賞味期限切れの食品が安く買えるマルヤスの都区内2店舗

未分類 食/food

賞味期限の切れた食品を割安な価格で販売している、マルヤスという小売店が東京の区部とその隣接地にいくつかあります。

特定の場所に72時間スタッフやカメラを置いて多くのひとにインタビューを行う、NHK総合テレビの番組でこのお店を”舞台”にした回があり、個人的に気になっていました。
消費者に賞味期限切れを伝えたうえで商品を売る店を私はほかに知らないからです。

店舗情報 | 合同会社ファンタイム
https://fun-time.co.jp/shop/

2022年秋の時点において東京都と埼玉県に全部で5店舗、出店しているようです。
私が訪問したのは下に述べる都内の2か店ですが、残る埼玉県の3か店も川口市、戸田市、加須市、と東京の区部に接する市内に過半の店があります。

都内のふたつの店舗のうち一方は、大田区内の大森町店です。
72時間のドキュメンタリー番組でやっていたのもこの店舗でした。

大森町店の前の道路は広くなく、ブロック舗装であることからもわかるとおり、車道というより歩道です。
車での来店客はどうしているんだろう?、と気にはなります。

私は、羽田空港へ行く途中にこのお店に寄りました。
ただし、最寄りである京浜急行の大森町駅(停まるのは普通車のみです)からでも東へ徒歩10分弱、とあまり近くはありませんし、路地にあって迷いましたので地図を見ながらの訪問をおすすめします。

もうひとつは冒頭の写真の、足立区内にある足立花畑店です。
北東に400メートルほどのところを流れる綾瀬川を渡れば埼玉県、というロケーションです。

こちらは対面で車が通行できる道の沿道にあります。

店内における撮影は禁じられているため以下はほぼ文章のみになりますが、両店にて販売されている商品についてざっくりと説明します。

    • 賞味期限の切れた商品の取扱いは一部

私が誤解していたのでひとつ述べておきたいのは、商品の多くが賞味期限切れの食品なのではなく、一部であるということです。
ほかには、メーカが内容量を減らした商品を市場に投入したために一般的に取扱われなくなってやって来た、中身を減らす前の(多めの内容量の)商品もありました。

    • 食品以外の商品もある

販売されているのは食品だけではありません。
足立花畑店よりも売場の面積が広そうな大森町店では、折りたたみ傘やハンディファン(携帯扇風機)が売られていました。
いずれも、安全性に重大な問題はないもののなんらかの支障があるという事情によって通常の流通から外れたもののようでした。
(難ありと判断された具体的な理由は、明確に記されています。)

両方のお店に置かれていたのが、不織布のマスクです。
つぶれたり破れたりしたせいで個包装の箱が存在しない、数十枚が袋に入れられただけの商品で、マスクの機能的にはなんの欠陥もないと思われるものです。
(ただし、白色やベージュ色のものはありませんでした。)
この商品のみに注目してみると、足立花畑店の売価のほうが安いようでした。
両店で価格をすべて同一にしているわけではなく、それぞれの店舗の裁量に任せられている部分もあるのではないか、という気がします。

    • 実際にひとつ買ってみた

せっかくなのでなにか購入したいと考え私が選んだのは、日清シスコの”ごろグラ チョコナッツ”です。

400グラム入りで322円、と通常よりも確実に安値とわかり、本当なら店頭にある全在庫を買ってしまいたかったのですが、際限なくすべて一気に食べてしまうにきまっているため1点だけ買うことにしました。
(その懸念どおり、開封後24時間以内にひとりで全部いただいてしまいました。)

ごろグラ チョコナッツ 360g | 日清食品グループ
https://www.nissin.com/jp/products/items/11160

メーカの公式サイトにあるように現在のこの商品は360グラム入りで、多くの店舗において見かけるのも360グラム入りですので、中身が400グラムだからという事情でマルヤスにて安く売られていた模様です。
賞味期限は数か月も先でしたし、当然ながら味にはなんの問題もありません。

会計には両店とも、現金のほかPayPayが使えます。



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