関東篇・新宿を午後に発ち仙台まで東北本線を経由し5本の列車で

未分類 鉄軌道/railroad railway

後篇・東北篇(→参照

新宿を14時40分に発ち22時18分に仙台に着くプランで、ある土曜・休日ダイヤの運転日に東北本線の5本の普通列車を使って東京と仙台とのあいだを移動してみました。
所要は7時間38分、途中で列車を乗りかえるのは宇都宮、黒磯、新白河、福島の各駅です。

新宿を16時過ぎに出れば7時間強で、仙台には23時台前半に着けるのですが、なんらかのアクシデントにより乗りつぎに失敗するとその日のうちに仙台にたどり着けなくなってしまう最終のパタンであるため(積極的にはおすすめできませんし、私自身も試すつもりはありません)、そのひとつ前のパタンにあたる下掲の旅程での移動を決めた次第です。

  • 新宿14:40―普通→16:29宇都宮

最初に乗るのはいわゆる湘南新宿ラインの系統で、定刻だと始発の逗子駅を13時33分に出て横須賀線から直通でやって来た列車になります。

その日、新宿駅の4番線に入線したのは14時37分でした。

午後の平穏な時間帯の15両(5+10両)編成とあって、最後尾に近い2号車ともなると写真のように座席は半分も埋まっておらず、余裕で空席を確保できています。
(ちなみに、グリーン車自由席の乗車位置のほうには長めの行列ができていました。)

宇都宮駅の7番線に着いたのは16時27分、と定刻より2分の早着でした。
2本めが入線するのは対面の8番線で、1本めの11号車、10号車、9号車に乗ればほぼ対面の位置になります。
ただし、エスカレータや階段の存在が邪魔な箇所もありますので留意してください。
(平日ダイヤの運転日は1本めの終着が10番線のため対面にはならず、プラットホームの移動が必要な点も要注意です。)

  • 宇都宮16:42―普通→17:36黒磯

宇都宮駅に着いて行列に並び待つこと数分、所定の時刻より1分早い16時34分に3両編成の電車が8番線に入線しました。
3連は今回のこの旅行で乗る5本の列車のなかで最短になります。

新型車両の導入にあわせて固定編成の両数が(4両から3両に)減らされたり、宇都宮駅の以南と以北とで在来線の旅客列車の系統が完全に分割されたり、でサービスの質がここ最近になって悪化したのがこの、栃木県の中部から北部にかけての約50km(キロメートル)強の区間です。
その減車のせいで宇都宮駅より北上する場合は座席の確保がしづらくなっており、本行程の移動中においてしばらくは立っての移動を覚悟しなければならないセクションでもありますので、宇都宮駅ではできるだけ列の前のほうに並ぶよう努力しましょう。
宝積寺駅、蒲須坂駅でも客の降車はありましたがこの日、恒常的な空席が出現しはじめたのはおよそ半分のところまで走った、片岡駅においてでした。
(逆に黒磯駅から宇都宮駅まで南下するさいは空席競争のライバルも多くないため、短編成化による不便をそこまでは感じないはずです。)

列車は1分の早着で17時35分、黒磯駅の1番線に入りました。
狭小な階段かエレベータと、跨線橋を渡って4番線へ向かいましょう。

  • 黒磯17:45―普通→18:09新白河

跨線橋から、3本めに乗ることになる5両編成の電車が見下ろせます。

関東地方と東北地方との境界で乗客の少なめな区間であるにもかかわらず、あきらかに供給過多な5連の電車が充当されていますので、着席できない心配は無用でしょう。
(宇都宮駅を発着する列車のほうが短い3両編成なのは、どう考えても異常なのが実感できるのではないでしょうか。)
ボックスシートがあるのは前から3両め、(上の写真の)4両め、最後尾の5両めです。

18時9分、新白河駅の6番線に時刻どおりに着きました。
プラットホームの南端には屋根がないため、雨天のさいは車止めに近い前から1両め、2両めのドアより降りるといいと思います。

  • 新白河18:43―普通→20:28福島


新白河駅が東京と仙台とのほぼ中間地点に位置するためここで投稿を区切ることにし、4本め以降の列車については後篇の東北篇に分割します(→参照)。



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