WILLERのゴールドランクの要件・5回乗車を達成しやすいのは?

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税込み1,100円を払いプレミア会員になってから1暦年に5回、WILLER(ウィラー)のバスに乗るとゴールドランクという扱いになります。
ゴールドランクの要件を満たす思惑があり、その費用を支払ってプレミア会員になろうか決めかねているひとに対し、どのようなひとが5回の乗車を達成しやすいかを私が考察してみましたので、よろしければ入会するかしないかを判断する一助にしてください。
(ゴールドランクについて記した、公式サイトのURLを本稿の最後に載せます。)

高速バスによる数百キロの道のりの移動を苦に感じないひと――といった性質も大前提としてありますがとりあえず、達成しやすい性質とはほかになんなのかを考えました。
1回めの乗車が年始だと12月31日まで時間の余裕があり、それが年末に近づくにつれて残りの時間がなくなってくると自然と達成しにくくなることも念頭に入れておいてください。

  • 東京やその近くに住んでいるひと

WILLERのバスの路線の多くは、東京を中心に放射状に設定されています。
仙台(や福島)、山形、秋田、新潟(や長岡)、富山や金沢や福井など、長野、名古屋とその周辺、大阪をはじめとした近畿地方の各地、岡山や広島など、米子や松江や出雲、と目的地は豊富にあります。↓

WILLER EXPRESS 時刻表|高速バス/夜行バス予約|WILLER TRAVEL
https://travel.willer.co.jp/wex/timetable/

関東地方以外の、たとえば名古屋やその近くの住民が利用しやすいのは、東京方面と大阪方面の2方向だけです。
大阪からだと、東京方面、名古屋とその周辺、新潟(や長岡)、浜松や静岡など、広島(や福山)、松山(や今治)、北九州や福岡(や佐賀)、と多くの方向へ設定がありますが、昼行便は大半が名古屋方面に走っているほかは広島方面、東京方面へ合計で日に数便あるのみでこれら以外はすべて、夜行便です。

  • 特定の区間をよく移動するひと

WILLERのバスが運行する区間をよく往復するひとにとっては、どう5回の利用を達成しようか、と考えずにWILLERのバスに乗ることにすればよく、ゆえに頭を悩ませる、つまり時間や脳のリソースをあまり使わなくていいため楽だと思います。

この場合、短距離であればあるほど相対的に選択しやすいことは大きなポイントでしょう。
飛行機や新幹線といった、高速で移動できる他の手段と比較して所要時間の差が拡大しないか、そもそも航空便の設定がない(か実質的に皆無だ)からです。

たとえば、東京~名古屋、東京~仙台、東京~新潟、東京~長野、などで使える交通手段は、高速バスのほかには鉄路の新幹線か在来線かぐらいですよね。
――これが東京~大阪だと空路、とりわけLCC(格安航空会社)が有力なライバルになります。

しかし、それらよりももっと短距離で乗りやすい区間が存在します。
名古屋~大阪です。

  • 名古屋と大阪とのあいだを移動する機会のあるひと

上述の”特定の区間”のなかでも気軽に使いやすいと私が考えるのが、名古屋と大阪とのあいだを結ぶ便です。
長時間の乗車にならず、しかも走る本数が多いからです。
大半は昼行便ですが、長距離ではないながらも設定されている夜行便の存在はとりわけ貴重だと思います。

利用の実績を容易に積算しやすい、というのも重要で、名阪間の約200km(キロメートル)の乗車であっても、東阪間の数百キロにおよぶ長い距離の乗車であっても、回数としてカウントされるのは1回です。
東京と大阪とのあいだを移動するにあたり、途中の名古屋にて分割して東名間の便に1回、名阪間の便に1回、と乗ることで2回にもできます(ので私はその手法により回数を増やすことにしました)。

短距離ゆえ一度の乗車にかかる運賃がリーズナブルであるのも魅力です。
例として、来月・2022年1月の各日(1日から31日までの31日間)の最安値を見てみましょうか。↓

