WILLERのスタンダードの夜行バスで福岡から大阪へ

バス/bus 未分類

福岡から大阪、京都へ向かうWILLER(ウィラー)の夜行便に乗車しました。
福岡側の出発地は博多駅と小倉駅の2か所、到着地は大阪の新梅田シティと、京都駅です。

博多バスターミナルの3階の、35番ののりばからWILLERのバスは出ます。

バスが複数台になる場合、2台め以降は35番ではないところより出ます。
もっとも、36番は35番の前方、31番は35番の向かい側ですので、いずれにせよ35番の近くにて待つといいでしょう。


https://www.google.com/maps/@33.8880706,130.8839548,3a,75y,140h,90t/data=!3m6!1e1!3m4!1s7D22PJoOUbtvrdeNMJSPGA!2e0!7i16384!8i8192

博多バスターミナルの停留所が館内であるのに対し、小倉駅新幹線口の停留所は屋外です。
上掲のGoogleのストリートビューの、左奥に位置します。
ただし、小倉駅の改札口から同バス停までの徒歩には屋根のあるペデストリアンデッキが使えます。


https://www.google.com/maps/@33.8876146,130.8850109,2a,37.5y,57h,90t/data=!3m6!1e1!3m4!1sEgPEKXMInkHCuuDlhQo_RA!2e0!7i13312!8i6656

バスが停まるのは、あるあるCityの建物とリーガロイヤルホテル小倉の建物とのあいだの道です。

上の写真の左奥の階段や、バス停の標識が立つ角の近くにだけは屋根がありません。

この日、JH1652便の2台のバスが小倉駅新幹線口の停留所に入線したのは23時21分、と後述の発車予定時刻を過ぎてからでした。

博多より乗るつもりで私はこのバスのチケットを購入したのですが、先回りして小倉から乗りました。
名前と博多からで予約していた旨を乗務員に告げ(検温も受けたと思います)、2号車の車内へ。
運行の実務を担うのは、1号車は日本高速バスですが2号車は同社が委託する祐徳自動車です。
祐徳自動車もWILLERのピンクのバスを走らせていますが(→参照)、2号車に充当される車両はそれではありません。

JH1652便のバスは博多バスターミナルを22時0分、小倉駅新幹線口を23時20分に出て、WILLERバスターミナル大阪梅田(以下、WBT大阪梅田)に7時20分、京都駅八条口に8時25分に着くスケジュールで走ります。
途中の休憩は3か所に設定されており、1回めは中国自動車道の王司パーキングエリア(PA)において23時55分から0時10分まで、2回めは山陽自動車道の小谷サービスエリア(SA)で3時0分から3時15分まで、3回めは三木SAにて6時0分から6時20分まで、です。
(1回めと2回めとのあいだに下松PAで5分間、2回めと3回めとのあいだに吉備SAでも5分間、バスが一時的に停まりますが、それは2名の運転手が交互にチェンジするためです。)

1号車のリラックスのバスは座席が10行4列(2+2列)の配置であるのに対し、2号車のスタンダードのバスは写真の左の表のように12行4列(2+2列)、とシートが多く存在します。
もっとも、たいていの場合においてリラックスの席よりもスタンダードのバスの席のほうが安めに買えますので、スタンダードの席が一方的に不利なわけではありません。

ただ、私は当日無料シートランクアップの特典が使える立場にありました。
リラックスの席に空席があれば当日の朝5時以降に2号車から1号車に席の指定を変えられたのですが、この日は残念ながら1号車はずっと満席のままのようでした。

そんな事情で、オーソドックスな設備のバスで福岡から大阪まで向かうことになった次第です。
2号車の空席もゼロか1席のみだったと思います。
23時25分に1号車が出ていったのに遅れて23時26分、小倉駅新幹線口を発ちました。
室内灯はこのままの明るさで、九州を抜け本州へ突入します。

最初の休憩の地である王司PA(山口県下関市)には、0時0分ちょうどに到着。
このとき、王司PAでは施設の改良工事中につきトイレは仮設のものであったほか、商業施設も限定的で、紹介したいと思えるポイントはありませんでした。
(今月・2022年9月にその工事は完了するらしいです。)

0時18分に王司を出て、1分後には客席内の照明が減灯、そして消灯となりました。

小谷SA(広島県東広島市)に2回めの休憩に入ったのは、2時56分です。

フロントガラスに掲げられた出発の予定時刻は3時10分とあり、トイレに行列ができていたなら15分未満の時間しかないとなるとちょっと厳しいよなぁ、と感じました。
もっとも、これが長ければ長いで短縮したら早く目的地に着くのに、と考えるひともいるわけで、万人が満足する最適解はないのでしょう。

近隣の県の特産物も扱うSAやPAが多いなか、小谷SAでは広島県の土産が充実しています。

小谷で実際にドアが閉まったのは、3時12分でした。

空も明るくなり、三木SA(兵庫県三木市)にて最後の休息です。
5時59分か6時0分に着いたように思います。

山陰のものから遠くは愛媛の母恵夢や伊勢の赤福まで、かなり広範囲なご当地の食品、銘菓が三木SAの売店では売られていましたが、それとは別箇に存在するセブン-イレブンにおいて扱われる商品のラインナップにも一般的な店舗よりも個性がありました。

“世界一忙しいラーメン”なるフードコートの品目が気になりますが、いただけるほどの休憩時間の余裕はないでしょう。
スターバックスの独立した建物も敷地内にはあるものの、残念ながら営業時間外です。

6時16分に三木SAを出ると、バスは10分もしないで神戸市に、30分ぐらいで大阪府に入ります。
中国道を降りて阪神高速道路の池田線に乗れば、梅田に着くまでは順調に進んで約20分です。

JH1652便の2号車のバスは7時15分、新梅田シティのWBT大阪梅田に到着しました。
到着便が集中するためか、入線にあたり手前で数分間の待機を受けているのですが、それでも定刻よりも5分の早着です。
上の写真の右の1号車は2号車の数分前に着いており、2号車の客が降りているあいだにWBT大阪梅田を去っています。

追って2号車も遅れること2分、7時18分にWBT大阪梅田を発ち最後の到着地である京都駅八条口へ向けて走っていきました。
本稿にて紹介することを考慮すれば、京都まで乗るべきではないかとも思いましたが、大阪で降りて阪急電車やJRで京都へ移動したほうが安い価格でしたのでやめた次第です。



コメント

タイトルとURLをコピーしました