WILLERのラクシアで夜に舞浜、東京から名古屋へ

バス/bus 未分類

舞浜駅から東京ディズニーランド・バスターミナル・ウエストまで(→参照

舞浜(千葉県浦安市)の東京ディズニーランドの停留所から、名古屋駅の近くまで行くWILLER(ウィラー)の夜行バスに乗りました。

ラクシアという、シートが3列(1+1+1列)の配置になっているタイプのバスです。
席番は01Aから08Cまでで、座席定員は24名です。

東京ディズニーランド・バスターミナル・ウエストの停留所ではプラットホームのどの位置から自分が乗る便が出るのか、番号をディスプレイで確認できます。

この日、私が乗るT353便のバスは22時1分にやって来ました。
運転手に名前を告げ、検温を受けて車内へ。

ドアの右手に貼ってある運行の予定時刻を記した表によれば、もうひとつの乗車地の東京駅鍛冶橋駐車場を23時10分に出て、終点の名古屋南ささしまライブには5時35分に着きます。
道中、海老名サービスエリア(SA)に0時10分に入り30分間の、藤枝パーキングエリア(PA)に2時30分に入り30分間の、岡崎SAに4時20分に入り25分間の、休憩があります。

運転手に訊くと、東京ディズニーランドにて11名が乗車した、とのこと。
満員が24名のバスに11名、と定員の約半分で、舞浜発の甲斐がある盛況さです。
ウェブ上でT353便を予約するページを確認したところ、この時点において残りは5席でしたから、東京駅鍛冶橋駐車場では8名が乗ってくるはずです。

昼行便であるか夜行便であるかに関係なく、各席の頭上に設置された読書灯は、点くときもあれば点かないときもあります。
このバスでは、写真のように作動しました。

22時11分に東京ディズニーランド・バスターミナル・ウエストを発車したバスは、東京ディズニーリゾートの敷地の南側の外周を反時計回りに走り、22時25分に首都高速道路湾岸線の舞浜インターチェンジ(IC)を通過。
時間調整のためか、辰巳第二PAにて約5分間の運転停車がありましたが、それ以外は気になる点もなく深川線、箱崎、江戸橋、都心環状線を経由し神田橋ICで一般道に出ました。
日比谷と数寄屋橋の両交差点まで大きく”し”の字型に遠回りして、東京駅鍛冶橋駐車場の敷地に22時59分に入場します。

座席数が少なくシートの価格が高めのバスを、バスタ新宿ではなくこちらの発着にしているのはWILLERに考えがあってのことなのだとは思うものの、施設の良否とバスの設備の優劣とがねじれている現象はなんともしっくりとしません。

その東京駅鍛冶橋駐車場をバスが発ったのは、23時11分でした。
京橋ICより浜崎橋、一ノ橋と都心環状線を通り、谷町ジャンクションから渋谷線に移ってそのまま東名高速道路に入ります。
舞浜を出た時点では皆無だった運転手の肉声による案内が、東京駅鍛冶橋駐車場を発って一般道を移動中よりあったのですが、この日はそれが15分間と長めでした。
到着時刻、休憩に入る時刻のほか、シートの機能の説明などです。

アナウンスが終わったときにはバスは渋谷の街を抜け山手線の外側に出ており、このタイミングで客室内が減灯になりました。

私が座る前の席は東京駅鍛冶橋駐車場で埋まりましたが、背もたれが倒れてきても不思議と圧迫感はありません。
前に座る客のスマートフォンの画面の光が見えていますが、ほとんど気にならないのは消灯ではなく減灯だからでしょう。

多摩川を渡った先の東京料金所を23時43分に通過、その19分後・0時2分に海老名SA(神奈川県海老名市)に着きました。

出発は0時35分、とのこと。

最初の休憩は長めに確保される傾向にあり、時間に追われずになにかを腹ごしらえするならこちらが最適なのですが、真夜中ともなるとフードコートの過半のテナントは閉まっています。

24時間営業の飲食店は本当にありがたい存在です。

海老名を発ったのは0時36分でした。
減灯の状態より天井の照明が消され真っ暗になったのも、海老名を出てからです。

以降、海老名SAより140km(キロメートル)強進んだ新東名高速道路の藤枝PA(静岡県藤枝市)、さらに110キロほど進んだ岡崎SA(愛知県岡崎市)にも寄ったはずなのですが、残念ながら記録は残していません。
記録どころか、両地点における駐車の実感、つまり私の記憶も皆無です。
それほどよく眠れたということではあるものの、私が疲れていただけの可能性もあります。

ひとつ補足すると、この日のT353便のバスには、海老名SAに着いても外に出る乗客がほとんどいませんでした。
周囲の静寂を破って通路を一番前のドアまで歩く行為には、多少なりとも心理的な抵抗を感じます。
SAやPAにて休憩のさいに気兼ねなく車外に出たいと考えているのであれば、できるだけ前方の席を予約しましょう。

私が目覚めたのは、肉声のアナウンスがあった5時24分でした。
バスが名古屋高速道路を降りて一般道の名古屋市道江川線を北上中のことです。

終点の名古屋南ささしまライブには2分ほど早い、5時33分に着きました。
各線の名古屋駅は、北へ直線距離にして1キロ弱です。

ラクシアの座席そのものについて紹介するエントリも、いずれ投稿のつもりです。



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