釜山(プサン)・金海国際空港に3か所あるラウンジのうち、最後にSKY HUB LOUNGEを紹介します。
ソウル・仁川(インチョン)国際空港にもあるSKY HUB LOUNGEですが、釜山にもできたのは昨年・2016年、とできてまだ1年も経っていないようです。
仁川のSKY HUB LOUNGEは、2か所あるにもかかわらずよく混雑しています。
また、釜山の3か所のラウンジのなかで、このSKY HUB LOUNGEは食事の面で最も充実しています。
ですから私は混雑を覚悟し、フライトまでまだ充分に時間のある早いうちに利用してみましたが、予想に反し、ラウンジ内の座席が満席になることはありませんでした。
むしろ、このあとに利用したKALラウンジのほうが混雑していました。
混雑の状況など日によって事情がちがって当然のことです。
ですから今後、この様子とは異なる状況に遭遇した場合にはあらためて記します。
- 場所はどこにあるの?
金海国際空港には搭乗口が1番から10番までありますが、そのなかでも端のほうに近い、9番搭乗口の脇のスペースに、SKY HUB LOUNGEはあります。
正面。
ラウンジ内に喫煙できるスペースは、ありません。
それから、19歳未満の未成年は、入場できません。
ちなみに韓国では、19歳で成年になります。なにも提示しなくても入室できそうな雰囲気ですが、ちゃんと防犯カメラはついています。
ちなみに、14時半に出発するフライトのチケットを呈示し朝の7時ちょうどに入室したところ、滞在は5時間まで、と案内されました。- なにが食べられるの?
- 供食体制です。
マッシュルームが入ったクリームスープ。
炒飯(チャーハン)。
野菜とソーセージを炒めたもの。
ミートボールと野菜をトマトソースで和えたもの。煮込んでまではいないようです。
牛肉と大根のスープ。
フライドポテト。若干ながら、味つけは甘くなっています。
豆腐。
カルボナーラタイプのトッポッキ。
白いご飯も食べられます。
お好みの具を適当にチョイスして、ピビンパにすることもできます。
サラダ。
数種類のパン。
コーヒーメーカーと、カップ麺。
カップ麺のほかにも食べるものは豊富にありますが、人気なようです。シリアルは、3種類から選べます。朝食は軽く済ませたいひとには重宝します。
缶コーヒーと、缶ジュースと。
セルフで注ぐタイプのドリンクサーバーも。
- 居心地は?
つづいて、座席です。
何かしらの作業をすることを想定しないで長いこと滞在するには、このタイプのソファが最も居心地がよさそうです。
実際、私はこのソファで2時間ほど仮眠をとりました。
何度も、ピアノに起こされることになるのですが。(後述します。)
各ソファの脇に、ソケット(電源、コンセント)もあります。
このラウンジは、搭乗口の脇のスペースをパーティションで区切っただけのつくりになっていますので、天井は開放的です。
カウンタ席。
カウンタ席は、12席。飛行機を眺めながら食事をしたり、PCで作業をしたりすることができます。
しかしながら電源は、4席ごとに中央に1か所あるだけです。
座高という要素を重視したときに、PCで長時間の作業がしやすいのは、このタイプの席かな、と思います。
ふたり掛けのテーブルが、6台。
しかしながら電源は、3席ごとに中央に1か所あるだけです。
マッサージチェアも、1台だけあります。釜山のラウンジで唯一、ここにあるものだけではないかと思います。
余談ですが、ラウンジの外のそう遠くない位置に、出国前の客が自由に弾けるピアノが置いてあります。
ラウンジのなかで転寝していると、このピアノが奏でる音で頻繁に起こされることになりますので、ご参考までに。
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