9月17日に開業したてのバスターミナル東京八重洲の夜の様子

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2022年9月17日に開業したばかりである、バスターミナル東京八重洲の夜間の様子を簡単に報告します。

東京駅の八重洲中央口の前に建てられた、東京ミッドタウン八重洲の高層ビルの地下2階よりバスは発着します。

東京駅と直結する、八重洲地下街を経由してのアクセスが可能です。

バスのプラットホームへ、地下1階からエスカレータまたはエレベータでひとつ下のフロアに降ります。

その下りエスカレータの脇に有人のカウンタや1台の自動券売機がありますが、私が訪問した夜行便が多く発着する時間帯には無人、営業時間外で、電気や電源が落とされていました。
掲示によれば、窓口の営業は6時20分から20時0分まで、とのこと。

地下2階のエスカレータを降りたところに、ファミリーマートが出店しています。
ファミリーマートといえばバスタ新宿の出発階にも小型のものが入居していますが、それよりもさらに小さな形態の店舗です。

地下1階の、前述のカウンタやエスカレータの近くにセブン-イレブンもあり、両店をあわせて考えると小売店の規模はバスタ新宿よりこちらのほうが上と評価できそうです。
ただし、地下1階のセブン-イレブンの営業は24時間ではなく、店名の意味どおりに朝の7時から夜の11時(23時)までとなっています。

バスのプラットホームには11番から16番までの6か所の乗降口があるのですが、積極的に使われているのはそれらのうち15番を除外した、5か所です。

15番はエスカレータを降りてすぐの場所にあって、乗降客が滞留しやすいために常用していないのでしょう。
私が訪問した日には延着のバスを15番に入線させていましたので、臨時の乗降口として運用するものと思われます。
(渋滞で、とバスが遅延している理由については肉声での案内が流れていました。)

エスカレータの裏には、18席のベンチが設置されています。
地下2階において着席できるのはこちらのみで、あとは地下1階のカウンタとエスカレータとのあいだにあるものだけです。

プラットホームの窓の額縁が低い位置にあり、これに尻をちょこんと置くことが可能なため、バスの入線が近くなるとこちらに多くのひとが窓に背を向けて浅く座っていました。

待機する利用者の着席の需要に対してこんな貧弱な供給しかしないのはバスターミナルと称する施設としてどうなんだ、とは思いますが、直結もしていないのに東京駅を名乗る近隣の駐車場のサービスと比較すればこの程度の意外性は許容できるうち、とも思えてしまうのが私の正直な感想です。

雨が降っていようがいまいが問題なくアクセスが可能なところにバスターミナル東京八重洲の強みがある、と私は思っていますので、基本的には地下を経由するのが”正解”なのですが、23時台に突入すると(上の写真の左端のように)八重洲地下街の通路の多くのシャッタが閉まるため留意が必要です。

また、八重洲地下街は0時半になると通行ができません。
現状、早朝の4時より前にバスターミナル東京八重洲に着く便は存在しないものの0時30分以降に発つ便は少ないながらもありますので、早めにプラットホームに来ておきたいところです。



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