ソウル・江南のCOEX最寄りのウウォンサウナはきれいで仮眠におすすめ

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仁川空港を発つフライトのチェックインと出国の手続き、の両方ができて便利なCALT・都心空港ターミナルの近所には、チムジルバンは(地下鉄の駅間にして隣駅まで歩かないと)ないのですがサウナはいくつか営業しています。
今回はそれらのうち、ウウォンサウナ(우원사우나)を紹介しましょう。
(COVID-19のパンデミック前の事情を説明しています。)

네이버 지도
https://map.naver.com/v5/?c=14143687.9574327,4510157.2993383,13,0,0,0,dha&p=0COlMjx822Ca2Y3TLesuTw,-84.49,-1.23,39.69,Float


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NAVER Mapのコリビューではつい先月・’21年1月の店頭が確認できます。
(他の外部サイトによるリンク集やロケーションの情報は、文末へ。)

赤いマットが敷かれたほうが、”ウウォン24時男女大衆サウナ”のある地階へ降りる入口です。
(左のビルの飲食店・明洞カルグクスの地下への階段と誤認しないでください。)

料金は、昼間が7,000ウォン、夜間は10,000ウォン、となっています。
男性は地下1階、女性はさらに降りて地下2階です。
チムジルバンではないためこの先、男女が合流できる場所は店内にありません!

夜に訪問すると写真のようにこの窓口はやっておらず、女性は男湯のフロアにいる従業員を呼んで支払うシステムらしいです。
(男湯に入ってきてください、が直訳ですが。)

構造上、記載を無視して階下へ降りることは可能ではありますが、監視カメラがしっかり設置されています。

それでいて、(要点であるはずの)昼間と夜間の料金が切りかわるタイミングの掲示はなく、個人的に釈然としません。
(一度、男性の店員に訊いてみたのですが、はっきりしない回答でした。
この点については、私個人の推測を本稿の後半において述べます。)

入場時刻が記録されないシステムから考えるに、滞在時間の制限はルール上、ありません。

また、何回か私は本サウナを利用していますが毎度、クレジットカードで問題なく決済できています(→参照)。

右奥のガラスの扉から入り、靴を脱ぎ右手(写真では奥)のシューズボックスに入れ、正面(写真では左)のデスクにて支払い――という流れのはずなのですが、ここにスタッフがいないケースが、よくあります。
男湯の浴室内を従業員が掃除しているさいに、もし女性が入店したいと思って来たとしても、肉声で呼んだとて彼はきっと気づかないでしょう。

私がおすすめしたいと感じた最大の理由は、この空間と浴室内の清潔さです。
脱衣所はここに写っているところですべてです。

残念ながら、使えるのは韓国においては一般的な、ハーフサイズのロッカーのみと思われます。
(手前に見える、フルサイズのロッカーの若い番号の鍵は私がいつ訪問しても靴箱に刺さっていないためです。)
寒い冬はロングコートをかけても邪魔にならない、フルサイズのロッカーが利用できれば助かるのですがね。
下段のロッカーを使いたい場合は奇数の番号、上段は偶数の番号のシューズボックスに靴を入れてください。

なお、ロッカー内に用意されたハンガーは、3本でした。

500ml(ミリリットル)入りの茶や水が2,000ウォン、355ml入りの缶ビールのcassが3,000ウォン、容量が250ml以下の清涼飲料水――ポカリスエット、コカ・コーラ、栄養ドリンク、サイダー、缶コーヒー、シッケ(식혜)等――が1,500ウォンや1,000ウォンで冷蔵庫内に並べられていました。
茶色い鶏卵は、いくらでいただけるのかわかりません。

両方の階のWi-Fiのパスワードは、部屋の奥に見えるテレビの脇に記されています。

先に浴室を紹介してしまいましょう。


温度のちがうふたつの湯槽と、水風呂があります。
サウナも湿式と乾式の2部屋です。

洗い場にシャンプーやボディソープはなく石鹸だけなのは韓国の大衆サウナにおける標準です。

洗身(세신)やマッサージ等の施術台。
日本の銭湯にはまずない、立ちながら体を洗いたいひと用のシャワーも一定数あります。

ボディタオルとハンドタオルは自由に使えます。

入店のさいにバスタオルの貸与も1枚のみあります。入浴直後ではなく、睡眠室にてタオルケット的な用途として使うためのもの、と私は解釈しています(が、入浴だけのひともいるでしょうし、どうしようが自由です)。
睡眠室で着られる服も渡されます。チムジルバンのないサウナ(→参照)においてはこのウェアが与えられない店もありますから、これはありがたいポイントです。

