名古屋から新横浜、川崎、八重洲へ行けるWILLERの夜行バスに乗車

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逆区間(→参照

名古屋駅前を夜に発ち、翌朝に新横浜駅の北口、JRの川崎駅や京急川崎駅の近く、バスターミナル東京八重洲に着くWILLER(ウィラー)のバスに乗りました。

WILLERは新幹線側に複数の停留所を設定していますが、BE451便のバスが出るのはビックカメラ名古屋駅西店の前です。
地下街・エスカのE6番の出口の階段を昇りきった眼前がバス停になります。

私の乗るバス(写真の右)がやって来たのは22時35分で、その5分後に発車予定のWILLERのバス(同左)がいなくなる前でした。
先発のバスが去り、出発まで10分を切った22時41分にドアがひらいています。

BE451便の出発地は名古屋駅前のビックカメラの前のみで、22時50分発です。
対照的に到着地は3か所も設定されており、新横浜駅の北口に4時50分、川崎駅東口のラ・チッタデッラ横に5時30分、バスターミナル東京八重洲に6時24分に着くスケジュールで走ります。

東名間を往来するWILLERのバスの多くは休憩を3か所に設定しているのに対し、BE451便の休憩の地は掛川パーキングエリア(PA)、海老名サービスエリア(SA)の2か所だけです。
掛川PAでは0時45分から1時25分まで、海老名SAでは3時25分から4時5分まで、の予定になっています。

なお、運行の実務を担うのはベイラインエクスプレスです。

客室内の中央の通路の左右に2列ずつ座席を配置した、リラックスというWILLERにおける標準的なタイプのバスが充当されます。

窓の下の壁面と通路側のアームレストに電源(いわゆる、コンセント)と、最前の4席以外の36席にはフットレストが用意されています。

出発まで1時間を切った、22時を過ぎたタイミングにおける空席を公式サイトにて確認したさいに予約で埋まっていたのは、全40席の6割ぐらいです。
私の隣席に荷物が置けるかは移動の時間を快適に過ごせるかどうかの重要な要素で、この日は幸運にもそれが可能でした。
週末の金曜日や土曜日、日曜日、祝日はそうもいかないような気がします。

バスが名古屋駅の前を実際に発ったのは、22時52分でした。
自動音声と運転手の肉声によるガイダンスがあって、23時5分には客室内の照明は消灯に。

車は出発から30分弱で名古屋高速道路より新東名高速道路に移りました。

掛川PA(静岡県掛川市)に入ったのは、翌日の日付になった0時50分です。
“バス”と地面に記された、建物の前の駐車スペースはトラックの占有のせいで使えませんでしたが、建物からあまり遠くない位置を確保できています。

夜間もやっている有人の店舗は24時間営業の、コンビニエンスストアのデイリーヤマザキ、そばや牛丼がいただける飲食店、のふたつだけです。

1時11分に車内は真っ暗になり、1時12分に掛川を発っています。

東名高速道路の海老名SA(神奈川県海老名市)の休憩入りは、3時33分でした。
“バス バス”と地面に記されたところを陣取るのはすべてトラックで、上の写真の一番手前に見えるそれらのひとつが空車になったおかげで本来の位置に駐車できた恰好です。

24時間営業の売店やフードコートの飲食店は半分以下ですが、閑散としているため逆にショッピングや食事がしやすそうではあります。

海老名を4時10分に発つと、20分もしないうちに東名から首都高速道路に移りました。

4時47分、新横浜駅の北口に着きました。
私が乗った当時は写真のように、駅に近い屋根のついた停留所を使っていましたが、2023年3月1日よりWILLERのバスは新横浜駅前交番の近くの路上に発着するように変わったみたいです。
新横浜駅とバス停との距離も長めになりましたし、屋根もないため雨天時はさらに厄介でしょう。

首都高の横浜北線と横羽線を経由し、川崎駅東口のラ・チッタデッラ横に着いたのは5時28分でした。
川崎を発ったのは5時33分で、同時に天井の室内灯も消されます。

6時20分か21分だったでしょうか、バスターミナル東京八重洲の地下2階にあるプラットホームの13番に数分の早着です。
八重洲終着前の運転手の案内によれば八重洲にて十何名が降りるとのことでしたから、乗客の大半は東京までで、新横浜や川崎の降客は両方をあわせても片手でカウントできる程度だった計算になります。

他社便がひっきりなしに到着するわけでもなかったのですが、バスは6時25分には当地を去っていきました。



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