後篇・品川を朝一番に出て東海道線の4本の列車で名古屋へ

未分類 鉄軌道/railroad railway

前篇・品川から沼津まで(→参照

品川駅を朝イチに出る東海道線の始電で、沼津駅までやって来ました。
利用したのはある土曜・休日ダイヤの運転日です。

  • 沼津06:52―普通→09:01浜松

定刻で6時42分、御殿場線からの普通列車が沼津駅の2番線に入線します。

浜松駅よりさらに西へ向かう場合は6両(3+3両)編成の、前3両のほうに乗るようにしましょう。
方向幕は”浜松”ですが、前3両だけはそのまま豊橋駅まで運行される列車になるからです。
沼津駅の発車は、6時52分(平日ダイヤの運転日は6時45分)です。

なお、土曜日や日曜日や祝日には運転されない、ホームライナー静岡1号が平日ダイヤの日にはこの列車のあとを走り、富士駅で追いついて以遠は先行しますが、それに乗ったとしても先着できるのは島田駅までになります。

着く直前までは満席だったのが静岡駅にて多くが降り、車内には余裕ができます。
7時46分着の7時48分発、と平日ならまさに通勤や通学の時間帯ですので乗降客はもっと多いはずです。

空席のない混みっぷりで浜松駅に9時1分、時刻どおりに着きました。
後方の3両(写真の手前)からは客がいなくなります。

  • 浜松09:10―普通→09:45豊橋

9時10分に発車するまでの解結作業中に前述の方向幕も”豊橋”に変えられます。

浜松駅と豊橋駅とのあいだの普通列車は最長で8両で運転されるところ、3両は最短になるわけですが、浜松駅以東からの乗客はそのまま車内に滞在していればいいので短編成も問題にはならないでしょう。
キャパシティが小さいせいもあって浜松駅を発つ前から座席定員を超える客がおり、この区間では頭数が少しずつ減っていき豊橋駅に近づくにつれて増加に転じる傾向にありますが、その日のこの列車では増える一方でした。

定刻より1分早い9時44分、豊橋駅の8番線に着きました。
階段ないしエスカレータ、エレベータでプラットホームを移ります。

  • 豊橋09:50―特別快速→10:43名古屋

6番線のプラットホームに降りると、8両(4+4両)編成の特別快速の電車が停車中です。
新型車両の増備によってあと何年かすれば引退であろう311系が、速達種別の運用を担当する数少ない例かと思います。
(ただし、平日ダイヤの日は311系ではない6両の、新快速になります。)

豊橋駅を出る前のタイミングで、後方の車両は半分程度の座席が埋まる客の入りでした。
ほぼ満席になったのは安城駅においてで、刈谷駅からは立つひとも発生する状況でした。

時刻どおりの10時43分、名古屋駅に到着です。
この先、大垣駅の終着は定刻で11時18分になります。
また、東海道線だけで西進した場合の最速の到着時刻は、米原駅が12時17分、大阪駅が14時13分です。

(品川駅ではなく)東京駅を朝一番の5時20分に出る東海道線の列車を利用する行程(→参照)と比較すると、品川駅では1時間ほどの時間差があったのが、浜松駅着の時点で40分の差、豊橋駅着や名古屋駅着、米原駅着の時点において約30分差のところまで追いつかれます。
大阪駅まで来るともう同時刻着(→参照)になってしまいますので、朝の4時台に品川駅を発った意味はほとんどなくなるでしょう。



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