私が韓国の一般的な路線バスに乗れるようになったのは初訪韓から数年後で、使うまでにはそれだけの心理的な抵抗がありました。
韓国のバスって朝の5時ごろから利用できますでしょうか？それと、1人で乗っても怖… – Yahoo!知恵袋
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14277591889
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韓国のバスは早朝の5時から利用が可能なのか？、ひとりで乗っても怖くないか？――という、Yahoo!知恵袋に投稿された質問について今回は話題にします。
- 私が回答するならば
ソウルとそれに隣接する各市と仁川の市内（韓国の首都圏）、釜山の市内については朝の4時からバスが走りますし、ソウルだと朝の5時台でも深夜バスの運行を終えてはいない時間帯になります。
ただし、地方の都市のバスが運行をはじめるのはそこまで朝早くはないみたいです。
韓国の一般的な路線バスに乗っていて、治安の面における怖さを感じたことはありませんが、運転がやや荒い印象ではあります。
もっとも、降車しようとしてドアが閉まりかけたときは降りる旨を声を出して伝えたら発車をやめてくれる、といった作法は日本と同様ですから、必要以上に不安に思わなくてもいいでしょう。
車内のアナウンスを訊き、降りたい停留所が告げられたときにちゃんと降りられれば問題はない、と私は考えます。
- 補足――回答には打たない私の考え
（長距離の、都市間輸送ではなく）都市圏内の鉄道網が日本よりも（人口の割には）発達していない韓国においては、そのかわりにバスの路線網が充実しています。
ゆえに、多く走るバスを使えるようになるだけで行動の自由度がぐっと高まります。
利用にあたっての最大の懸念事項は、降りたい場所にて正しく降りられるか、でしょう。
外の景色を見つつ車内の自動音声による放送を訊いて下車のボタンを押す、そしてバスを降りる――それらの一連の動作ができたらほかになにも心配はないと思います。
運賃を過不足なく支払えるか、という不安もあるかもしれませんが、これはICカードの交通カードを入手すればほぼ解決する問題です。
運賃箱の機械にかざすことで決済でき、小銭を用意する煩雑さからも解放されます。
（距離制の運賃の首都圏では降車のさいにもかざす必要があります。）
ちなみに、日本のバスの運賃箱が両替も可能な高機能なものであるのは特殊で、（韓国ではドライバーが紙幣、硬貨を目視で確認しマニュアルにより差額を出してくれますが）外国においては多めに払ってもお釣りを出さない運用のところもありますので要注意です。
運転手がドアを閉めたら乗せてやらない、といった理解に苦しむ意地悪なオペレーションも韓国にはなく、人間として当然の対応をしてくれますから、気持ちよくバスを利用できると思います。
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