高級なところだとホテルという施設そのものが非日常的ですから、ギャンブルを縁遠いものと感じるひとにとってはホテルに併設されたカジノのこととなると勝手がわからないのはなおさらでしょう。
韓国のカジノについて質問です。釜山に旅行で行こうかなと考えてるのですが、… – Yahoo!知恵袋
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11291944816
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11291944816
釜山への旅行でカジノのないホテルに泊まろうと考えているが、韓国のカジノは宿泊客でなくてもそのホテルのカジノに入場できる様式なのか？――という、Yahoo!知恵袋に投稿された質問について今回は話題にします。
- 私が回答するならば
海雲台（ヘウンデ）にあるパラダイスカジノ釜山、西面（ソミョン）にあるセブンラックカジノの釜山ロッテ店、のいずれも、ホテル（前者はパラダイスホテル釜山、後者はロッテホテル釜山）の宿泊客でなくても入店できます。
仁川（インチョン）、ソウル、済州（チェジュ）島、大邱（テグ）、江原（カンウォン）特別自治道にある、韓国の他のカジノについても同様のはずです。
- 補足――回答には打たない私の考え
ホテル内の施設で宿泊者のみが使えるものといえば浴場やサウナ、スポーツジムぐらいしか思いつきませんが、ホテルによっては宿泊の客でなくても入場料を払えばそれらの利用を可能にしているところもありますし、完全に宿泊者だけに限定しているところもあります。
カジノは日本国内にはない施設ですので、それらと同様に宿泊を入店の条件としないものなのか、条件とするものなのか、想像がつかないのも無理はありません。
実際のところ、韓国のものにかぎらず、他国においても宿泊客でなければ入場させないなどというカジノにこれまで私は遭遇したことがありません。
（訪問の経験こそないものの実存の例として挙げられるのは、宿泊を前提に乗る豪華客船内のカジノぐらいです。）
おそらく存在しないだろう、と私は考えますがその根拠は単純で、賭ける客が多ければ多いほど収益が上げられる事業において宿泊客のみに参加を制限する合理性はないからです。
なお、不思議なことにカジノはなぜかホテルとセットで設置されているのが一般的です。
（ただし、ひとつのカジノに対しひとつのホテルがきれいにペアとなるとはかぎりません。）
建物だけを見るとカジノ単体で設置されているようでありながら、調べてみると別館のホテルがカジノとおなじ資本による経営のところもあります。
ラスベガスのストリップの沿道外、旧市街地のフレモント・ストリート（Fremont Street）にはありそうに思いましたが、どのカジノもホテルに併設の形態のようです。
カジノがあってそれに対応するホテルは存在しない、という実例はどこかにあるのでしょうか。
国内におけるパチンコ店、競馬場、競艇場、競輪場、オートレース場等でホテルとセットで設置されているところなど実在するのかと考えると、日本のギャンブルの施設と海外のカジノとで対照的な特徴といえます。
（もっとも、簡易宿所であるカプセルホテルやサウナを併設したパチンコホールは多く存在し、その場合でも両者は店舗として独立しています。）
コメント