後篇・仙台を朝イチに出て常磐線の4本の列車で東京へ

鉄軌道/railroad railway

前篇(→参照

仙台駅を早朝5時半に発つ上り一番列車で東京へ、ある平日に在来線の普通列車だけで移動したときの叙述の、今回は後篇です。
前篇と後篇とに分割はしたものの勝田駅や水戸駅において全体の3分の2前後まで進むことができており、3分の1程度の距離を残すのみとなっています。

  • 勝田10:26―普通→11:32土浦

上り方面より5両編成の電車が、10時17分に定刻で入線しました。
これが数分間で折返しの上り列車となります。

つぎの水戸駅では5番線に、10時32分から10時37分まで停車します。
勝田駅や、写真の水戸駅のプラットホーム上には立食形式の駅そば店が毎日9時0分から20時0分まで営業しており、今回のこの仙東間の移動中において時間を余分に消費することなく食事が可能なポイント、タイミングとして貴重です。
もちろん、水戸駅でいただく場合は前篇にて記した列車の乗りつぎは勝田駅ではなく(10時10分着、ゆえに27分間も確保できる)水戸駅にすべきでしょう。

なお、前篇の行程中におけるいわき駅と、水戸駅の改札階には小型のコンビニエンスストアであるNewDays(ニューデイズ)の店舗もありますので、両駅では食べるものやドリンクなどの調達も改札を出ることなく(つまり、出入場のためにきっぷを手にせずとも)可能です。

11時33分、1分遅れの終着で土浦駅の2番線に入りました。

  • 土浦11:35―普通→12:49東京

土浦駅ではおなじプラットホームの3番線に、つぎに乗る15両(10+5両)編成の電車が待機中です。
先頭(上の写真の右)に乗っていれば6号車(同左)が、最後尾に乗っていれば10号車が対面に来るような停車位置になります。

勝田駅や水戸駅にて時間に余裕があったのとは対照的に、土浦駅における接続はわずか3分間、と急かされます。
もともとは東京の都心と水戸駅や勝田駅とを1本の列車でダイレクトに結んでいたのが、2年前の2022年3月のダイヤ改正のさいに土浦駅より南と北とで常磐線中距離電車の系統が分割されたせいで不便を強いられる恰好となっている次第です。

12時41分に上野駅の9番線、いわゆる高架ホーム(2階)に時刻どおりに到着しました。
上野駅が終着となる列車は地平ホーム(1階)に入線する可能性があるのに対し、品川駅やその先へ運行される列車は絶対に高架ホームの発着になるため、どちらになるかを調べなくてもいい点において気楽です。

東京駅の10番線に着いたのも定刻の、12時49分でした。
以遠、東海道線でさらに南進するつもりなら、この電車を降りるのはおなじプラットホームにつぎの電車がやって来る、東京駅や新橋駅にしましょう。

終着は品川駅の10番線に、12時58分の予定です。



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