ソウル駅前から仁川空港へ早朝のN6002番(やN6001番)バスで

バス/bus 未分類 空港/airport

(COVID-19のパンデミック前の事情を説明しています。)
朝一番にソウル駅を出る空港鉄道・A’REXの列車が仁川国際空港の駅に着くのは6時半前から6時半にかけてなのですが、仁川を発つフライトも朝の6時台より設定があります。
搭乗に必要なチェックインが締切られる時刻には、ほぼ確実にまにあいません。

そのようなときはN6001番やN6002番のバスが重宝します。
番号の頭にNがついているため、早朝の(バス)と見出しには打ちましたが深夜バスという位置づけです。

3年前・’18年のある平日に空港へ移動したさいの様子です。
ソウル駅バス換乗センター(서울역 버스 환승센터)の、3番の島よりN6001番やN6002番のバスは出ます。
乗るバスは向こうに確認できるものの早いうちから車内に入れてくれるわけではありません。N6002番の入線は2時50分、と出発の10分前でした。
待っていたひとは、この時点において10名弱。

運賃は9,000ウォンです。交通カード(교통카드)が決済に使えますが、他の路線バスとの乗換割引(환승할인)は適用されませんし、現金払いの場合と同額のはずです。

定員は、運転席のある左側が9列、ドアのある右側は7列、そして最後列の5席、と合計で37名です。
私が利用したこの日は、20人ほどで発車するのかなと思っていたら発車の直前にかけ込みでの乗客がおり、およそ30人を乗せてソウル駅を出ました。空席は残り10席あるかないかです。

途中、地下鉄4号線の新龍山(シニョンサン)駅(신용산역)、9号線の塩倉(ヨムチャン)駅(염창역)、5号線の松亭(ソンジョン)駅(송정역)を経由します。
(N6002番とソウル駅を3時20分に出るN6001番の、各バス停の発車時刻は定刻でそれぞれ、3時5分と3時25分、3時20分と3時40分、3時30分と3時50分、です。)
ただし、立席での運行が禁じられているため残席がなければ客扱いはせずスルーしてしまいます。
私が乗った日は、新龍山駅では乗車なし、塩倉駅においては2人でした。この時点で2、3人ぶんの空席しかありません。
3時33分に松亭駅を発車して、車内が減灯から消灯の状態になりました。空港までは残すところあと30分前後です。

4時1分に客室内が明るくなり、仁川空港 第1旅客ターミナル(인천공항 제1여객터미널)の6Aには4時3分に到着。
しばらく停車ののち、4時10分に第2旅客ターミナル(인천공항 제2여객터미널)へ発っていきました。

ほかの日に観察した(だけで乗車はしなかった)ときの様子も紹介しましょう。

2年前・’19年の春に撮ったものです。
ある平日のN6002番バスは、25名程度を乗せてソウル駅の前を3時ちょうどに出ていきました。
後方にて待機しているN6001番のバスが来るのは、N6002番の発車後です。

もっとも、バスが定位置に入線したのは13分も経った3時13分、ドアがひらいたのは3時14分でした。そのタイミングで乗客は12人。
あとから2人がやって来て、定刻の3時20分に出発していきました。

このように、早朝の3時台に2本の配分があるダイヤなわけですが、乗るべきは早く出るN6002番のほうです。
N6001番は第1ターミナルが終点で、第2ターミナルへは行きませんし、3時20分発のN6001番を逃すと朝の6時台に仁川を発つフライトにまにあうには、1時間ほど待って運行がはじまる(深夜バスではない)空港バスに頼らなければならないでしょう。

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バスの運行会社による公式のリリースにもあるように、COVID-19のパンデミック禍にある現在は両系統とも運休していますが復活の折には、”高級”の(2+1列配置の)空港バスよりも安価な運賃に設定された、3時台前半にソウル駅前を出るN6002番やN6001番のバスも早朝の空港アクセスの選択肢のひとつとして検討してみてください。

ト マンナヨ!!



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