シャトル☆セブンという、千葉県に近い環状七号線(環七)を南北方向に縦断するバスについて以前の投稿にて紹介しました(→参照)。
前回は平日の日中に南進するバスを利用したときのことを述べましたが、今回は平日の夜間に北進するバスの乗車記です。
ただし、乗ったのはJRの京葉線の葛西臨海公園駅から都営地下鉄の一之江駅まで、と江戸川区内で完結する6km(キロメートル)程度です。
東京ディズニーシー・バスターミナル・ノースから東京ディズニーランド・バスターミナル・イースト(いずれも千葉県浦安市)を経由してJRの常磐線の亀有駅(葛飾区)までの全区間が約23キロ、大人220円の運賃で利用できる最長の区間である葛西臨海公園駅から亀有駅までで16キロ強ですので、私が観察したのは始終点間のごく一部ということになります。
葛西臨海公園駅の0番のバス停に、10人前後が乗るシャトル☆セブンのバスが着きました。
駅舎から屋根のないところを40メートルほど歩いた位置にあります。
上の写真を撮るために私は列には並ばずにいたわけですが、私の前に10人弱、私が撮影を終えて最後に乗ろうとしてからも数名がやって来て最終的に十数人が乗車し、3分の遅れで葛西臨海公園駅を発車しました。
20名を超える客が乗っていながら、座らないひともいたおかげで着席できた状況です。
途中の総合レクリエーション公園の停留所においては、数名の降り乗りがありました。
地下鉄東西線の葛西駅では、約10人が降り数人が乗りました。
南進のもの(→参照)と同様、シャトル☆セブンのバス停は環七から奥まったところにあります。
葛西臨海公園駅を出て20分後、一之江駅に着いたタイミングで遅れは4分以上に拡大していました。
こちらにて私のほかにもうひとりが降りた一方、乗車したひとは十数名いましたので、20人を超える客を乗せ亀有駅へ向け発っていった計算になります。
葛西駅の停留所とはちがい、一之江駅ではシャトル☆セブンのバスは環七の側道上に停車します。
地下の一之江駅へ降りられる階段は、北へ十数メートルばかり歩いた位置です。
エレベータは道路とは垂直に、バス停から交番の脇を歩いて十数メートルほどのところにあります。
私が利用したこの日は本降りではなかったものの雨も降っていたため、そのせいで乗客が多かった可能性もあるでしょう。
ただ、別日の好天の夜に偶然、一之江駅にて客が乗降中のシャトル☆セブンのバスを目撃したさいも同様に降客が多かったり、逆に乗客が多かったりしました。
停留所の数が少ないぶんだけ短時間で移動できることもあり、シャトル☆セブンが一之江駅以南、以北の交通手段として大きく貢献しているものと推測します。
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