マカオのバスは両使いで。安価な路線バスも無料のIRのバスも。

(タクシーに乗れば?というかたはそれでいいのですが)日本円で百円にも満たない公共の路線バスのほかIR(カジノ)が走らせている無料のバスがありますのでマカオではこの、両種を使うことを私はおすすめします。
いずれか一方じゃなくどちらも、双方ともです。

マカオ内の移動について私的なブログや個人がコメントしたサイトで、カジノのバスがまるで存在しないかのような前提のものや、逆にフリーのバスがあるのだから路線バスなど(訪澳客には)必要ない、という見地のものがあり、いくらなんでもその意見は両極端で不適当だと思うのですよ。


私のスタンスは、基本的には統合型施設の無料のシャトルバスを、それが不便ならば公共の路線バスを、といったところです。
重視するのは目的地までのトータルの所要時間です。どっちもタダかほぼタダで、出費の無有は誤差の範囲内ですから。
(必ず座れる、シートが良質、Wi-Fiの電波が飛ぶ、等のアドバンテージも前者にはありますが。)

私がマカオにて路線バスに乗るのは、
a. 目的地を通る系統が調べなくてもわかっているとき、
b. 目的地の周辺にカジノがないとき、
――以上がバスを降りてからの面倒さを考えたパタン、以下は乗るまでの厄介な面に注目したものです。――
c. 移動したいタイミングで周辺にカジノがないとき、
d. カジノのバスに乗るまでの待ち時間が長いとき、
e. カジノからカジノでない地点へ移動するとき、
などです。


a. は、澳門機場(マカオ空港)や亞馬喇前地など、バスの頭や側面によく表示されているのを見かける目的地へ行くなら路線バスが利用しやすいですね、という話です。
何度も使う系統のルートは記憶にあるから、って場合もそうです。

b. (とc. )は換言すると、カジノへ行くつもりでなくともカジノのバスに乗ることを前提にしているわけです
――たとえば、外港客運碼頭は海立方(Oceanus)の周辺、新八百伴(New Yaohan)は英皇娛樂酒店の周辺、等――
が、行きたい場所の近辺にカジノがなければ公共のバスのほうが便利ですね、というだけの項目です。

c. はb. の逆で、出発地の周辺にカジノがないパタンです。近所にバス停があれば路線バスが合理的です。


d. が意図するのは、いくら無料とはいえフリーライドのために20分も30分も乗り場にて過ごすのは時間がもったいないがゆえの回避です。
私が待つのは、10分が目安です。路線バスに乗るさいでもその程度は待つからです。

e. は、(カジノ着ではなく)カジノ発の方向の便だと、乗車にチケットが必要なケースが多いのが理由です。
カジノ内のカウンタにおいて乗車券をもらうわけですが、各店の窓口のロケーションを私も満遍なく把握はしていません。捜してゲットしに行くのにも余計に時間がかかります。それに、チケットが求められるのはカジノに関係のない利用者を減らしたい趣旨がある(ほど乗客が多い)ためなので発車までのウェイティングは自然と長めになります。これらの事情を考慮すると、路線バスにしたほうが賢明、という次第です。
(ひとつのIRの事業者が複数のカジノをマカオ内で運営しており、シャトルバスには遠隔のカジノのあいだを直結する役割もあります。この連絡バスならばチケットは不要です。)

こうした場合分けはややこしい、路線バスだけでマカオ内のどこへも行けるじゃないか、との意見もあると思いますし、それは真理として正しいです。
ただ、地元の居住民で数十種類のバスの系統の多くが頭に入っているならそれでいい(乗りこなせる)のでしょうが、観光客はそのレベルではまずないと思います。
公共のバスのルートの情報をサーチしようにも、Google先生は頼りになりません(→参照)。
対照的に、カジノの場所は一停留所とはちがって地図サイトでも明確に示されますから、乗るとこのあたりへ行くのに使えるな、という判断がIRのバスについては容易なのです。

それと、路線バスは車費(運賃)の支払いが面倒な点が挙げられます。いくら低額であれ省略ができないアクションです。
日本のバスの運賃箱にある両替機能はありませんし、釣り銭も戻りません。見慣れぬコインを探すうちに乗りたいバスが来てしまったため、私は10パタカを箱に入れたときもあります。ICカードの澳門通(マカオパス)で払うさいの3パタカ(約40円)の3倍超です。

一般的にその、マカオパスの利用がよく推奨されるのですが、
・乗車時の決済がスムースなこと、
・運賃が現金払い(の6パタカ)よりも安い(3パタカまたは4パタカである)こと、
・2乗車めの課金が条件により免除されること、
などのメリットもある反面、ビジターには無視できない支障もマカオパスにはあります。
購入までの苦労をはじめ、残高をどうするか、使えるところの少なさ、等です。
(マカオパスについては、あらためて投稿します。)

最後に。マカオにてタクシーを私が拾うのは、バスの乗り場へ歩いたり待ったりする時間が究極的にないほど急ぐときです。カジノのバスも切り札にはならず、最終手段としては(待たずにピックアップできるか不安はあるものの)断然タクシーが至便ですので、(路線バス、IRのバスもそうですが)未経験なのでしたらサービスの勝手を知るためにも一度は乗車をおすすめします。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です