仙台を14時台に発ち常磐線の3本の普通列車で上野へ

未分類 鉄軌道/railroad railway

仙台駅を14時40分に出る常磐線の電車で東京の上野駅まで、ある土曜・休日ダイヤの運転日に移動しました。
列車の乗りつぎが必要なのは、原ノ町駅、勝田駅(または水戸駅)、の両駅においてのみです。

15時34分に仙台駅を発つ電車でも上野駅にその日のうちに着きはするものの乗る列車が3本ではなく4本になって所要時間も長くなるため、手間がかからない本行程で移動しようと決めた次第です。

なお、1本めに乗る仙台駅14時40分発の常磐線直通の電車を逃した場合、常磐線経由にせず15時0分発の東北本線の電車に乗れば、上野駅にほぼ同時刻(平日ダイヤの運転日は21時43分、土曜・休日ダイヤの運転日は21時44分)にたどり着けます。
ただし、乗りかえは6回で、7本の列車に乗る必要があります。

  • 仙台14:40―普通→16:08原ノ町

定刻より1分遅着の14時24分、仙台駅の6番線に折返しで上り列車になる電車が入線しました。

6両(4+2両)編成の前方4両はいわゆるロングシートの車両、後方の2両は写真のボックスシートの車両です。
仙東間を常磐線の普通列車、中距離電車で移動することにした場合、ロングシートのみの車両がやって来るかもしれないのは(701系が走る)仙台駅から原ノ町駅までの区間と、(E501系が走る)いわき駅から土浦駅までの区間だけです。
ゆえに、仙台駅にボックスシートのある編成がやって来た時点で、本行程の3本の列車すべてにおいてロングシートを避けた着席が可能、と確定します。

私の乗る電車の仙台駅発は実際には2分遅れの、14時42分でした。
無論、途中の駅から乗るひともいますが、東海道線の普通列車のように頭数が増えたり減ったりする大きな波はなく基本的に車内の客はじわじわと少なくなっていきます。

原ノ町駅では島式のプラットホームの、2番線に16時9分に着きました。

  • 原ノ町16:27―普通→19:27勝田

原ノ町駅に着いてほんの数分後の16時13分、同一ホームの反対側・3番線に5両編成の電車が下り方面より入線しました。
上野口の常磐線の中距離電車に使われる車両で、5両編成だとボックスシートは後方・仙台方の3両に存在します。

途中のいわき駅着は17時45分、発車は17時55分、といずれも定刻でした。
常磐線経由の多くの移動パタンではいわき駅における列車の乗りつぎが必要なところ、このパタンだと原ノ町駅から水戸駅までを直通する列車に乗ることができるため、3本の普通列車のみで仙東間の移動が可能になっている次第です。

19時27分、勝田駅の2番線に時刻どおりに着きました。
なお、つぎの水戸駅の終着は定刻だと、19時35分です。

  • 勝田19:33―普通→21:43上野

階段やエスカレータ、エレベータで3番線のプラットホームに移ると、3本めに乗る10両編成の電車はもう入線しています。
ボックスシートは1号車、2号車、10号車には確実にあるものの、9号車にはあったりなかったりします。
指定席ではなく自由席のグリーン車は、4号車と5号車です。
時刻どおりの19時33分に勝田駅を出て上野駅へ向かいます。

つぎの水戸駅着は5番線に19時39分、発は19時40分です。
2本めに乗る列車は水戸駅の6番線に着きますので、2本めから3本めに乗りかえるのを勝田駅ではなく水戸駅にすればおなじプラットホームでそれが可能になり、階段やエスカレータなどで上下する必要はありません。
水戸駅からの乗客はまばらでしたので土休日ダイヤの運転日はそれでもいいと思いますが、平日ダイヤの日は帰宅する通勤客も多いでしょうから着席にこだわるのならば3本めの列車の始発駅である勝田駅にて2本めの列車を降りたいところです。

土浦駅には20時31分に着きました。
6分間ほど停車し、後方に5両の付属編成を増結して以南は15両(10+5両)で走ります。

土日祝日の夜の上り電車とあって車内の客はそう多くはならず、取手駅に着いた時点においてようやく半分の座席が埋まる程度の混み具合でした。
結果的に松戸駅に着く直前がそのピークで、松戸駅にてざっと乗客の半数がいなくなっています。

21時44分、上野駅の10番線に1分の遅れで終着です。
(冒頭のほうで記した)東北本線経由の7本めの列車も上野駅にほぼ同時に着き、21時45分に出て東海道線の熱海駅まで直通しますが、ひとつ西隣りのプラットホーム(土日祝日は8番線、平日は7番線)からの発車になるため乗るのはかなり難しいでしょう。



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