バスターミナル東京八重洲発のWILLERの夜行バスで名古屋へ

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昨秋・2022年9月に東京駅の新幹線側・八重洲口の眼前に開業したばかりの、バスターミナル東京八重洲(→参照)を発つ高速バスの夜行便を先日、利用しました。
WILLER(ウィラー)の、川崎駅東口や新横浜駅を経由し名古屋駅の近所まで走るバスです。

私の乗るBE363便のバスは、その日は14番ののりばから発車するようでした。
その日は、と打ちましたが(常識的に考えて)通常時は14番から出る、と決まっているのでしょう。
エスカレータで地下2階に降りた正面にあるファミリーマートのすぐ横が14番ですからわかりやすい位置ではあるものの、座って待てるベンチは近くにありません。

BE363便の前に14番のりばを使うバスは23時15分発ですので、BE363便の入線はそれを待ってからになります。
なお、ディスプレイには(運行の実務を担うベイラインエクスプレスという社名ではなく)WILLER EXPRESSと記されています。

23時19分、バスが入線しました。

BE363便のバスは、川崎駅東口を日付が変わった直後の0時5分に、新横浜駅北口を0時40分に発って同様に客を乗せます。
終点の名古屋駅(則武1丁目)には6時35分に到着します。

休憩は2か所に設定されており、海老名サービスエリア(SA)には1時25分から2時5分まで、遠州森町パーキングエリア(PA)には4時15分から4時55分まで滞在するスケジュールです。
(ただし、2023年1月現在は海老名SAと掛川PAに変更されており、当然ながら2回めの休憩の着発の時刻も変わっています。)

中央の通路の左右に2列ずつ10行、計40席が設置されたリラックスというタイプのバスです。

電源は写真のように家電製品のタイプAのプラグが挿せるもの(いわゆる、コンセント)です。
レッグレスト、背もたれのヘッドレスト(枕)のほか、一番前の4席以外の36席にはフットレストも設置されています。

数人の客を乗せて定刻の23時25分に八重洲を出たバスは京橋インターチェンジ(IC)より首都高速道路に乗り、羽田線、横羽線と経由し0時2分、川崎駅東口のラ・チッタデッラ横に着きました。
車内に客がひとり乗ってきて、0時5分まで待ち発車すると横羽線に戻って横浜北線へと進みます。

新横浜ICを降り、(新横浜大橋ではなく亀甲橋を渡ったように思います、)新横浜駅北口のバスのプラットホームに0時30分に入線しました。
3番のりばが所定らしいのですが、この日は7番のりばに停まっています。
5、6人ほど、とここでは八重洲や川崎駅よりも多くのひとが集合しました。
この日は平日でしたが、週末や休日だと乗客はもっと多いのでしょうか。

0時40分に発車するまでのあいだに自動音声や運転手による直接の案内があり、新横浜を定刻に発つと1分後には減灯、さらに1分後には天井の照明が消えました。
新横浜ICに戻り、10分もしないで横浜青葉ジャンクションより東名高速道路に合流します。

1時8分、海老名SA(神奈川県海老名市)に到着しました。
建物に一番近い区画には高速バスが写真のように集結していましたが、私の乗ったバスはここには駐車できずに遠いところに場所を確保しています。

店舗情報 | EXPASA海老名下り | サービスエリア・お買物 | 高速道路・高速情報はNEXCO 中日本
https://sapa.c-nexco.co.jp/sapa/shop?sapainfoid=10

ラーメン店や牛丼店など一部のテナントが24時間営業をしており、(既述のとおり)40分間も休憩があれば食事も可能だろう、と思っていたものの、1時30分には出発する旨を運転手より示されており、なかなか現実的ではなさそうです。

1時31分に車内が消灯になり、西進の再開です。
2時過ぎには御殿場を通過し、新東名高速道路に移ります。

3時52分、遠州森町PA(静岡県周智郡森町)に着きました。
バスは建物の前に優先的に駐車できる設定にもかかわらず、そうではない車が陣取っているせいで何人もの乗客が長めの距離を歩かされる羽目になりました。
(もっとも、こんなのは迷惑の程度としてまだ軽いほうです。)

店舗情報 | 遠州森町PA(パーキングエリア)下り | サービスエリア・お買物 | 高速道路・高速情報はNEXCO 中日本
https://sapa.c-nexco.co.jp/sapa/shop?sapainfoid=198

やっているのは24時間営業の、デイリーヤマザキのみです。
昼間はフードコートにて魅力的な食事ができそうなのですが、扉が閉まっているため館内に入ることもできません。

高速バス時刻表 東京・横浜・川崎・千葉⇒名古屋・岡崎・浜松|高速バス/夜行バス予約|WILLER TRAVEL
https://travel.willer.co.jp/wex/timetable/detail/?route=2301002

上にも記しましたが、2023年1月現在はBE363便の2回めの休憩地が掛川PAに変わっています。

店舗情報 | 掛川PA(パーキングエリア)下り | サービスエリア・お買物 | 高速道路・高速情報はNEXCO 中日本
https://sapa.c-nexco.co.jp/sapa/shop?sapainfoid=196

こちらはフードコートで一部の店舗が真夜中も営業しています。

休憩を約30分間で終え4時23分に遠州森町を出ましたので、このペースなら終点にも早着するのかな?、と考えていたのですが、名古屋高速道路(東海線か大高線か、とちらを経由したかまではメモに残していません)に入ると途端にスピードが緩くなりました。

定刻だと6時35分のところ、名古屋駅(則武1丁目)のバス停には6時27分に着きました。
道の向こうには新幹線の名古屋駅の光が見えます。
その横を通過していったのは6時25分に先着しているはずのBE362便のバスで(上掲の海老名で私が撮った写真にもその姿が確認できます)、そちらはやや遅着だったみたいです。



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