朝の成田3タミは国内線の保安検査場が混みがち。所要時間は何分?

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ビジネスモデルの性質上、LCC(格安航空会社)は朝に多くのフライトを集中させがちです。

ゆえにLCCが専用で使う成田空港の第3旅客ターミナルの朝は、乗客が多いと必然的に混みます。

ピークの時間帯でなければ、手荷物検査を受ける前に搭乗券をスキャンさせる自動改札の手前は上の写真のように、検査場まで見通せる状態です。
それが、混んでいるときは――

先まで見えないどころかだいぶ手前から行列ができており、検査にかかる時間がわかりにくくなります。
(想像してみてください、上の列に並んで何分ほどで手荷物検査を終えられると思いますか?)
平日の朝に私は何度も利用していますが、経験したなかで最長のケースとして上の行列の写真を載せた次第で、これよりも人が多いところを見たことはありません。
もっとも、土曜日、日曜日、祝日の様子については見た経験が私には一度もないためわからず、もしかしたらさらに混む場合もありそうな気はします。

実際のところ、どれくらいで検査場を抜けることが可能なのでしょうか。
出発予定時刻の15分前になれば保安検査場が混んでいようが搭乗口を閉める、とある航空会社が天井から放送で宣言しているのですが、上述の自動改札を通過後にできる努力は旅客にはありません。
以前、朝の第1ターミナルにおいて大行列ができていた様子を報告しましたが(→参照)、そのときのように急ぎの客に優先的に便宜が図られることも皆無です。

結局、写真の行列に並んでから自動改札を抜けるまでは6分、そこから手荷物の検査を終えるまでは7分、で計13分の所要時間でした。
2、30分はかかるのかな?、と覚悟していましたので、大行列の外見よりもかなり短時間でクリアできた印象です。
(ちなみに、上の検査場の端の写真は行列とは別日に撮っています。)

これも過去のエントリにおいて紹介しましたが(→参照)、150A番から150D番までの搭乗口は検査を終えればすぐそこです。
それに対して、160番台、170番台のゲートは保安検査場を抜けてから徒歩、エスカレータかエレベータの上下移動、の両方で5分前後のところに位置します。
手荷物検査にかかる時間のほか、検査後の移動の時間も加味して各搭乗口に向かいましょう。

なお、160番台、170番台の搭乗口が存在するサテライトにて、上の行列の写真を撮った朝のある便の乗客に対するオペレーションをしばらく観察しましたが、出発時刻の15分前を過ぎて以降も搭乗客は何人もやって来て、機内へ去っていきました。
飛行機には乗せない、と恫喝するだけで実行しないなら、なんのためにプレッシャーをかけているのでしょう。
搭乗前に乗客に不安を味わわせるのもサービスの一環なのでしょうか。

ひとつフォローをすると、その会社はチェックインを空港まで来ずともウェブ上において出発予定時刻の7日も前より可能にしている点は挙げるべきでしょう。
混雑を回避したい客に、それができる手段を同社は与えているのですから、(表現の方法に問題はあれ)搭乗口まで早く来てね、と利用者に求めるだけの道理はそれなりにあるとは思います。



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