ベッセルイン広島駅前のカフェ利用プラン

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心斎橋(→参照)、京成津田沼駅前(→参照)、と過去にべッセルインの他店の実施例を紹介してきましたが――

今回はベッセルイン広島駅前のカフェ利用プランについてです。
早い話が、ベッセルホテルが朝の食事を提供する共用のスペースを宿泊しない客にも時間貸しする有料のサービスです。

ただし、”広島駅前”という命名ながら、JRの広島駅や、広電の広島駅の停留場からは500メートル前後の距離があります。
それより近いのは的場町の電停や、(来年・2025年あたりに廃止される予定ですが)猿猴橋町の電停です。

心斎橋と同様、朝食会場は1階に位置します。
京成津田沼駅前の”スカイラウンジ”が10階で遠くまでよく見渡せる眺望なの(→参照)に対し、こちらの窓は道路に面していますので、ローラーブラインドを下げないと通行人に丸見えです。

また、心斎橋や京成津田沼駅前では電源(いわゆる、コンセント)は壁や窓を向いたひとり用の席のテーブルの天板近くにあるのに対し、こちらは延長コードによりなんとか確保したような恰好となっています。
電源の用意がない席もあるのは心斎橋、京成津田沼駅前のベッセルインとおなじです。

フロントにおいて渡されるカードも心斎橋や京成津田沼駅前とちがい、時間は手書きされません。
3時間の限定で入店した場合、利用をはじめた時刻を客各自が記憶しておかないと時間切れのタイミングがわからなくなります。
時間を超えていてもその旨をホテルのスタッフより指摘され(支払いや退店を即座に求められ)ることはなかったため、差額はチェックアウトのさいに精算すればいいオペレーションなのだと思われます。

(写真ではグラスやコーヒーカップで隠れていますが)その札にWi-FiのIDとパスワードが記されているのは、京成津田沼駅前と同様です。

店内のドリンクは、自由に飲むことができます。

コーヒーのマシンは心斎橋とおなじもののようです。
(左上から)コーヒー、カフェラテ、カフェモカ、ココア、エスプレッソ、アイス コーヒー、アイス カフェラテ、アイス カフェモカ、アイス ココア、ホットウォーター、とボタンには記されており、アメリカンではなくエスプレッソがいただけます。

ティーバッグはダージリン、アップル、アールグレイ、ピーチ、セイロン ディンブラ、カモミールブレンド、の6種類です。

サントリー烏龍茶、野菜と果実ミックス、ペプシコーラ、ジンジャーエール、グレープフルーツ、なっちゃん オレンジ(、冷水)、とソフトドリンクは心斎橋や京成津田沼駅前よりも少なくなっています。

カフェ利用プランの外来の客には無縁なことに注意する必要がありますが、心斎橋や京成津田沼駅前にないのが、泊まりの客のために小さなケーキが提供されるサービスです。
写真はストロベリー味だけが残った時分に撮りましたが、日中には抹茶味のケーキも用意されていたことも記しておきます。

この朝食会場は入口からフロント、客席へのエレベータへの動線上にはないにもかかわらず、これを目的とした宿泊客がラウンジに多くやって来ていました。
他方、カフェプランの客は心斎橋の利用時と同様、私のみでした。

カフェ利用プランで無料なのは(ケーキは対象外で)ドリンクだけですが、食べるものや飲みものを各自が持参してラウンジ内にていただくことも可能です。
私は使いませんでしたが、店内には電子レンジや電気ポットも置かれています。

使いづらくて私が不満に感じた点は唯一、フロントの奥に設置されたトイレ内の洗面台がとても狭小なところです。
この小ささでどうやってまともに手を洗えばいいのでしょう。

本カフェ利用プランでは1,000円(税込み)で11時0分から23時0分まで、最大12時間の滞在ができます。
うち、任意の3時間以下なら500円(税込み)です。
(ちなみに、泊まりの客がこのスペースを使えるのは14時から23時まで、とチェックインが可能な時刻以降となっています。)
一部の旅行予約サイトにおいて本プランを予約、購入することもできますし、現金やクレジットカードでフロントにて入店時の前払いも可能になっています。



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