もっとも、(夜間、昼間といった区分は便宜上の名づけでしかなくて)10,000ウォンと7,000ウォンとの料金の差は服のレンタルの有無により決まるのかもしれません。
未明か早朝かというタイミングで利用したある日、(睡眠室で)寝るつもりかどうかを支払いのときに訊かれたためです。

ドライヤーや整髪料もちゃんと用意されていますし、洗面台の設置もあります。

鏡の奥が浴室、手前に見えるドアの先は化粧室です。

夜は閑散としていますが、(韓国の入浴施設におけるありふれた光景として)昼間はこのソファに座ってテレビを観るひとがどなたかしらいます。
客が話す声はともかく、テレビがずっと点いていることがなにを意味するかというと。

睡眠室への扉がテレビのすぐ脇にあり、このドアが写真のようにしっかり閉まっていないとその音声が睡眠室に届いてしまうのです。

店側もこの弱みは確実に認識しているらしく、内装がリニューアルされた直後と思われる一時期・’18年の年初に訪れたさいには、3M(スリーエム)製の耳栓が気前よく無料でもらえました――数か月後にはそのサービスはなくなっていましたが。

この睡眠室は、ひとりが寝られるスペースが木枠によって簡易的に仕切られており、上下でそれぞれ7人か8人ばかりが寝られるようになっています。
電源については、壁側に先客がいないときでなければ利用は不可能、と(あまり期待せずに)考えておいたほうがいいでしょう。

写真のように睡眠室は真っ暗です。
入浴と寝ることだけが満足にできるなら充分、食堂は不要、チムジルバンほどの多機能さは求めない、という訪問者にはぴったりの環境だと思います。


理髮の営業は”セブン-セブン”――朝の7時から夜の19時までです。

幸い、Google マップにウウォンサウナは登録されています。
ソウル地下鉄2号線の三成(サムソン)駅は東の方角です。
COEXに用がない場合は、店の南西にある宣陵(ソルルン)駅のほうが、やや近いですし水仁・盆唐線も通っています。
もっとも、最寄りは2号線の両駅ではなく、北に位置するソウル地下鉄9号線の三成中央(サムソンジュンアン)駅です(が、急行列車は停まりません)。


https://www.google.com/maps/@37.5095092,127.0586834,3a,90y,240.29h,94.56t/data=!3m6!1e1!3m4!1sJMQtQn_fqiqgAtLfc8Rvzw!2e0!7i13312!8i6656

都心空港ターミナルの正面の出入口からは、徒歩5分ぐらいでウウォンサウナに着きます。
上掲のストリートビューに写る横断歩道を渡り、ハナ銀行とコンビニのGS25とのあいだを西へ400メートルばかり直進した――途中でもう1本、横断歩道を渡ります――、右手です。

KONEST(コネスト)やソウルナビも確認しましたが、紹介する記事はおろか、地図の登録もありません。

花寿司 の地図と場所情報 | 韓国地図コネスト
https://map.konest.com/dpoi/100955231

(地図の登録がある)花寿司という飲食店が入居するビルの、男性は地下1階、女性は地下2階へ降りてください。

네이버 지도
https://map.naver.com/v5/entry/place/1643139966

우원사우나 | 카카오맵
https://place.map.kakao.com/16765958

・24時間営業であること、
・都心空港ターミナル(CALT)のあるCOEXに近いこと、
・清潔さ、
・(チムジルバンではなく機能的にシンプルな)サウナゆえあまり混んでいないうえに安いこと、
・セキュリティのかかったWi-Fiが使えること、
・部屋着の貸与があること、
などのメリットから、快適に仮眠室で寝て朝一番に搭乗手続きと出国審査を済ませてしまい、悠然と最終日の観光を楽しむ、といった行動がウウォンサウナを利用することにより可能になると思います。



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