愛知から大阪行き 2022年01月の高速バス・夜行バス予約|【公式】WILLER TRAVEL
https://travel.willer.co.jp/bus_search/aichi/all/osaka/all/ym_202201/


https://travel.willer.co.jp/bus_search/aichi/all/osaka/all/ym_202201/

大阪から愛知行き 2022年01月の高速バス・夜行バス予約|【公式】WILLER TRAVEL
https://travel.willer.co.jp/bus_search/osaka/all/aichi/all/ym_202201/


https://travel.willer.co.jp/bus_search/osaka/all/aichi/all/ym_202201/

12月13日現在の表ですがなんと、年始の繁忙期でありながらもすべての日の最安値が1,000円、という驚異的な価格です。
(今月・12月中も現時点において1,000円の日が多く設定されています。)
さらに、プレミア会員は300円引きになるので700円で大阪と名古屋とのあいだを移動できます。

購入時は最安値の便の席を予約しておいて、乗車する当日にプレミア会員の特典である当日無料シートランクアップ(→参照)の権利を行使すれば、最安値ではなかった便の席へ無料で変更できるため、満席にならなさそうな便に乗る予定であるならこの制度をうまく活用したいところです。
(ただし、当日無料シートランクアップを成功させるには一定の注力が必要で、この点は無視するわけにはいかないので言及しておきます。)

どちらかの方向で一度だけ乗ってみたい、ということでしたら、名駅を夕刻以降に出て北新地に近い”大阪駅前”に夜から朝にかけて着くいくつかの便がベター(、かつ直行便だとベスト)でしょう。
出発地は名古屋駅太閤通口のビックカメラ前、到着地は大阪駅前第4ビル前、といずれも便利な位置だからです。

高速バス時刻表 名古屋・三重(ナガシマリゾート・四日市)・岡崎⇒大阪・京都|高速バス/夜行バス予約|WILLER TRAVEL
https://travel.willer.co.jp/wex/timetable/detail/?route=1301018

夕方までに大阪のキタに着く便はすべて、新梅田シティのWBT大阪梅田に停まります。
JRの大阪駅、阪急電車の中津駅や大阪梅田駅といった最寄りの駅へ数百メートルもの距離があるのもさることながら、道のりの過半が屋外につき雨天だと徒歩移動が厄介です。

他方、名古屋発(や広島発)の一部の便の到着地である、大阪駅前第4ビル前は30メートルほど西へ歩けば屋根のある場所にたどり着けますし、以降は屋内や地下道を歩いて地下鉄、JR、阪神、阪急の各駅へ移動できますので、WBT大阪梅田よりもアクセスの面においてかなり有利でしょう。

高速バス時刻表 大阪・京都⇒名古屋・三重(ナガシマリゾート・四日市)・岡崎|高速バス/夜行バス予約|WILLER TRAVEL
https://travel.willer.co.jp/wex/timetable/detail/?route=2301018

逆区間の、大阪のキタを出て名駅に着く便はすべてWBT大阪梅田発であるうえ、全便が”名古屋駅(則武1丁目)”という名古屋駅の近所に停まり、駅の目の前ではありません。

最後に、WILLERの公式サイトによる、ゴールドランクの案内、プレミア会員についてとその会員規約、プレミア会員とゴールドランクとを比較したもの、ゴールドランクになると毎月一度の取得が可能なWEBクーポン、のURLを載せます。↓

ゴールドランクについて|高速バス/夜行バス予約|WILLER TRAVEL
https://travel.willer.co.jp/membership/member-rank/

プレミア会員|高速バス/夜行バス予約|WILLER TRAVEL
https://travel.willer.co.jp/membership/premiere/

WILLERプレミア会員規約|高速バス/夜行バス予約|WILLER TRAVEL
https://travel.willer.co.jp/membership/terms-premiere/

【必見】高速バス・夜行バスが乗れば乗るほどお得になる?WILLERの会員サービスとは | ウィラコレ!
https://travel.willer.co.jp/willer-colle/4911/

WILLERご愛顧感謝 WEBクーポンプレゼント|高速バス/夜行バス予約|WILLER TRAVEL
https://travel.willer.co.jp/campaign/thanks_coupon/

航空会社のFSC(フルサービスキャリア)が用意する上級会員のプログラムのように、貴重な時間と数十万円をかけてほかに目的もなくその移動手段に乗る、といった本末転倒なことをせずとも(最低でも数千円あれば!)到達可能なのがWILLERのゴールドランクだと思いますので、5回の乗車を無理せず達成できそうなひとは目指してみてください。



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