韓国のサウナにてカードで決済できない体験に何度か遭う

正確にはサウナやチムジルバンで、ですが、推測ながらどうやらこれは、カード決済ができないような仕様にしているんじゃないか(個々の店舗の機械の不具合等ではなく)、と思われる心証を持ちましたので、エントリを起こすことにしました。
韓国にて決済に、私がメインで使っているクレジットカードを入浴施設の端末にスタッフが通しても、使えないと断られたことがここ1、2年弱で3回ほどあるのです。

  • 1回めは釜山の朝紡海水湯(チョバンヘスタン)で

最初の体験は一昨年・’18年の2月です。釜山の朝紡海水湯(조방해수탕)という、チムジルバンにてです。

この店舗が建つ凡一(ポミル)は、百貨店もある釜山の旧来の繁華街のひとつです。
西面(ソミョン)からは真南、釜山駅(부산역)とか例の像が敷地の前に鎮座する日本の総領事館がある草梁(チョリャン)とかからは、メインストリートの中央大路を北にいったところにあります。

このチムジルバンよりも規模の大きい施設が釜山には多数あるなかで、エントランスの通路の狭さが示すように建物のスケールは小さい部類ではあると思います。
しかし朝紬海水湯は、地元ではテレビを視ればCMが(有名なタレントこそ起用されていませんが)流れている店舗です。経営の規模として個人レベルでやっているというチムジルバンではないと思います。

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https://www.youtube.com/watch?v=xFroA4NnQcM

조방해수탕 – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=LCpIWmHWRgY

決済に使えない理由をフロントの中年女性に訊くと、ロッテカードが拒む(から連絡して)、といいます。
不明な点があればどうぞご自身で、という対応そのものは、日本国内と同様の対応です。
(もっとも、アクワイアラ(acquirer)である(と思われる)ロッテカードに、私がコンタクトを取る理由はありません。クレジットカードの会員とアクワイアラとに契約関係はないからです。カードのホルダーの窓口はイシュア(issuer)、つまり発行会社です。)

いや、ここへ来るちょっと前に飲食店にて決済で使えている、だから私のカードに問題があるとは考えられない、と数時間前のレシートまで見せて抗弁するも、眼前の機械は何度やっても承認しません。
このときは、私のカード(プラスチックの物体そのもの)が更新期限まで1年を切っていました。経時劣化による磁気ストライプの不具合で使えない、という事象はどこでもたまにあるものです。
(このあと実際、日本国内でも使えない店舗が出てきましたので、更新まで数か月しかないにもかかわらずその数か月間のためだけに、新しいカードを発行していただきました。)

ただ、当時は上記のように磁器不良を理由のひとつとして疑っていましたので、この翌年に起こる同様の拒否など夢にも思っていませんでした。

  • 2回めはソウルのホテルアロパのサウナで

ソウル駅(서울역)から北北東へ約1.2km(キロメートル)、地下鉄の市庁駅(시청역)のやや南に位置するビジネスホテルの、ホテルアロパ南大門(호텔 아로파 남대문)の地下に併設されたサウナでのことです。
(ホテルは昨年・’19年の終わりには、トラベロッジ明洞シティホール(트레블로지 명동 시티홀 호텔)という名称に変わっています。)
男性専用の店舗です。サウナポセイドン(사우나 포세이돈)という屋号が、一応ながらあります。

今回は有効期限が更新されたカードに交換してまだ数か月後でしたし、それになによりホテルに附帯するサウナでしたから、まさかクレジットカード決済を拒否されるとは想像もしていませんでした。
実際に拒まれたときにふと、先述の釜山の朝紡海水湯の事例も思い出しましたが、(他のカードでも試してみるべきところを)熟考することなくこのときはなぜか、現金で支払ってしまいました。

  • 3回めもソウルの、ホテル ザ デザイナーズのサウナにて

そして昨年、2回めから数か月後の、ホテル ザ デザイナーズ(호텔 더 디자이너스)のサウナのケースです。
ソウル駅から真南に1kmほど、地下鉄4号線の淑大入口(スクテイック)駅(숙대입구역)の前――地下鉄ですから表現としては、駅の前というより駅の上ですね。――にあるサウナです。
こちらはデザイナーズホテルに併設されているもので、男性専用です。

ホテル ザ デザイナーズはこの数年で店舗をいくつも増やしている新興のビジネス(宿泊機能にほぼ特化している)ホテルです。
(日本語の正式な表記はわかりません。ホテル・ザ・デザイナーズ、ホテル ザ デザイナース、など揺れがあります。)
このホテルに泊まったことがなくても、ソウルの街を移動していると外観の意匠が特徴的で目につく建物ですので、知っているかたもいらっしゃると思います。

Hotel the Designers |
http://hotelthedesigners.com/ja/

で、ここの地下のサウナのフロントでも、端末にいくら通しても決済されないという事態に直面します。

何度も機械に通したうえで、使えない、と告げる従業員の若い男性。
ホテルアロパのデジャヴュです。拒否の危険性もあると入店する前から覚悟はしていましたので、JCBも提示してみましたが、同様に受付けません。
カードを使用しようとしてできなかった客は私のほかにいるのか?とそのスタッフに訊いてみたところ、クレジットカードを利用している客はすべて韓国人で、外国のひとからはみな現金で支払いを受けている記録がある、と帳面を拡げて説明してくれました。
(小規模なサウナでは、決済履歴をなぜか紙ベースでメモしている店舗をよく目にします。)

二度あることが三度あった局面になってはじめて(使えると謳っているにもかかわらず)クレジットカード決済になじまない店が、韓国の入浴施設には一定数あるんじゃないか、と疑いはじめた次第です。
理由はわかりません。しかし、サウナやチムジルバン以外の店舗で、(支払いを現金のみに限定しているわけでもないのに)決済にクレジットカードが使えないという目には遭っていないことは私的に明確なので、とりあえずカード決済ができない可能性がこの国の入浴施設にはある、ということだけを心に留めています。

今後も同様の災難に遭遇しましたら、エントリを追加して報告します。



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