Q. 釜山で犬鍋の補身湯はどこへ行けば食べられる?

未分類 食/food

犬を食用で取扱うのを禁止する法案が先日・2024年1月9日、韓国の国会にて可決されましたが、こうなる前より犬の肉を提供する店の存在と文化は風前の灯火状態です。
少なくとも現在、釜山の市内において犬肉の料理がいただける店を私は知りません。

韓国の犬肉ポシンタンっておいしいのですか?釜山ではどこで食べれますか? -… – Yahoo!知恵袋
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12167158997


https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12167158997

犬肉の鍋である補身湯(ポシンタン)を釜山でいただくにはどこへ行けばいいか?――という、Yahoo!知恵袋に投稿された質問について今回は話題にします。

  • 私が回答するならば

釜山において犬の肉といえば亀浦(クポ)市場です。
地下鉄(都市鉄道)2号線と3号線の交点・徳川(トクチョン)駅の前が正面の入口だとして、左手の奥のほうへ歩いていけば屋根つきの商店街の終端にそれらしき飲食店が何軒かあります。
補身湯(보신탕)という文字がハングルで示されていたり、店によっては頭部や皮、内臓などを除去した状態の食肉を店頭に置いていたりするので迷わずそれとわかるでしょう。

  • 補足――回答には打たない私の考え

質問のあった2016年の当時にあわせて回答を打ちましたが、2024年の現在は犬の肉を取扱っていた一角が姿を消しており、ゆえに本稿の冒頭において打ったように最新の事情はわからない旨の説明になります。

(市場内は撮影をしていないみたいで、よって)限定的ではありますが、犬に関係するエリアを亀浦市場の外から、Google マップのストリートビューや地元の地図サイトのNAVER Map(네이버 지도)やKakaoMap(카카오맵)のそれに相当するものが写しており、ウェブ上にてオープンに見ることが可能です。


https://www.google.com/maps/@35.2077598,129.0047337,3a,75y,240h,80t/data=!3m6!1e1!3m4!1sDNh2yGLJpjddaU3TXrhWkQ!2e0!7i13312!8i6656


https://www.google.com/maps/@35.2071764,129.0045646,3a,75y,320h,90t/data=!3m7!1e1!3m5!1sFJJadNJVZG_WlLv7SG9TNw!2e0!5s20100101T000000!7i13312!8i6656

Googleのストリートビューは韓国においては情報が古いままなのもあり、犬肉が売られていたときより変わっていません。


https://map.naver.com/p?c=16.00,0,0,0,adh&p=INOFukoboD2aw9Y3pcI5NQ,-45,0,50,Float


https://map.kakao.com/?panoid=1162886516&pan=300&tilt=0&zoom=2&urlLevel=3

NAVER MapとKakaoMapでは当時と、犬がらみの店舗が撤去された現在と、両方の様子を確認できます。
市場内みたく店頭に肉が置かれたところまでは写っていませんので、そこまでの残酷さは感じないはずです。

もっとも、番犬にしたらかなり貢献してくれそうな大きさの立派な犬が、ロープで引いて連行しようとする店主らしき男性に大粒の涙を流しながら全力で抵抗しているのを散歩中の私が目撃したのも、このあたりです。
まもなく死ぬのを理解している動物を殺すことの是非を一消費者が考えさせられる現場ではありました。

なお、ソウルにおける犬の肉を手に入れるチャネルであった牡丹(モラン)市場も釜山の亀浦市場と同様に取扱いをやめていますが、犬鍋の補身湯がいただける飲食店のほうは市内からなくなっていないみたいです。
ソウルの中心市街地の、私がいただきに行く店は地下鉄の鍾路3街駅が最寄りの楽園洞(ナグォンドン)、鍾路5街駅と東大門駅とのほぼ中間の路地、などにありますがいずれも(NAVER MapやKakaoMapにて確認したところ)現存しているようです。
山羊(ヤギ)の肉ほどの強い臭みは犬肉にないですし、法律の施行によって経験しづらい行為になるでしょうから、ソウルへ来訪のさいは一度だけでも口にしてみることを私はおすすめします。



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