釜山市内のバスには一部、隣接する梁山市や金海市や蔚山広域市や昌原市、近隣の巨済市まで走る路線が存在します。
ソミョン駅からキメ市までは地下鉄で何分くらいかかりますか？ – 西面(… – Yahoo!知恵袋
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10227157265
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釜山の繁華街のひとつである西面（ソミョン）から、西隣りの市である金海（キメ）市までは鉄道でどのくらいの時間がかかるのか？――という、Yahoo!知恵袋に投稿された質問について今回は話題にします。
- 私が回答するならば
西面（ソミョン）駅から地下鉄（都市鉄道）2号線で沙上（ササン）駅まで、約15分。
地下の沙上駅から高架の沙上駅までの移動に、10分弱。
沙上駅から釜山-金海軽電鉄の金海市庁（キメシチョン）駅まで、30分弱。
これらを合計すると所要時間は50分ほどですが、地下鉄や軽電鉄の待ち時間も加味すると長くてさらに15分、合計で1時間前後といったところだと思います。
金海市庁駅にて降りるものと仮定して話を進めましたが、仏岩（プラム）駅から終点の加耶大（カヤデ）駅までの全12駅が金海市内にありますので、目的地の最寄りがどの駅かによっても変わってくるでしょう。
なお、バスの乗車に抵抗がないのであれば、西面からなら1004番の急行バスが軽電鉄に沿うように、蓮池公園（ヨンジゴンウォン）駅の近くまで走っていますので検討の価値ありです。
西面のロッテホテルの前から金海市庁の停留所までの正味の所要時間は1時間20分弱、平均して約30分おき、と鉄道利用の場合よりも長めにかかりますが、乗ってしまえばあとは最寄りの停留所でまちがいなく降りることに留意するだけだからです。
- 補足――回答には打たない私の考え
韓国の地元の地図サイト・KakaoMap（카카오맵）で鉄道の場合の経路と1004番バスの経路とを比較してみます。
緑色の線が地下鉄2号線、紫色が軽電鉄、両者の接続点が沙上駅です。
質問の、同区間の西へ進む方向の移動については、補足はほとんどありません。
（逆区間の東進については、最後に簡単に私の考えを述べます。）
他方、水色の軌跡は1004番の急行バスのものになります。
川を渡る一般道の橋がルート上においては実質的、現実的に亀浦大橋しかないため、急行バスの1004番は亀浦市場や亀浦（クポ）駅を経由してはくれますが、（やや遠回りになる）沙上駅には寄らず白楊山を貫通するトンネルを使ってショートカットをします。
1004番バスの金海市側の起点は、蓮池公園駅の近所にある亀山洞（クサンドン）の駐車場のそばです。
ここから南に進み、左折し高架の軽電鉄の直下の道に出ると、軽電鉄と地下鉄3号線の大渚（テジョ）駅（→参照）までは両方向にバス停があります。
1004番の急行バスで特筆すべきは釜山市側の経路です。
西面駅からは地下鉄1号線の真上の中央大路を、地下鉄やKORAILの釜山駅の先まで南下します。
終点は博多や下関などへ行ける船が発着する、釜山港国際旅客ターミナルです。
急行バスの1004番、一般バスの5-1番のほか、現在は一般バスの42番も釜山港国際旅客ターミナルの停留所にて乗り降りできる路線になっています。
ターミナルビルはKORAILの釜山駅と屋根つきの歩道橋でつながってはいますが数百メートルから1km（キロメートル）ほどの距離があるため、乗船前、下船後の釜山駅とのアクセスに長く歩きたくないなら1004番をはじめとしたバスの利用を考えてもいいでしょう。
異国の地のバスの乗車を不安に思う気持ちは理解できますので、無理に1004番の急行バスを使うことはありません。
しかし、金海市内から釜山の西面、その先の地下鉄1号線のルート上の駅周辺へ向かうのであれば、座席が確保しにくい地下鉄を使うよりは1004番のバスのほうが楽ですから、抵抗なくバスに乗れるようにはなっておきたいところです。
乗車時、下車時に交通カードを端末にタッチするだけで運賃は過不足なく支払えますので（運転手と韓国語で会話せずともよく）、あとは自分の希望する正しい停留所において降りられるかどうかです。
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