シャトル☆セブンについて以前、南へ進む平日昼の便に乗ったさいのことを記しましたが（→参照）、ある平日の夜に北進するバスにも乗車してみました。
その南進時とまったく逆の区間、つまり京葉線の葛西臨海公園駅から総武線の小岩駅までで、江戸川区内より外には出ない移動になります。
葛西臨海公園駅の改札口を抜けて左の階段を降り、60メートルばかり先に位置するシャトル☆セブンのバス停に向かいました。
シャトル☆セブンは東京ディズニーリゾートの両園（シー、ランド）からやって来ます。
双方が21時0分に閉まるのよりも前にバスは東京ディズニーシー・バスターミナル・ノース、東京ディズニーランド・バスターミナル・イーストを出ているのですが、それでも多くの客を乗せていました。
社会人になる前のひとにとっては夏休みの期間中であり盛況なのはそのためだったのか、期間外であってもこの時間帯のシャトル☆セブンは人気なのか、真相はわかりません。
入線の時点で、4分の遅着です。
葛西臨海公園駅において降車するひとももちろんいたものの、上の写真のように葛西臨海公園駅からの帰宅客も十数人と多く、私が期待していた着席など論外な状態でした。
ところが。
つぎに鉄道の駅と接続する地下鉄東西線の葛西駅にて、どっと20人前後が降りました。
写真のように空席ができ、私の覚悟に反し幸運にも着席することができています。
乗客もいたものの、ほんの数人程度でした。
つぎの鉄道との交点である、都営地下鉄新宿線の一之江駅においても同様に乗車は数人のみだったのに対し、20人超が降車しました。
東京ディズニーシー、東京ディズニーランドからだと大人220円（現金の場合、以下同様）よりも高くなる運賃も、葛西駅や一之江駅までなら（420円や500円でなく）320円でよく、両駅にて降車が多いのは合理的な傾向ではあります。
とりわけ、都営新宿線の駅とランドやシーとを直結するバスはシャトル☆セブンが（実質的に）唯一で、貴重な存在ですので人気なのはよくわかります。
定刻より5分の遅れで小岩駅の南口に終着です。
葛西臨海公園駅を出たのも4分か5分遅れで、それを最後まで回復できなかった恰好になります。
私は都内（江戸川区、常磐線の亀有駅発着の便なら葛飾区も）で完結するように利用しており、ゆえにシャトル☆セブンの運賃は220円です。
葛西臨海公園駅から先の区間をシャトル☆セブンで北進する場合は都外へ出ないことが自明ですから、南行の便の乗車時のように運賃の前払いのさいに降りる停留所を告げる必要はありません。
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