくくすることが可能です。
PCそのものも置かれていますが、20分間で再起動がかかるセッティングのようです。
コピー機も設置されています。
喫煙ルームの居心地もよさそうです。
出発便のディスプレイが室内に写っていますが、空港の館内のアナウンスがラウンジの店内にも流れます。
店内にトイレがあるため、一時的に外出する必要はありません。
国内線の利用者を主眼に置く、空港内のラウンジのなかで広島空港のビジネスラウンジ「もみじ」は指折りの施設だと私は思います。
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