Q. ソウルの深夜バスで東大門から梨泰院まで移動は可能?

バス/bus 未分類

先日の投稿においても言及しましたが(→参照)、ソウルの深夜バスであるオルペミバスの運行系統が、2022年に増えました。
その路線網の充実によって、梨泰院(イテウォン)エリアにおける乗降が可能になったり、弘大入口(ホンデイック)駅のアクセシビリティが格段に向上したりしました。

東大門から梨泰院クラウンホテルの近くは深夜バス(オルペミバス)あ… – Yahoo!知恵袋
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12205298892


https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12205298892

東大門(トンデムン)から梨泰院のホテルまで行くのに使える深夜バスはあるか?――という、Yahoo!知恵袋に投稿された質問について今回は話題にします。

  • 私が回答するならば

端的に表現するならば、ありません。

路線網をできるかぎり活用するなら、N15番のバスを三角地(サムガクチ)駅(삼각지역)にて降りましょう。
三角地駅から東へ、駐韓アメリカ軍の龍山基地の敷地の南半分の外周を時計回りに2km(キロメートル)ばかり歩けば、ホテルに着きます。

  • 補足――回答には打たない私の考え

質問のあった2019年当時は、夜の街でありながら梨泰院は深夜バスとは無縁の地でした。
よって上記のような回答となったわけですが。

mBus :: 심야버스 노선도
http://m.bus.go.kr/mBus/nbus/nbusMap.jsp


http://m.bus.go.kr/mBus/images/nbus/nBusMap_00.png

2022年4月と5月に路線が増え、梨泰院エリアも深夜バスの恩恵を受けられるようになりました。
具体的には、N31番、N72番、N75番、の3本の系統です。

ただし、上掲の概略図には(後述のとおり)誤りや、不正確な点もありますので過度な信頼はしないでください。


https://map.naver.com/p/bus/bus-route/-/bus-route/11036996

N31番はソウル市の東端を起点に漢江の南側を西へ進み、江南(カンナム)駅(강남역)からは北へ進路を変えてNソウルタワーが建つ南山の真下をトンネルで通過します。
ただし、北行のバスは鍾路(チョンノ)5街にて左折、南行のバスは鍾路4街にて右折するため、上掲の概略図は誤りで東大門駅(동대문역)は経由しません。
運行間隔は、35分から40分です。


https://map.naver.com/p/bus/bus-route/-/bus-route/11036980

N72番は地下鉄6号線に沿うようにルートが設定されています。
ゆえに梨泰院駅(이태원역)も経由し、東大門の最寄りだと通過するのは東廟(トンミョ)アプ(동묘앞)です。
運行間隔は、20分から45分と幅があります。


https://map.naver.com/p/bus/bus-route/-/bus-route/11036973

N75番のバスはDMC、市庁(시청)、ソウル駅(서울역)、梨泰院の近所の緑莎坪(ノッサピョン)駅(녹사평역)、高速ターミナル(고속터미널)、江南駅、南部ターミナル(남부터미널)などを経由します。
運行間隔は、25分から30分です。


https://map.naver.com/p?c=16.00,0,0,0,adh&p=eorRkXsMDieW-RLQb-QE-g,30,20,60,Float

COVID-19(코로나19)のパンデミックにより客が激減したのか、質問のあった施設(梨泰院クラウンホテル)は閉業し、龍山区庁の敷地の南に隣接した建物も(2024年2月)現在は撤去され更地になったようですが、もしホテルが現存していると仮定するなら、
・N72番のバスに東廟アプから乗車し龍山区庁.梨泰院市場(용산구청.이태원시장)にて降車するか、
・(N15番かN30番で)ソウル駅まで行きN75番に乗って龍山区庁(용산구청)のバス停で降りるか、
・(N26番で)光化門(광화문)まで行きN75番に乗って龍山区庁のバス停で降りるか、
のいずれかを案内することになるでしょう。

オルペミバス(ソウルの深夜バス) | 韓国の交通|韓国旅行「コネスト」
https://www.konest.com/contents/traffic_info_detail.html?id=7044

オルペミバス、ソウル 深夜バス、などとウェブにて検索したさいに上位に表示される、韓国観光のポータルサイト・KONEST(コネスト)の当該ページは(2024年2月5日)現在、運賃(乗車料金)が2023年8月に大人2,500ウォンに値上げされたのに情報が古いままだったり、廃番になったN34番を掲載したままだったり、となっています。
日本語で紹介する貴重な情報源ですので、更新を期待したいところです。



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