名古屋駅前を夕に発ちバスタ新宿までWILLERの昼行便に乗車

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名古屋駅前を夕刻に発ち東京のバスタ新宿まで、ある平日にWILLER(ウィラー)のリラックスというタイプの座席の高速バスに乗って移動しました。

私が予約したBE414便のバスが出るのは、新幹線の下りホーム(写真の右奥)からも見えるビックカメラ名古屋駅西店の前です。
ガチャガチャの機械が置いてあるところは雨天でも濡れないため、発車が近くなると十数人程度がバスが来るのを待っていますが、16時51分にバスが入線するやいなやどこにいたのか乗客がみるみるうちに増えました。

BE414便は名古屋駅前を17時0分に発ち、バスタ新宿には22時50分に着きます。
休憩は2か所のみで、18時40分に入る浜松サービスエリア(SA)にて30分間、21時0分に入る足柄SAにおいても30分間、と3か所に寄るバスよりも一度の時間が長めです。
しかし、WILLERのバスには複数の出発地、複数の到着地を設定したものが多いのに対しBE414便については両方とも唯一ですから、寄り道にかかる時間の無駄がありません。

ちなみに、運行の実務を担うのは上の写真の紙に記載のとおり、ベイラインエクスプレスです。

バスは定刻の17時0分に出ると、名駅インターチェンジ(IC)より名古屋高速道路に入り、都心環状線、大高線、伊勢湾岸自動車道、新東名高速道路、と進んでいきます。

最初の休憩地、浜松SA(静岡県浜松市)には18時39分に着きました。
フロントガラスに運転手が掲げた発車予定時刻は19時0分で、延着のぶんだけブレイクの時間が削られた恰好に。

名古屋を発って2時間も経過してはいませんが、ほとんど満員だった車内の乗客の大半は車の外に出ています。

敷地内のベンチに座りなにかを食べているひともいました。
国際線の機内食のようにほぼ全員がおなじタイミングでいただくならまだしも、狭い客室内においてひとりだけ喫食する行為には私も抵抗感がありますので、気持ちはよくわかります。

なお、浜松SAには高速バスのために専用の駐車スペースができており、運転手が停める場所を探す苦労も、そのせいで乗客が休憩まで余計に待つ時間もかかりません。
技術的、物理的にバス以外の車両は使えなくしており、一見の価値ありです。

19時1分、この地を出て東進を再開しました。
もちろんタイミングは季節によりますが、静岡県内を走行中に日が暮れて外は真っ暗に。

ところで、私がその日の名東間の移動にWILLERの昼行便のバスを利用しようと決めた理由のひとつに、乗車中の時間をPCを打って作業するのに充てたかったことが挙げられます。
それにあたり気をつけたほうがいいな、と私が感じたのは、打鍵音への配慮もですが――

自席の直後の席から画面が丸見えになってしまう、日没後だけの危険性です。
これは写真のようにカーテンを体の真横まで引いていてもそうで、もうちょっと後方まで閉めなければ窓の反射は防止できないことがわかります。

もう一度の休憩に足柄SA(静岡県御殿場市)に入ったのは新東名より東名高速道路に移って10分後の、20時48分でした。

足柄においても観察できたのが、バスのための駐車の区画はおろか身障者用のスペースまでも貨物輸送の商用車が占拠する、全国的にありふれた光景です。
上の写真の右奥に見えるのがWILLERのバスで、その迷惑のせいで建物まで長く歩かされる実害もセットになっています。

浜松SAではミニストップでしたが、足柄SAのコンビニエンスストアはローソンでした。
どちらのフードコートとも混雑はしておらず、休憩時間の短縮がなければ落ちついて食事ができていたと思います。

フロントガラスには21時15分に発車する予定である旨が示されていたのですが、実際に発ったのは21時19分、とほぼ30分間の休憩でした。
足柄を去って1時間前後で東京料金所や首都高速道路の用賀料金所を通過、大橋ジャンクションから北へ中央環状線を数分ばかり走行し、一般道の山手通りに出たのは22時32分です。
バスタ新宿に着く旨のアナウンスが自動で流れるのもだいたいこのあたりで、降車まであと10分ぐらいと考えていいタイミングになります。

22時43分、バスタ新宿の3階に到着しました。
東京を発着するWILLERのバスの早着はせいぜい数分程度で、10分、20分も早く着いた、という経験は個人的に皆無です。

バスのプラットホームからちょっと歩けば階下へのエスカレータ(写真の左奥)が見え――

2階に降りれば左手のほう(上の写真の中央奥)にJRの新宿駅の新南改札があります。
(写真の右に見えるエスカレータは出発のフロアである4階へ行くものです。)



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