大阪の中心市街地である堺筋や御堂筋を南北方向に歩いていると、ほんの時折ながら大阪バスの路線バスが走るのを目撃します。
類似してはいますが、大阪市交通局のバス部門が株式会社化されてできた大阪シティバスとは別法人です。
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http://www.osakabus.jp/shinai/#h_k
ただし、その”御堂筋線”は本数も停留所の設定もかなり限定的です。
そのひとつである大阪駅（桜橋口）のバス停は、桜橋口（上の写真の右）の眼前の横断歩道（同左）を渡った反対側の、北進する車線にあります。
（写真の歩道を奥へ歩いた先にある、2番のりばではありません。）
横断歩道を渡った対面には大阪駅の西口が、梅田貨物線の地下化と同時に新設されており、そこからだと北方へ30メートルほどで――
大阪バスの、大阪駅の1番のりばに着きます。
時刻表、運行系統図を見るとわかりますが、”御堂筋線”の1系統の本数は日にたったの4本、停留所は大阪駅のほか、北新地、心斎橋大丸前、道頓堀、堺筋本町、の計5か所のみです。
大阪駅から北新地へ向かうバスに乗るのに、なぜ北進する方面の停留所なのか疑問を持ちながらも、某日に試乗のためにこちらにて、しばらくバスが来るのを待ってみました。
しかし、表の予定時刻よりさらに30分が経過してもやって来ないではありませんか。
（飲食店の行列もそうですが）待つという行為に私は時間を消費したくないのと、（30分を超えて着いたバスに乗ることによって）暇人だとバスの運転手に思われるのも不本意なのとで、この日は乗車をあきらめました。
乗れる機会、乗れる場所、の両方とも限定的なうえ、定刻から大幅に遅れるバスを使うひとは、本当に存在するのでしょうか。
ウェブ上に実乗の報告が確認できないことと、30分も待ってもバスが来なかった経験を記すだけでも注意喚起の意味はあると考えたことから、本稿のような紹介となった次第です。
バスの運行に予定をあわせるのは容易ではありませんが、乗車に成功したさいはあらためてエントリをリリースするつもりです。
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